年賀状作成の追い込み期間になりました。郵政省によると、必ず1月1日(元旦)に届けるには2016年の12月25日までの投函が必要だそうですが……正直、これから年賀状作成にとりかかるも方も多いのではないでしょうか。

貰って嬉しい年賀状とは

企業各社が出す、年賀状に関するアンケート※によると『貰って嬉しい年賀状』は、「個人に宛てたコメントが添えてあるもの」「手書きのイラストや文」などが上位に。逆に『貰って嬉しくない年賀状』は「全部がテンプレとわかる年賀状」「近況が書いてないもの」といった声があがっているようです。

※パイロットコーポレーション「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査2017」※ネオマーケティング「もらって嬉しい年賀状・もらって嬉しくない年賀状2014」

できれば、手書きの年賀状にこだわりたい。でも、手書き原稿のスキャンやコピーは面倒だし、時間がなければなおさらラクしたい。紙に手で描いた文字や絵が、そのままデジタル処理され印刷できるツールがあれば良いのに……。そんな悩みに光明がさすような記事を見つけました。

2017年は“手書きデジタル”がトレンドに?

『日経トレンディ (TRENDY)』12月号の【業界別に発掘!次のブレイク有望株】(P89)には、ソニーのハイレゾBluetoothや、NTTの格安スマホ『MONO』に並んで、ワコムのマイ電子ペンが紹介されています。
日経トレンディ (TRENDY) 2016-11-04 発売号 Fujisan.co.jpより

現在、パソコン用のペン入力は、ワコム方式とマイクロソフトのSurface方式という2大汎用ペンがシェアを占めています。

ワコムといえば、世界シェア8割(日本国内シェア85.7%)をほこるデジタル作画ツール【液晶ペンタブレット】のメーカー。漫画家やデザイナー、アニメ、映画製作者といった方々には馴染みがあっても、一般的には知る人とぞ知るメーカーかも知れません。一方、マイクロソフトのSurfaceといえば、いわずもがな、ですね。

そのワコム社が、今年3月にマイクロソフト社から「Microsoft Pen」プロトコルのライセンス供与を受けることを合意したことで、将来的にワコム・マイクロソフトの両方式を一本のペンに搭載することが可能になるようです。このため、異なるデジタルペンプラットフォーム間での相互利用性やソリューションを製造可能になり、今後は、より多くのユーザーがワコムの“電子ペン”の書き心地を体験できることとなります。

もしかしたら来年の今頃には、ハリウッドの映画クリエーターが使う作画用電子ペンの性能を、私たちも気軽に手に入れ年賀状制作に活かすことができるかも知れません。

ワコムの電子ペンはどれだけ凄いのか

実は、私たちは身近なところでワコムの液晶ペンタブレットと電子ペンにお世話になっています。それは、銀行などの金融機関。利用者の筆圧、濃淡、払い、止めなどを液晶上に正確に再現できる電子サインの技術が、生命保険やクレジットカードの決済時など、世界16ヶ国、100以上の金融機関で採用されているそうです。

これならば、液晶ペンタブレットと電子ペンの代りに、手書きの年賀状がすぐにでも制作できそう。2017年は、さまざまな手書きデジタルツールがトレンドになりそうな予感です。

将来的には、電子サインの登録で名義人を特定可能にすることで、印鑑不要になる時代がくるかも知れないといわれています。筆跡鑑定やバイオメトリクス(生体認証)としても活用でき、簡単に偽造できる印鑑に代りセキュリティの向上が期待できるようです。

まるで紙に書いたような書き心地の電子ペンを、1人1本持ち歩く時代は、すぐそこまで到来しているようですね。

ちなみに、ペンや鉛筆を使い“本当の紙”に描いたイラストや文字が、ボタン一つでデジタル保存できるツールもあります。こちらはワコムの『Bamboo』シリーズ。

これならば、液晶ペンタブレットと電子ペンの代りに、手書きの年賀状がすぐにでも制作できそう。2017年は、さまざまな手書きデジタルツールがトレンドになりそうな予感です。

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