今流行りの「週末移住」ってナニ?

現在熟年夫婦の間で流行っているという「週末移住」。みなさんは聞いたことありますか?政府が「地方創生」を掲げ、地方自治体もが移住を誘致しています。

定年後を見据えて、「楽園を求め」ているのが熟年夫婦であり、地方に物件を購入しているのだとか。

ただ、そのライフスタイルがちょっと変わっていて、冒頭にも出てきました「週末移住」なのです。

そういった熟年夫婦の多くが、平日は都会で仕事をしながら暮らし、週末になると購入した田舎物件で過ごすという「週末移住」。

皆さんの周りでも、実際にやっているご夫婦がいるのでは??

TV、雑誌などではその華々しい生活に、憧れを持ってしまう人も多いですよね。

しかし、実際に「週末移住」を行っている人々にとったら、「豪華生活」というわけではないようです。先日の「ブラマヨの質問ズケ!」でも「週末移住」の裏側を特集していました。

実際に「週末移住」をしている夫婦

番組内で紹介されていた奈良在住の60代前半のご夫婦が週末移住として選んだ先は、岡山県。

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※写真はイメージです。

夫婦の選んだ物件は、岡山県の山のふもとに建つ600坪ほどの4LDKの古民家。なんと信じられないかもしれませんが、760万円という格安の物件。都会では考えられない安さです。

自宅のある奈良県からその岡山の家までは、車で約3時間。ちょっとそれだけでつかれちゃいそうですが…

仕事が終わるのは金曜日。週末移住を満喫するには、金曜の仕事後にすぐ出発し、夜10時に到着するといった感じ。休む暇がないように思えます。

そして着いたと同時に、すぐに就寝

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※写真はイメージです。

実際の「週末移住」が始まるのは、土曜の朝から。6時に起床し、窓を全開すると、広がる空と空気のいい山々。そんな中での日の出は最高!眺めは都会では経験できない素晴らしさなんです。

時期にもよるかと思いますが、寒い時期ですと、屋外にストーブを運んでから庭先のテーブルの霜を取ったりと、気温との戦いも。都会暮らしに慣れている人には、ちょっとキツい生活かも!?ステキな自然に囲まれているからか、それを十分に満喫するために屋外で朝食。大自然があるのは、本当にうらやましい限り。

しかし、朝食を食べると待っているのが「掃除」!平日は誰も住んでいないわけですから、埃や汚れもたまります。奈良の自宅の掃除ももちろんしますし、「週末移住」先でもしなければなりません。

さらに新居を建てたわけではありませんから、古びた箇所もいっぱい。むき出しとなって扉のない車庫の扉づくりも。大変そうですが、このご夫婦は偶然にもDIY好きのようで、「自分でこういうのをやるのが好き」なのだそうです。でもそうでない方だったら、休まる暇もありません。疲れに行っているだけという印象を持つ人も?

移住先で自分の趣味と一致することができるのなら、これ以上の幸せはないですね。

造園屋さんに頼んだら5万円かかるという周囲の木の伐採も、趣味や特技が功を奏して、自身でやってしまったとか…。都会では経験できないさまざまな楽しみがあるご夫婦。

田舎の澄み切った空気を吸いながらの散歩もひとしお楽しい。都会の喧騒はどこにもありません。これなら心も休まり、平日の疲れもとれそうですね。

お昼には、気持ちのいい太陽の下で昼食。時間帯によって変わってくる気温の心地よさ空気の香りも堪能できるとか。野鳥の姿も見られるようです。

また近くには温泉も。ゆっくりと体を温めて、リラックスタイム。絶景の中の天然温泉は格別です。

田舎にいると、庭に果物の木があったりも…。柚子の木から柚子を採り、柚子塩を作ってみたり…。漬物を作ったり…。都会だと買うものも、そこなら手作り。さらにフキも自生。都会生活では食べたことのなかったもの。ここでは普通に食します。


