小さなビンの中の芸術!「レイヤードサンドアート」とは

「サンドアート」と聞くと、いかにも大きくて砂浜にあるようなものを想像しがちですが、こちらは大きさこそ無いもののその手の込みようで言えばかなりのクオリティを有しているといえるのではないでしょうか。


この信じられないほど精巧につくられたいくつものレイヤードによる瓶の中のサンドアートは、これまた驚くべきことに一切ののりや接着剤などを用いらず、ただ色のついた砂を注ぎ入れるだけで作られたそうなのです。

生まれながら耳が聞こえず5歳で脳炎を患った少年

出典 http://lasociedadsupersecreta.wordpress.com

アンドリュー・クレメンスさん(1856-1894)

これらを作ったのは生まれながら完全に耳が聞こえず、5歳の若さで脳炎に苦しんだアメリカ・アイオワ州出身のアーティスト、アンドリュー・クレメンスさん(1856-
1894)。

彼がこれらを作り始めたのは13歳の夏休み。州立公園の綺麗な砂を集めることが好きだった彼は、それぞれの砂を色ごとに仕分け、アートの材料として使用することに決めたのです。

100年以上も前の作品とは思えないクオリティと保存状態のよさ

釣針と木の棒を使って瓶に入れていき、最後はワックスとストッパーでふたをするのだそう。ぎゅうぎゅうに詰まっているため、振っても絵が壊れてしまうことはないのだそうです。
これらが作られたのが100年以上も前だとは思えないほど、高いクオリティと保存状態のよさにも脱帽です。

現代のものと比べても彼の技術の高さには納得

出典 http://vk.com

瓶の中にカラフルな砂を重ねていく「レイヤード・サンドアート」には現代においても様々な作品・アーティストが存在しているようですが、あくまで自然のものを使う、想像や思い出を重ねる、という点においても、彼ほど高い技術と創造性をもったものは他に見当たりません。

このことからも、彼のもっていた偉大な才能を伺い知ることができるのではないでしょうか。

いかがでしたか?
レイヤード・サンドアートは、道具さえあればだれでも気軽に始められるアートです。

芸術の秋、少し変わった方法でクリエイティビティを発揮してみるのもいいアイデアかも知れませんよ。

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