ヤニーナさんがリラを抱き上げた時、彼女の体は空気より軽く感じられました。それはまさにリラがこれまで過ごして来たとても過酷な日々を物語っていました。

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今年3月撮影

コスタリカでオサ・ペニンシュラ・レスキュー(慈善事業の動物救済団体)の創設者のヤニーナさんは、リラを救出して車に乗せ、動物病院に急行しました。車の床に倒れ込んでいるリラを見て、ヤニーナさんは”涙が止まらなかった”と言います。

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今年3月撮影

ヤニーナさんは後に、カナダにいる動物救助仲間のアネッタさんに「リラを保護した時、彼女の状態は、これまで自分が助け出した動物たちの中でも、最悪の状態だった」と語っています。

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今年3月撮影

リラは、何日もの間、水も食料も与えられず庭に繋がれたまま放置されていたところをヤニーナさんに救出されました。

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今年7月撮影

リラは、もう立つこともできないほど弱っている状態で、ほぼ死にかけていました。更に皮膚は疥癬に侵され、とても酷い状態でした。

(ここに掲載している写真は、すべてリラの回復後です)

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今年7月撮影

ヤニーナさんがリラを救出した時は、もうほぼ骨と皮の状態になっていたそうです。発見があと数日、遅ければリラは恐らくもう助からなかったことでしょう。

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今年7月撮影

そんな過酷な日々を何日も送っていたにもかかわらず、リラの心臓は強く鼓動し続けていました。

彼女は救出された後、ヤニーナさんを始めとするボランティア・スタッフの方たちの手厚い介護のおかげで、日々、元気を取り戻していきました。

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今年8月撮影

リラは救出されてから、1年以上かかってやっと元気な体を取り戻すことができました。

現在のリラの姿を見る限りでは、彼女にそんな闇に包まれた過酷な日々があったとは誰もきっと想像できないことでしょう。それほど彼女は奇跡的に、そして完全に回復を遂えることができたのです。

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今年8月撮影

しかし、その後、別の悲劇がリラを襲いました。

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今年8月撮影 他の保護犬たちとも仲良くなりました。

リラは雑種でした。

コスタリカは雑種犬に優しい国ではありませんでした。

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今年8月撮影

コスタリカの人々は純血種の大型犬を好みます。

例えばシェパードやドーベルマンのような犬であれば、すぐに引き取り手が現れるのですが、リラのような中型犬で雑種の場合、なかなか貰い手は見つからないのが現実です。

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今年8月撮影

コスタリカのヤニーナさんと同じように、カナダで動物救済活動をしているアネッタさんは、そんなコスタリカの犬事情を知り、なんとかリラに海外の里親を見つけてあげたいと、ソーシャルメディアでリラの話を投稿し続け、人々にシェアを促してきました。

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今年9月撮影

犬がやっと健康になったのに、誰からも望まれないなんて、なんて哀しいの?

そして、その努力の成果が出はじめました。

なんと今週、カナダの家族たちが数人、リラの里親になりたいと名乗り出てきたそうです。

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今年9月撮影

「現在、希望者たちに対して、インタビューしている最中です。」とアネッタさんは語りました。

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今年9月撮影

「私たちはリラにとって一番いい家庭を選びたいので、とても慎重にインタビューをしています。リラには、今度こそ安心して過ごせる永久の家が必要だと考えていますので。」とアネッタさんは語っています。

心優しい里親さんがきっと選ばれることでしょう。

そうなれば、コスタリカで保護されたリラちゃんは、いずれカナダに飛ぶことになりますね。こうして世界的に繋がり、海を越えて協力しあえる動物救済活動に携わっていらっしゃる方たちは、本当に偉大です!

しかしながら、現在、リラちゃんを救出し、健康を取り戻させてくれたオサ・ペニンシュラ・レスキューのフェイスブックページには、こんな投稿がされています。

WE HAVE NO FUNDS AT THE MOMENT> IF YOU WANT TO HELP OUR ANIMALS ON THE OSA PENINSULA OF COSTA RICA, PLEASE DONATE TO OUR CURRENT FUNDRAISER. ANYTHING HELPS. MANY ANIMALS NEED OUR HELP CONSTANTLY. NO ONE CARES ENOUGH TO TAKE THESE CASES ON, AND WE CANNOT DO IT ALONE WITHOUT YOUR HELP!

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私たちの運営資金が現在底をついています。どうか私たちの保護している動物たちのために寄付を集めることに協力してください。寄付を求めています。それはどのような形でもいくらでも構いませんので、どうか助けてください。多くの動物たちは日々、助けを必要としています。それなのに、誰も彼らを助けようとはしてはくれません。そして、我々の活動も人々の援助が無ければ成り立たないのも事実です。あなたの助けを必要としています!

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オサ・ペニンシュラ・レスキュー団体の皆さんは、日々、救助が必要な動物たちに対して助けの手を差し伸べています。

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彼らは犬だけでなく猫たちももちろん保護しています。

出典元

尚、この記事の掲載及び、写真の使用についてはオサ・ペニンシュラ・レスキューの許可を得て行っています。

フェイスブックを見る限り、この団体が資金的に余裕がないことがよく判ります。(多くの保護動物たちの食事は器なしで、直接地面に置かれていることなど…。)

動物保護活動に携わっていらっしゃるボランティアの皆さんは、お金がないから活動ができない、資金がないから動物たちを助けられないという考え方は一切されません。

「そんなことを言っていたら、助かる命も助けられなくなる。」と、ある日本の動物保護団体の創設者の方がそう語っていらっしゃいました。

すべての人たちが同じことができるわけではないのですが、そんな我々にもできることは必ずあります。

それは、寄付をすることもそうなのですが、

”動物たちを途中で捨てないこと!”。

そして”飼えないのであれば、それ以上増やさないこと!(避妊・去勢処置の重要性)”。

更に飼える人たちは、

”命をお金で買うのではなく救うことをまず第一に考えてみること”

ではないでしょうか?

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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