皆さん、旅行はお好きですか?

新しい年が始まったばかりですが、旅行好きな方は、今年の夏休みの予定を立て始めた方も多いのでは?特に海外旅行を計画されている方は、ホテルや飛行機のチケットの値段も気になる頃ですよね。

楽しい海外旅行、飛行機での移動中も思いきり楽しみたい!でも、乗り物酔いは避けたい!

ということで、日本とハワイを行き来する筆者も気をつけている、飛行機での乗り物酔いを防ぐ方法をまとめてみました。

特に、乗り物酔いしやすいお子さんがいらっしゃる方には、知っておいていただきたい情報です。

★どうして乗り物酔いが起こるの?

まずは乗り物酔いがどうして起こるのかを確認しておきましょう。

乗り物酔いが起こるメカニズム

乗り物に乗っていると、乗り物の動きに伴って、上下左右の振動が繰り返し発生します。しかし、乗り物に乗っている私たち自身は、乗り物という外部と隔てられた空間の中でじっとしているので、内耳で感じるバランス感覚と、目から入ってくる視覚情報にズレが生じ、脳が混乱してしまいます。乗り物酔いは、このように脳が混乱した結果、乗り物酔いの症状があらわれます。

また、脳が混乱することによって「自律神経」の働きが乱れることも、乗り物酔いに関係しているといわれています。自律神経とは、自分の意志とは関係なく、刺激や情報に応じて、呼吸や脈拍、血圧、体温、代謝など、体の機能を自動的にコントロールしている神経のことを言います。

出典 http://www.skincare-univ.com

乗り物の振動以外の要因

乗り物酔いには、乗り物による振動だけでなく、ガソリンや車内のにおいに対する不快感や、「また乗り物に酔ってしまったらどうしよう」という不安など、精神的な要因も影響するといわれています。

出典 http://www.skincare-univ.com

「視覚情報と内耳で感じるバランス感覚のズレによる、脳の混乱」、そこに自律神経の乱れや、精神的な要因などが加わり、乗り物酔いという症状として現れるのですね。

それでは、このような酔いの原因となるものを取り除くには、あるいは、症状が出たらどう対処したらいいか、方法をいくつかご紹介したいと思います。

★飛行機に乗る前に・・・

1 揺れが少ない席を予約する

揺れが少ない席は、飛行機前方と翼の上の席なのだそう。前方はファーストクラスやビジネスクラスの席ですので、なんとなく納得ですが、エコノミークラスでは翼の上の席がたくさんありますよね。

その中でも、酔いやすい方は外が見られる窓際の席へ。酔い防止には、地平線や遠くの雲など動かないものを見るのも効果的です。

航空会社のウェブページから直接予約をする場合など、自分で席を選ぶことができる方はぜひ参考にしてみてください。

2 体をよく休めておく

寝不足や、ぎりぎりまで仕事をして疲れた状態で乗り物に乗ると、揺れがひどく感じられたり、騒音がいつも以上に気になったり。そういったストレスが乗り物酔いにつながります。これは筆者が経験済み・・・。

「飛行機の中で寝られるから」と思っていると、周りの人の話し声、泣き声などで休むチャンスを逃すことがあります。搭乗前は十分睡眠や休息を取るようにし、体をリラックスモードにしておくことが大切です。

3 脂っこい食事、空腹を避ける

搭乗直前はもちろん、それ以前の食事にも注意が必要。脂っこく重い食事は、後になって胸焼けを起こしたりガスがお腹に溜まって苦しくなることがあります。

逆に、空腹は乗り物酔いを加速させますので、食べ慣れた物を軽く食べておくのがいいですね。特に酔いが気になる方は、クラッカーと冷たい水や炭酸水がベスト。胃の不快感を抑えてくれます。これはつわり中の妊婦の方にもおすすめです。

