今から18年前、フロリダの病院から生まれて間もない赤ちゃんが何者かによって誘拐されました。

誘拐された赤ちゃんは生後8時間しか経っていませんでした。

当時、FBIも加わった大捜索が行われましたが、赤ちゃんは発見されることはなく、犯人に繋がる手がかりも何も見つかりませんでした。

誘拐事件発生時、新生児室の監視カメラは壊れていました。

誘拐事件を報道した当時の新聞

その赤ちゃんが、18年ぶりに無事、発見されました。

誘拐された時は、生後8時間だった赤ちゃんは、18歳の女性に成長していました。

発見された女性は、誘拐犯によって、その女の娘として育てられていました。

誘拐され、その後、犯人の女が母として女の子を育て、発見された時には母と娘としてサウスカロライナ州に住んでいました。

DNA鑑定の結果、18年前にフロリダ州の病院から誘拐された赤ちゃんであることが判明しました。

警察は、サウスカロライナ州ウォルターボロで、女(51歳)を誘拐と拘束の罪で逮捕しました。

18歳の女性は、ずっと母親だと信じて疑わなかった女性が逮捕され連行されたことで「お母さん、愛しているわ!」と別れの言葉を叫びました。

実際のニュース

女は、誘拐した赤ちゃんを、自分の娘として何不自由なく育てていました。そのため母として疑ったことが無かった18歳の女性は、精神的に大変混乱しています。

彼女はフェイスブックに「私の母は、私が望むものはすべて与えてくれました。」と投稿しています。

更に「理解できないかもしれませんが、私の母は重罪人ではありません。」としています。

誘拐犯の女は、赤ちゃんが生まれた病院の看護師でした。

彼女には、実の子供が2人いました。

彼女は、犯行1週間前に流産していました。

出産わずか8時間後に、大事な娘を誘拐された母親は当時、テレビで「私の大事な赤ちゃんをどうか返してください。あの子は私の初めての子なのです。」と悲痛な声で呼びかけていました。

18年前に誘拐された娘が、無事発見されたというニュースを聞いて母親も、そしてその家族も、とても喜び、興奮しました。

誘拐された娘が無事発見されたというニュースを聞いて彼女の実の父親は、「早く会いたい!」とインタビューに答えているところを、近所の人によってツイートされていました。

父親は娘に早く会いたいと言っています。

18歳の娘は、実の母親、父親そして祖母と話しました。実の祖母は「孫娘は彼女の父親に似ている」と語っています。

ですが、まだ家族との実際の面会はしていません。娘さんによると「もうすぐ会いに行くから。」ということだそうです。

誘拐犯と彼女を本当の母子だと信じていた近所の人たちは、皆、大変なショックを受けています。

そして、彼女自身も、まだたくさん、とてもたくさん、心の中を整理しなければなりません。

この女性の発見は、”the National Center for Missing and Exploited Children”(行方不明の子供たちの情報を求める団体)がきっかけとなりました。

18歳の女性を対象にして、偽の誕生記録を持った女性を調査したことで、今回の女性にたどり着き、最終的にDNA検査をしたことで、この女性が18年前に誘拐された赤ちゃんだということが判明しました。

誘拐犯の女は、彼女をけして虐待していたわけではありませんが、18年間、1人の女性に対して嘘をつき続け、彼女と彼女の本当の家族の人生を狂わせたことには変わりありません。

女は終身刑に問われることになると考えられています。

この事件は、衝撃的なニュースとして、世界で報道されました。

Twitterでも話題となっています。

酷い話だわ

信じられない話だわ。おそらく彼女はとても混乱していると思います。彼女に平和が訪れますように。

神様があなたに平安と強さと慰めを与えてくださいますように。

彼女の祖母は、この日が来ることをずっと祈っていたそうです。

オーマイゴッド、彼らはとうとう彼女を発見したのね。涙が出るわ。凄い!

この誘拐事件については、何度も何度も、米国のテレビで報道されていました。アメリカで高視聴率を維持している「アメリカ・モースト・ウォンテッド」でも取り扱われた事件です。なので、18年ぶりに、しかも元気な彼女を無事発見したというニュースで全米の人々が歓喜しました。

しかし、生まれたその日に誘拐された被害者の女性は、実の母親だと疑わなかった女性が自分を誘拐した犯人であり、兄弟(姉妹)として育った家族が全くの他人であり、会ったこともない本当の家族が別にいるということを頭で、そして心で処理しなければなりません。

憎いはずの犯人を、母としてずっと愛してきたのです。

それは想像を絶する壮絶な精神的トラブルとなって今、彼女に襲いかかっていることでしょう。

一方で本当の家族は、実の娘が無事生きていたということが判り、一刻も早く会いたくて仕方ないことでしょう。

しかし、彼女にとっては、今は全く知らない本当の家族と会う喜びよりも、自分を育ててくれた母だと思っていた女性が逮捕されていることで頭がいっぱいのようです。拘留されている母と思っていた女性と彼女がフェンス越しに面会して涙している場面がニュースで放送されています。彼女は母と信じていた女性のために祈りを捧げているということでした。

無関係の家族から大切な娘を奪い、心をズタズタにしてしまった誘拐犯の女性は、誘拐した赤ちゃんをたとえ大切に育てあげたとしても、やはり取り返しのつかない重罪を犯してしまったことには間違いないでしょう。

終身刑…。誘拐犯は、判決が下った時、その罪の重さを実感するのでしょうか?

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