高校生が、通学用の電車を救った

2014年1月、千葉県銚子市を走るローカル線、銚子電鉄が脱線事故を起こしました。

この事故により、銚子電鉄の運行本数は減少。通学に使う高校生たちだけでなく、地元住民の生活も大きな不便を強いられることとなりました。

そこで立ち上がったのが、千葉県立銚子商業高等学校に通う高校生達。クラウド・ファンディングを使って車両の修理代金300万円を募ったところ、415人の支援を得て、目標を大きく上回る484万円が集まりました。

11月25日、銚子商業の「銚子電鉄応援プロジェクトチーム」代表から、銚子電鉄へ支援金目録の贈呈式が行われました。

クラウド・ファンディングって何?

ある目的、志などのため不特定多数の人から資金を集める行為、またそのためのネットサービスのこと。大衆(crowd)と財政的支援(funding)を組み合わせた造語であり、ソーシャルファンディングとも呼ばれる。

出典 https://kotobank.jp

今回高校生達が使った『Ready for?』は、日本で初めてクラウド・ファンディングを始めた会社です。知名度・実績ともトップクラスで、ここから多くのプロジェクトが生まれました。

「READY FOR?」が認知率32%・寄付率20%でそれぞれ最も高く、「CAMPFIRE」・「JustGiving Japan」が続く。

出典 http://public-curations.com

「READY FOR?」は有名・メジャーかつ女性的。「CAMPFIRE」はクリエイター支援+男性的。「motion gallery」は映画製作支援+サイトビジュアル。「COUNTDOWN」はグローバル・専門的・プロ志向かつ目標金額/支援額が高め。 「JustGiving Japan」は安心感・信頼感+スポーツ選手の賛同・NGO団体への寄付+災害復興への寄付実績。

出典 http://public-curations.com

クラウド・ファンディングの成功例

寄付することで支援者にも見返りが

クラウド・ファンディングを通じて寄付を行った場合、通常はプロジェクト側から何らかのギフトが届きます。寄付した金額に応じてギフトは変わります。


今回の銚子電鉄のケースでも、工夫をこらしたギフト”引換券”が設定されていました。
・3万円の支援で支援者の名前入りオリジナルつり革広告
・30万円の支援で車両貸切り権


30万円の車両貸切り権にもしっかり支援者がついていました。すごいですね。


自分たちの街にあるものを自分たちで守る。高校生達のシンプルな目標を後押したのが、クラウド・ファンディングでした。小さな声も、適切な手段を選べば大きな反響を呼ぶ。便利な仕組みを上手に使って、より良くをめざしたいものですね。

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ウォルサム このユーザーの他の記事を見る

とある地方都市在住の暇な人です。おかたいところとばっかり縁があった反動で、すっかりゆるふわ好きになりました。リラックスして楽しめる、そんな情報をお届けしたいと思ってます。

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