フランスの首都パリの象徴的な名所となっているエッフェル塔は、フランス革命100周年を記念して、1889年にパリで行われた第4回万国博覧会のために建てられました。

1909年には解体されそうになりましたが、のちに、軍事用の無線電波をエッフェル塔で送受信することになり、そのため国防上重要な建築物ということで、現在に至るまで残っているそうです。

そのエッフェル塔には、建設時に3階部分に秘密の小さなアパートが作られていました。

そのアパートはお洒落な壁紙に覆われ、木製のキャビネットなどの、グランドピアノも置かれているこの空間は、エッフェル塔のデザイナーで建築者でもあり、後にエッフェル塔の著作権者となったギュスターブ・エッフェル氏のプライベート空間として使用されていたため、殆どの人たちがこのアパートの存在を知りませんでした。

このアパートは、エッフェル氏がリラックスするために使われていたのですが、時に人々をここへ招待することもありました。あのトーマス・エジソン氏も招待客の1人でした。

出典 https://www.facebook.com

Tour Eiffel(エッフェル塔ツアー)のフェイスブックページより

このアパートのことを聞きつけた人たちが、部屋を借りたいと多額の家賃を提示しましたが、この部屋はエッフェル氏は利潤を得るために作ったわけではないとして、すべてのオファーを断ったそうです。

出典 https://www.facebook.com

Tour Eiffel(エッフェル塔ツアー)のフェイスブックページより

地上約1000フィート(304.8m)のところにあるこのアパートは、最近一般公開されたことで現在、人々の話題を集めています。

更に今年、2階建ての臨時アパートがエッフェル塔の1階部分に追加されました。

臨時のアパートは、UEFA Euro 2016のサッカー選手権を祝って建てられました。これはバケーションレンタルのホームアウェイ社(HomeAway)によってわずか48時間で建設されました。

このアパートには、2つのベッドルームとキッチン、そして植物のための温室がありました。

出典 YouTube

エッフェル塔に2階建てアパートを48時間で建設した様子を収めた動画

アパート建設後、ホームアウェイ社が、「エッフェル塔で宿泊ができたら、何をしますか?」とアンケートをとり、回答した15万人の中から1組を選出し、エッフェル塔に泊まる夢をかなえるというイベントを行いました。

その結果、イギリスのスティーブソン一家が選ばれました。彼らには2人の自閉症の子供がいます。それが選ばれた一番の理由になったそうです。

彼らには、エッフェル塔のライトアップの権利も与えられました。

「ライトショーを自閉症の息子たちは、きっと喜ぶだろうと思いました。これは彼らの人生の中で二度とない、一度きりの貴重な体験です。」とスティーブンソン氏は語りました。

出典 YouTube

その後、この2階建てのアパートは、サッカー選手権を見に来たファンに貸し出されたそうです。日本人も予約していたそうです。

出典 YouTube

48時間で建設された2階建てアパートの中

フランス・パリを訪れたら、エッフェル塔3階部分にある秘密のアパートは、是非、見てみたいですね!

(実際の宿泊用として作られていた臨時のアパートは、サッカー選手権が終了したため、既に撤去されたものと思われます。)

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