タイでは、おもしろおかしくて爆笑してしまうようなCMや、感動して思わず涙してしまうようなCMがたくさん制作されているんです。

そのため、YouTubeなどで話題になることも多く、今回ご紹介する動画もその中の一つで、携帯キャリアTruemove H社制作のCMなんですが、なんと原作(今回ご紹介するのは日本語字幕版)は、YouTubeで1,000万回以上再生されているほど注目を集めていて、世界中の人の涙を誘っているんです。

出典 https://www.youtube.com

少年が薬屋から、薬と栄養ドリンクを万引きし、店主に激しく咎められています。

出典 https://www.youtube.com

実は母親が病に倒れていて、母親の為に薬と栄養ドリンクが必要なんだという少年。
それでも怒りをおさめない薬屋の店主。

出典 https://www.youtube.com

それを見ていた食堂の店主が止めに入ります。
そして、薬の代金を代わりに支払い、更に娘にスープを寄こすよう言い、それを分け与えてくれたのです。

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時は流れて30年後。
その食堂の店主が病に倒れます。

出典 https://www.youtube.com

あまりの高額な治療費の支払いの為に、思い出の詰まった食堂を手放すことを決意する娘。

出典 https://www.youtube.com

そんな彼女の元にある手紙が届き・・・

続きはこちらでご覧下さい。くれぐれもハンカチの準備を忘れずに・・・

出典 YouTube

いかがでしたか?
なんとこのCM、アメリカの著名な産婦人科医師、ハワード・ケリー医師の実話を基にして制作されているんです。

『コップ一杯のミルクがもたらした幸せ』
昔、貧乏な少年が、一軒一軒ドアを叩いて物を売りながら、学校の費用を払っていました。

ある日、その少年は、自分の手元に1コインしか残っていないことに気付き、そして空腹感に苦しんでいました。

少年は、1軒の家を訪れ、食べ物をもらえませんかとお願いしようとしましたが、若い女性がドアを開けたので恥ずかしく思い、食事のかわりに、グラス1杯の水をくれませんかとお願いしました。

その女性は、少年がとてもお腹をすかしていることに気付き、すごく大きなグラスに、なみなみと牛乳を入れて持ってきました。

少年はゆっくりとそれを飲んで、そして、「いくらお支払いしたらいいですか?」と聞きました。

ところが、彼女は、「何も支払わなくていいのよ」と答えたのです。

「母から、いつも親切な行為に対して、お金を受け取らないようにと教えられたの。」

この少年は「本当にどうもありがとうございます」と述べて、彼女の家を離れると、体だけではなく、心の中も強さと温かさで満たされているのを感じました。

少年は、実は生活の苦しさのあまり、全てを諦めて学校を辞めようとしていたからです。

それから長い月日が流れました。

お腹を減らしていた少年に、グラスいっぱいのミルクをあげたこの女性は、重い病気にかかってしまったのです。

地元の医者もお手上げで、都会の大きな大学病院に彼女を送りました。

そこで、彼女の非常にまれな病状を研究するために、全米からスペシャリストが呼ばれました。

ドクター・ハワード・ケリーは、このスペシャリストの一人でした。

彼が、彼女がどこの町から来たかを知ると、病院の彼女の部屋を訪れました。

医師として彼女を診断しにいったのです。

そして、ドクター・ケリーは研究室に戻ると、その日から、彼女の人生を救うために全力をつくしました。

そのお陰で、長い闘病生活が続きましたが、見事病気を克服し彼女は元気を取り戻したのです。

彼女が退院する時、ドクター・ケリーは、最終的な医療請求書にサインをした後、その紙の隅に何かを書き記しました。

女性が退院した数日後、その請求書は彼女の家に郵送で届けられました。

彼女は、恐ろしそうにその封筒を開けました。

というのも、彼女は請求額を支払うのが一生かかるような高額である事を知っていたからです。

しかし、驚いたことに、その請求書の隅にこのように書かれていたのです。

"PAID IN FULL WITH ONE GLASS OF MILK"

(Signed)Dr. Howard Kelly

一杯のミルクでお支払いが完了しています。

(サイン)ドクター・ハワード・ケリー

ドクター・ハワード・ケリーは、あの時のお腹を空かせた少年だったのです。

そして、ドクター・ハワード・ケリーは、1895年ジョンズ・ホプキンズ大学にて婦人科の癌科をつくった有名で優れた医師です。

彼は、決して彼女の優しさを忘れることがありませんでした。

出典 http://www.organiccosmo.co.jp

こちらがその基になった実話です。
この話をSNSで知った「Truemove H社」が、このCMの制作をしたんだとか。

人に優しくする気持ちを忘れない、素敵なCMでしたね。

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