鎌倉観光と言えば、なんといっても歴史ある寺社や大仏!
多くの人が一度は訪れたことのある鎌倉のそれら有名スポットが、青く輝く日をご存知ですか?
1年でこの時期だけ見ることができる、青に染まる鎌倉の名所をご紹介します。

「世界糖尿病デー」のブルーライトアップ

毎年11月14日は世界保健機関(WHO)が定めた「世界糖尿病デー」。そのイベントとして、11月(14日だけではないので要確認)には日本各地で様々な建築物のブルーライトアップが行われます。今回はその中でも鎌倉にスポットを当ててご紹介します。高層ビルやお城の天守閣と違い、そもそもライトアップのイメージ自体があまり定着していない鎌倉の寺社や大仏ですが、ブルーライトに照らされ古都の闇に浮かび上がる姿はまさに異様な光景です。

写真は、鎌倉を代表する長谷寺。
夕暮れとともにブルーライトが射し、鎌倉の山に怪しく浮かび上がります。

古刹が青く染まる日

長谷寺といえば、日本最大級の木造観音菩薩を本尊とする鎌倉でも有数の古刹。鎌倉観光のコースに必ずと言っても良いほど組み込まれる、大定番の観光名所です。「花の寺」とも呼ばれ、アジサイ等の見頃シーズンには多くの観光客で賑わいます。
そんな長谷寺にめぼしい花がなく、紅葉にはまだ少し早いこの時期にオススメなのが、「世界糖尿病デー」のブルーライトアップです。アジサイや紅葉シーズンのような混雑はないので、ゆっくりと観賞することができます。

大仏様も青一色に!

長谷寺から徒歩数分の高徳院。高さ約11.3メートル、日本で2番目の高さを誇る大仏様は鎌倉のシンボルとも言えます。そんな大仏様もこの日は青一色。闇夜をバックに青く光る巨大な大仏様に見下ろされると、その迫力に思わず萎縮してしまいます。

13世紀の建立と伝えられ、15世紀末の津波で大仏殿を流失し野ざらしとなった鎌倉大仏。当時大仏の建造に携わった人々は、未来の大仏様が青空の下で日光に照らされることや、まして青い光に照らされることなど夢にも思わなかったことでしょう。

青空の下の大仏様も良いですが、青く染まった大仏様も大変貴重な姿であり、是非一度は見てみたいものです。

この日だけの、「青への参道」

鎌倉幕府を開いた源氏の氏神、鶴岡八幡宮。その本宮が青く輝く姿には、頼朝もビックリです。青へと続く参道を歩く不思議体験は、現代に生きる私たちの特権です。

静御前伝説の舞殿に見る光の舞

本宮から階段の下を見下ろすとそこには青い光を放つ舞殿の姿が。

舞殿には、源の義経が愛した静御前にまつわる伝承があります。干ばつが続いてた年、時の法皇は白拍子100人に「雨乞いの舞」を舞うよう命じました。99人目まで雨が降りませんでしたが、100人目の静御前が舞うと3日間雨が降り続いたと言われています。
あくまでも伝説ですが、現在でも毎年4月の鎌倉まつりの初日には、この場所で「静の舞」が披露されています。

舞殿から放たれる青の光は、この場所で舞った者たちの魂が溢れ出したかのようです。

おわりに

いかがでしたか?
日本各地で行われる「世界糖尿病デー」のブルーライトアップ。その中でも、世界遺産登録を目指す「古都」ならではの歴史が青く浮かび上がる鎌倉のライトアップは特に必見と言えます。通常は日没後の入場はできない夜の寺社を拝観できるという意味でも大変貴重な機会です。

あなたも是非、普段とは違う「青い鎌倉」を体感してみませんか?
ブルーライトアップの日時や場所は毎年変わり、2014年の鎌倉寺社は11月15日に予定されています。情報は随時更新され今後変更される可能性もあるので、必ず直前の情報をご確認ください。

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旅行が好きです。
国内外問わず、有名な観光地から初めて名前を聞くような小さな村まで、お金と時間の都合さえつけばカメラを持ってどこにでも行ってしまいます。
特にアジア各国を1人で歩くのが好きで、バックパックを酷使し今使っている物で4つ目、カメラはインドで修理しましたが、体はまだ壊れません。

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