四ッ谷のしんみち通りの入口に行列のできる洋食店エリーゼがありました。そこの人気メニューがビーフトマトでした。

かつて四谷にあった「洋食エリーゼ」

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僕は90年代の半ばから2003年頃まで四谷に住んでいて、この洋食エリーゼにはよく通ってました。僕が知った時はすでに行列ができるほどの人気店でしたので、少し時間をずらして行っていましたが、それでも少し行列することがありました。

店頭にサンプルが合って、そこにビーフトマト定食はありました。

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サンプルケースのいちばん上の段にあった「ビーフトマト定食」。気にはなっていたのですが、なにしろ食べたことのないメニューなので、どんな味だか、まったく想像できませんでした。ところがあるとき、エリーゼの行列にならんでいたときのことです。

後ろに並んだサラリーマンの会話が聞こえてきた。若いほうが上司っぽい男性に「この前、ビーフトマトっていうのを食べましたけど、あんなにおいしいもの初めて食べましたよ」と興奮気味に話していた。それを聞いて、その日僕は初めて「ビーフトマト」にチャレンジしてみたのだった。

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ビーフトマト定食

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初めて食べる味でした。トマトもビーフも好きだけれど、この2つが合わさるとこんな味になるのかと感動しました。両者が高め合っている感じですね。そして、これはご飯がすすむなぁって思いました。

このメニューの生まれたきっかけは...

今からさかのぼること30年ほど前のこと。
先代の奥さんが家庭で、その当時としてはまだ珍しかった
トマトホール缶を使って牛肉の炒め物を作ってみました。

それを食べた先代は「旨い、これはいける!」
エリーゼのメニューに載せてみました。

たちまち大ヒット。

以来、すっかりエリーゼの人気商品として
今も売れに売れています。

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洋食エリーゼの店長さんによるブログです。2009年02月12日のもの。ビーフトマトが生まれた背景について書かれています。

2011年の秋だった

四谷駅前からしんみち通りへ。
あれ、なんだか違和感があるなと思ったら、
「洋食エリーゼ」の看板が「かつれつ 四谷たけだ」になっていた。
店がかわったのだろうか。
しかし、看板以外、メニューや行列も同じような気がした。

その後、店の前に張り出されているメニューを見ましたところ、ほとんど変わりはないのですが、オムライスなどがメニューから消えていました。

そしてビーフトマトも消えました

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驚きました。お店の方は同じようでしたが、揚げ物中心のメニューになっています。オムライスやビーフトマトなどはなくなっていました。

洋食KOBAYAさんにエリーゼのビーフトマトがあるというのです。

出典 http://sanpo.sherpablog.jp

洋食KOBAYA
東京都新宿区富久町16-14
営業時間
11:30~15:00 17:30~21:00
定休日
日曜日・祝日

今は無き幻の名店、四ッ谷エリーゼの味を味わえるのは当店だけ!

中でも、四谷のエリーゼの代名詞とも言えるビーフトマトは、知る人ぞ知る一品でございます。
当店で味わえる事が出来ますので、是非御賞味ください。

出典 http://sanpo.sherpablog.jp

洋食KOBAYAさんの前に貼られていた紙には、ビーフトマトが紹介されていました。おお、いただくしかないでしょ。

出典 http://sanpo.sherpablog.jp

おいしい。洋食エリーゼのビーフトマトに近い、いや、そのものといってもいいかも。

荒木町にある「キッチンたか」

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四谷三丁目駅から車力門通りをはいってすぐの場所にあります。

キッチン たか
東京都新宿区荒木町3-1
営業時間
[平日]11:00~20:00
[土曜]11:00~15:00
定休日
日・祝日

トマトのビーフ

出典 http://allabout.co.jp

こちらのメニュー名はビーフトマトではなく、「トマトのビーフ」だそうです。バターのビーフなどもメニューもあります。とにかく、これ、めちゃくちゃ美味しかった。洋食エリーゼより、進化したかんじです。というわけで、今は洋食KOBAYAとキッチンたかで、懐かしのビーフトマトが味わえます。

自分で作るというのもアリでしょう

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近著は『町中華とはなんだ』(リットーミュージック/共著)

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