9歳のシエラ・ブリルちゃんは、クリスマス休暇中に悪寒がありました。

更に彼女は頭痛を訴えました。 彼女の父ハロルドさんは、「私たちはタイレノール(鎮痛剤)を与えました。それで彼女の症状は治まりました。」とその時の事を語りました。

しかし、その後、彼女の症状は悪化しました。

クリスマスの朝、シエラちゃんは、腫れぼったい目で起きてきました。その後、彼女の視野に影響が出てしまい、両親は彼女を病院に連れて行きました。

いろいろ検査が行われました。そしてクリスマスから4日後に出た検査結果は、耳を疑うような最悪なものでした。

シエラちゃんは急速に成長した手術不可能な悪性の脳腫瘍に侵されていたのです。

医師は、両親にこう告げました。「残念ながら、彼女はもうそう長くは生きられません。残された時間は年単位ではなく、数週間から数か月という段階です。」

シエラちゃんの状態は、もう手の施しようがないと告げられたのです。

「私たちは頭の中が真っ白になり、それがどういうことか理解することができず、まるで地獄に突き落とされたような気がしました。」とハロルドさん。

絶望の深淵(しんえん)でさんざん涙した後、両親は今後大切な娘のためにどうすれば良いのか考えました。

そしてたどり着いた結論が「毎日、シエラの笑顔を誘いだしたい」ということでした。

「私たちは、残された娘の人生をできる限り毎日楽しく笑顔で過ごさせてやりたいと考えました。そして娘に、まだ見たことのない多くの世界を見せてやりたいと思ったのです。」とハラルドさん。

ハラルドさんは、娘を旅に連れて行こうと考えました。しかし、そのための資金集めをしなければなりませんでした。そこで彼は”gofundme”のアカントを立ち上げました。

シエラちゃんが旅に出るためには、できるだけ元気でいられる時間が必要でした。

そのために彼女は腫瘍を少しでも小さくするために、放射線治療を受けました。

それは週5日の治療で、6週間続けられました。これは治すための治療ではなく、旅に出るための時間稼ぎの治療でした。

シエラちゃんの脳腫瘍は、”びまん性内在性橋部グリオーマ(Diffuse Intrinsic Pontine Glioma、 通称DIPG)”という最も攻撃的なものでした。

これは悪性の予後不良の小児腫瘍で、米国では、およそ200〜400人の子供が毎年DIPGと診断されているそうです。 これらの子供たちの年齢は、だいたい4〜11歳の間で、DIPGは子供の脳腫瘍全体の約10〜15%を占めているそうです。また、大人にも発生することがあるそうです。

放射線治療終了後、彼女の両親は彼女をハワイ、ニューヨーク、アリゾナ州に連れて行きたいと考えています。そして もし彼女の具合が良ければ、彼らは海外にも連れて行くことを望んでいます。

父親が立ち上げたgofundmeでは、21日後の現時点で1,520人の人々から$83,655(約9,507,774円)の寄付が集まっています。目標額は10万ドル(約11,359,900円)です。

集めた寄付金は、シエラちゃんとその家族の旅費、(その間両親が働けないため)生活費、およびシエラちゃんの医療費などにあてるということです。

両親は余命わずかと宣告された9歳の娘にできるだけたくさんの世界を見せたいと寄付を集めています。心が痛みます。

「シエラは自分がガンでとても深刻な状態であることを知っています。彼女の10歳の兄も知っています。」とハロルドさん。

しかし両親はそれ以上のことは子供たちに説明していません。子供たちにそれ以上のことを説明しても仕方ないと考えているからです。

「私たちが最も今大切にしたいことは、彼女の顔に笑みを浮かべることです」と、彼女母親のステーシーさんは言いました。

「家族として、ずっと一緒に過ごしたいのです。 私たちが毎日目を覚ますと、彼女と一緒に過ごせる時間が少しずつ短くなっていきます。

今はただ、彼女に残された時間が最高のものとして過ごせることを祈っています。」とステーシーさんは語りました。

シエラちゃんのためのgofundmeページには、彼女のおばあさんからのコメントが入っていました。

シエラは私の孫娘です。 彼女はとても優しくてかわいい女の子です。 こんな若くて美しい子供に対して、このような辛い運命を与えることは公平ではないと言いたいところですが、それを言っても始まりません。ここで寄付して下さる皆さまには私はとても感謝してもしきれない気持ちです。人々の優しさ、親切さに感謝します。

出典 https://www.gofundme.com

シエラちゃんの祖母のコメント

他の人たちからのコメントも入っています。

私たちはコスタリカでホテルを経営しています。あなたたち家族に無料の宿泊を希望していますので、どうか連絡下さい!

私はシエラちゃんの診断を聞いて非常に残念です。 私の娘、アディソンは、DIPGを持っていました。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。できる限りお答えします。

美しいシエラちゃんと彼女の驚異的な強い家族のための愛とサポートできてとても嬉しいです! ここへのコメントと寄付は彼らの大いに役立つでしょう! 彼らがアメリカをすべて旅できるように、肯定的なコメントや祈りを捧げてください。

どうか闘い続けてください。 私の妹は、11歳の時に余命15日と宣告され、脳腫瘍は手術不能でしたが彼女はまだ生きていて現在42歳です。 彼女はボストンのジミーファンドに行きました。 私は皆さんのために祈っています!

と多くの人たちが、まだ諦めないで!と自分の子供や親戚の子供たちが同じ病気を患って克服したからと、治療の道へのインフォメーションなどを書いていらっしゃいました。こうして公に発信されることで、いろんな情報が届きます。みんなシエラちゃんとその家族のことを考えてのコメントでした。

シエラちゃんの笑顔が失われないことを願うばかりです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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