漬物作りに58円、フキの料理に19円などなど、驚くような安さ。ご近所さんから猪肉をいただけば、無料庭でビールを飲みながら、豪快にBBQ

週末移住をするようになって、夫婦の会話にも花が咲く…。絆が深まったといいます。

「週末移住」のみんなの考え

住みやすさを求めての週末移住。窮屈な都会を離れて…。

週末にそれだけの時間の確保心のゆとりが必要な気も。しかし近くに週末移住をする人は年々増え続けています

住みたい近場の田舎も。

番組内の「関西に暮らす人の人気移住先」データでは、1位「兵庫県」、2位岡山県、3位和歌山県、4位長野県、5位京都府…と(長野以外全部)近隣を選んでいます。

うつな人は意識して運動するには精神的ハードルが高い。そういう意味でも、田舎暮らしはいいよなぁ。生活する上で、体を動かさざるを得ないことが多いからなぁ。あと、環境的にもうつな人に最適だと週末移住した時に肌で感じました。

出典 https://twitter.com

都会で病んでしまった人にも、人生リセットするべく、田舎で開放的に過ごすのもいいみたい。

週末移住する側よりも、田舎に定住している家族の側はどう感じてるのかな?と気になりました。

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そういう人々や物件が田舎に増えていくと、定住者にはありがたいことなのか、迷惑なことなのか…という問題も。

週末移住とかええねー(≧∇≦)でも東京での住まいも用意せなあかんからお金めっちゃかかるやんwww仕事せなやでwwwww

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「週末移住」うんぬんの前に、やはり一番の問題は「お金」。それだけかかる維持費

なんやかんや東京も名残惜しいから、週末移住みたいなのも検討中なんよ。

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経済的にOKならば、物理的に離れることが難しい収入源の都会生活はそのまま。心のゆとりのための「週末移住」生活。

やっぱりお金持ちにしかできないこと?

日本の現状では、年収10億を超える高収入者が増える一方で、低所得者も多くいます。経済の二極化が問題となっていますよね。この「週末移住」とは、その問題が顕著に浮き彫りとなった形。

働き盛りの世代には、まず難しい話。だからこそ、熟年夫婦に人気。

そして、ある種の人々は、東京というか都会に住処を残したまま、「週末移住」へと向かいます。

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苦しい生活を強いられている人の傍らで、豪華に見られがちな「週末移住」。

「週末移住」の先には…

今後は週末移住者は増え続ける傾向にあると見られています。それはやがて、週末だけでなく、本格(完全)移住へと変わっていくようです。地方の過疎化が進む中、そういった移住者を呼び込む方向性も大きく、助成措置もたくさん。

例えば、兵庫県朝来市では、大きな移住支援を行っています。

-空家改修 70万円
-転入起業 200万円
-貸家住宅 年間6万円
-保育料 月々2万円

これだけあれば、考慮に入れたくもなりますね。

大阪の都会で暮らす熟年夫婦が、淡路島で週末移住をしている様子が番組でも紹介されました。築10年240坪2LDKの物件を、なんと700万円で購入。

金曜の夜遅く着いてすぐ、家事分担の条件付きで、夫婦で家全体の掃除。週末は、畑の野菜なども利用して食事もできます。趣味の畑いじりや釣りを堪能。息子も加わり家族団らん。近所の人との交流で、助け合いです。

地元のグルメを堪能すれば、料理の手間も省けるとか。そのご夫婦は、大阪と淡路島の旅費と週末移住生活費用は、週末だけで外食を入れても1万円ちょっとだといいます。物件購入などの初期費用等さえ確保できれば、考えられない話でもないようです。

週末に大阪という都会で過ごしたら、1万円なんてすぐに飛んでいきますので、それを考えたら、最高の週末移住とも言えますね。実はお金のかからない「週末移住」というのは、意外でした。

低資金からスタート可能!都会で働きながら田舎で暮らす、八ヶ岳・週末移住ライフ |

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ガツン!とまとまったお金がない人にも、スタートしやすい週末移住もいろいろあります。「週末移住」を特集した本も出版されていますので、近い将来そんな生活を送ってみたい人は、読んでみる価値がありそうですよ!

人生を見つめ直す楽しい「週末移住」

いろいろな人の「週末移住」の中身を見てみると、大変そうだなという部分も多少はありますが、それ以上に感じるのは、本人たちがそれを「楽しんでいる」こと。だから続けているのだと思います。今すぐにというのでなくても、将来的に人生をもっと有意義にというのであれば、考慮にいれたい選択肢でもありますね。

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