ベビーカー優先エレベーターについて賛否両論

先日、「YOMIURI ONLINE」内の女性向け情報サイトの投稿コーナー「発言小町」に投稿されたあるトピックに対し、賛否両論が巻き起こりました。

投稿主は、上京し、平日の昼間にデパートの上階で昼食をとるため、エレベーターに乗りました。混雑していてすぐに一杯となる中、ギリギリで乗れたそうです。その後も、途中階で乗り込む人もいて、エレベーター内は満員で身動きも出来ない状態だったといいます。

また、1,2階上がって止まり、扉が開きました。そこには、大きなベビーカー連れの30歳くらいの女性(母親)が待っていました。

ほんとうにこれは無理だなと思っていたら、その女性が大きな声で「つめてください。」と言いましたが、皆さん、つめるどころか身動きできません。

そうしたら、まずは女性が中にぐっぐっと無理に入り込んできました。ベビーカーは外です。体の半分しか入りませんでした。

これはあきらめて、次のエレベーターを待つか、隣の2台に乗るのかなと思っていたら女性がとても大きな怒った声で「これはベビーカー優先エレベーターです。誰か降りて。」と全員をにらみつけています。

乗っている皆さんは無言。私も人を降ろしてまでも乗る事が優先ということなのかと考えているうちに誰かが閉じるボタンを押して上階に上っていきました。

出典 http://komachi.yomiuri.co.jp

多人数が一斉に乗り込む時は高齢者、体が不自由な方、ベビーカーが優先的に乗れるように譲りますが、健康で若い母親が途中階で乗る為に何人も降りなければならないのが優先ということなのでしょうか。

「申し訳ありませんが」の一言もなく、人を降ろして当然という態度でした。

出典 http://komachi.yomiuri.co.jp

この場合は降りなくてもいい

「優先=特権ではないです。『降りて』と先に乗っている人達を睨み付けるって...どこまで勘違いしてるんだか。他のちゃんとしてるママにとっても、こういう人って迷惑」

「ベビーカーを押していれば何でも優先されると勘違いしている親には、たとえ優先と表示されていても譲りたくない」


「一人でエレベーターに乗るときにベビーカーがいたら譲ろうと思う。逆の立場の時は、その善意を期待するだけ。乗ってる人を降ろすなんてもってのほか」

「人混みに小さな子供を連れて出るのも疑問だし、人混みに行くなら
抱っこ紐を使うとか工夫すればいいと思う。赤ちゃん連れだと何から何まで許され優先されて当然なんですか?

ベビーカーでも移動は本当に大変だし、抱っこ紐でずっと移動は非現実的だと思うけど。その女性の言い方も悪いのは否定できないんじゃないかな。優しくしてほしいなら、自分も最低限人に優しく接しないと上手くいかないのは当然」

(※前述トピックへのレスより抜粋・引用しております)

優先エレベーターの時は降りるべき

「この女性の言い方は悪いけど…言っていることは正しいです。次のエレベーターを待って、次もいっぱいだったらいつまでも乗れません。この母親も、何度も乗れなくて声を荒げてしまったのでは?」

「優先なんだから、使ってもいいけど、対象者がきたら速やかに譲る。優先てそういう意味でしょ?」

「優先エレベーターでは健常者は遠慮するべき。ベビーカーにはエレベーター以外店内の移動手段がないんだから。ベビママに声を荒げさせた投稿主の方が、むしろ逆ギレ」

「その女性が声を荒げる前に、乗ってる人が降りて乗せてあげればいいじゃないですか。そうすれば、母親もそんな態度とらずに済んだのに」

「私の場合、ベビーカー優先のエレベーターに乗る時には、
ベビーカーの人が待っていたら降りるつもりで乗ります」

(※前述トピックへのレスより抜粋・引用しております)

お互いにもっと余裕があれば…

「相手が傲慢な態度を取ったからって、困っている人に手を貸さない自分って嫌です。相手を選んで手を貸すなんて、思いやりの心じゃない」

「高圧的な態度は私も嫌ですが、その母親
もどなたかが譲ってくれれば『ありがとうございます』と乗れたのかなと感じました」

その親子が自分の家族や友達だったら…と思うと少し感情が変わるのではないでしょうか?」

ベビーカー連れの親の言動が気に入らないからではなく、ベビーカーに乗っている赤ちゃんの為に譲ると考えられると、また違った見え方があるのかも」

(※前述トピックへのレスより抜粋・引用しております)

ベビーカー問題の根底は現代人の余裕のなさ?

今年の初めにも「初詣にベビーカーで行くこと」がありかなしかで、ネット上では大きな論争が巻き起こりました。筆者が思うのは、ありかなしかで話をするような状況こそ、余裕がないのではないかという事です。

昔と違って、社会全体のバリアフリーも進み(まだまだですが)、高齢者や、車椅子、ベビーカーなど、外出できる環境が整いつつあります。しかし、それを取り巻く私たちが忙しすぎ、その変化に順応しきれていないと感じるのです。

もちろん、ベビーカーを使う側にもマナーや配慮が求められます。けれど、子育て中はいっぱいいっぱいになりがちで、その配慮もできなくなる場面もあるでしょう。

逆に、余裕があれば譲り合いできただろうに、ストレス過多の世の中で心も体も忙しく、ベビーカーのことまで思いやれる余裕がない人もいるでしょう。

ただ一つ、知っていて欲しいと思うのは、子育て中の母親にとって、ほんの小さな親切も、泣き出しそうに嬉しく心に残ることがあるということです。ドアを押さえていてくれた、席を譲ってくれた、エレベーターを譲ってもらえた、ただそれだけの事が、母親の心に優しさが染み込む事があるということ。

お互いにほんのすこしの余裕を持って、何より主役である子供たちが安心して健やかに成長できる環境になってゆけるといいですね。

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