★機内で・・・

4 頭を固定する

平らなヘッドレストだと、後頭部の丸みと合わずに顔が横方向に動きがち。予期せぬ動きに頭や視線が動くことも酔いにつながります。枕やネックピローなど、お好きな物で首から上を固定するようにすると酔い防止になります。

5 手で持つゲーム機やタブレット端末を使わない

長いフライトには、ご自分やお子さんの好きなゲーム機などを使いたくなりますよね。

手で持つゲーム機やタブレット端末は、画面が目に近い所にきます。読書もそうですが、揺れのある状態で目に近いものを見続けると、視覚と平衡感覚にズレが生じた状態を作り出してしまうそう。

するとそれは脳に混乱したシグナルを送り続けることになり、それが酔いとなってしまいますね。

でもやはり好きなことをして過ごしたい!読書、ゲームやタブレット端末の使用は、揺れの少ない時、短時間に区切って行うようにして、脳をリラックスさせる時間を作るようにしてみてください。

6 クーラーの風を顔にあてる

席の上には、ライトと共に各席用の送風口がありますね。自分の席に向けての風量も角度も変えられるようになっています。

気分が悪くなった時は、その冷たい風を額から顔にあててみてください。これは車に乗っていて酔った時にも効果的で、窓を開けて冷たい風を顔にあてるだけで、フッと楽になりますよ。

7 立ち上がる・歩く

少し気分が悪くなってきたら、席を倒して横になるよりも、立ち上がった方が効果的。体のバランス感覚を取り戻せるそう。

シートベルト着用サインが消えているのを確認して、通路を歩いてみるのも良いかもしれません。この方法は、少し気分が悪くなってきた筆者の娘(当時6歳)が実践し、成功したものです。

飛行機のドアの前には、ちょっとした空間があります。そこまで歩いて少しストレッチ。小さな丸い窓から外を眺めたりして、またゆっくり席に戻ります。

それがいい気分転換にもなったよう。ただ、急な揺れもあるので、十分注意して行ってください。

8 生姜を摂取する

生姜は消化不良の改善や、嘔吐中枢に作用して吐き気を抑えてくれるすぐれもの。そのため、ジンジャーエールや生姜湯など、積極的に生姜を摂取しておくという方法も。

筆者の住むハワイでは、「酔い止めには生姜」が通説となっていて、船に乗る際に生姜のカプセルが配られることがあります。

日本では、お寿司のガリやしょうが焼きなど、生姜が気軽に摂取できますので、旅行前に体を整えるという意味でも、食べておきたい食材ですね。

ただし、アスピリンなど、血を薄める薬などの作用に影響することがありますので、服薬中の方はドクターに相談しておくと安心です。

9 薬を利用する

出典 https://www.amazon.co.jp

乗り物酔い止めの一例です。

乗り物酔い自体が怖い、お子さんが酔いやすいというような場合は、やはり酔い止めの薬を持っておくと安心ですね。「持っているという安心感だけでも酔い止めになる」とも言われます。

薬によっては眠くなる作用がありますので、フライト中のエンターテイメントより睡眠重視の方にはいいですね。また、夜間のフライトの時は、お子さんに飲ませてあげて、飛行中にしっかり睡眠をとらせてあげるのにも有効です。

いかがでしたか?飛行機に乗る際は、心も体もリラックスした状態でいること、そして視覚情報を自分でコントロールすることも大事なんですね。

旅は、家を一歩出た時から既に始まっています。乗り物に弱い方は特に、事前に対処法を知っておいて安心することも大切。そうして最初から最後まで、思いきり旅を楽しんでください!

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ハワイ・ワイキキとダウンタウンにて、「歴史街道ツアー」を主催する現役ガイド。「分かり易さと楽しさ」をモットーに行われるツアーは、数々の雑誌やテレビ番組などで取り上げられ、お子様からご年配の方まで、幅広く支持されています。現役ガイドならではの視点で、ハワイの素晴らしさ、楽しみ方をお伝えしています♪
『お母さんが教える子供の英語』(はまの出版)著者。

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