FIFAクラブワールドカップ・ジャパン開催。欧州チャンピオン、レアル・マドリードが来日、あの世界のスーパースター「クリスチャード・ロナウド」がやってきています。

C・ロナウド選手がゴールを決めた際、時々ユニフォームを脱いで上半身をさらけ出す時があります。その肉体は彫刻のように美しいと絶賛されますが、よく見ると体にはタトゥーが入っていません。

日本人も、ひと昔前に比べるとファッション感覚でタトゥーを入れる人は増えました。欧米のサッカー選手には多く見られ、腕や首などに複雑な模様や文字、ときどき漢字も目にします。腕に「水瓶座」とあって笑ったことがあります。

そんな中、C・ロナウドがタトゥーを入れない理由を打ち明け、一時期話題になりました。「私は、子どもたちのために定期的に献血を行うので、TATTOOは入れないと決めている」

これに世界から称賛の声が上がりました。ただ、逆に「タトゥー(入れ墨)を彫ると献血できないの?」という疑問の声も多くありました。

器具の使い回しなどからくる感染症の可能性を否定できず、またウィルスには潜伏期間があるためすぐには判明できない。そこでタトゥーを入れた後6ヶ月、地域によっては1年以上、献血・輸血は受け付けません。これは欧米や日本でもほぼ同じです。

タトゥーはリスクが高い

男性も女性も、単なるおしゃれとしてタトゥーを入れたいという人は多いかもしれません。その前に、これを読んでください。安易にタトゥーは掘っちゃダメだとためらうかもしれません。

ウィルス感染する危険
どんなウィルス感染があるのか? 彫る際は、専門のタトゥースタジオで行うのが普通です。余談ですが、タトゥーは彫る大きさによって値段が異なり、コインサイズで約5千円。CDジャケットサイズで約5万円、といったところが相場のようです。

優良店は、使用する針など、皮膚や体液が付着するものは全て使い捨てで破棄します。その他に使用する物も、紫外線殺菌したり、消毒したりしているので、衛生面を考えるとウィルス感染する可能性はかなり低いです。

ただし、このように徹底的に衛生管理している店は少数と言われています。器具の管理がずさんな店は危険です。先程の値段が相場とすれば、それより大幅に安い店は利用しない方が懸命でしょう。つまり、器具の衛生管理がずさんな店に病気を持った客が訪れ、器具を使い回して客に感染させてしまうという流れがあるわけです。

では、最悪の場合、どんなウィルス感染が待ち構えているのでしょうか?

C型肝炎
特に多いと言われていて、感染すると、慢性肝炎・肝硬変・肝がんと進行するケースが約70%と言われています。しかも自覚症状もなく体を蝕むので、気づいたら手遅れなんていう場合も多いそうです。

B型肝炎
感染力が強く、急性肝炎を起こしますが殆どは治癒します。C型よりは軽いと思われそうですが、約1%に劇症肝炎が起こり、この場合は1週間程度で死に至ります。

HIV(ヒト免疫不全ウィルス)
いわゆるエイズ感染症。

言っておきますが、タトゥーのサイズは小さい、大きいにかかわらず、感染リスクは同じです。かかったら取り返しがつきません。確信を持って絶対信頼できるお店を選びましょう。そして、他にもリスクはあります。

感染症だけではない他のリスク

インクの成分に対するアレルギーの可能性
赤には水銀、黒にはニッケル、などインクには様々な物質が含まれます。アレルギー反応があればそれを調べて、タトゥーを消す作業を行わなければならない場合もあります。インクは基本的に有害物質ともいえます。

高熱が出る可能性が高い
人工的に傷を付けるわけですから、体内で免疫のために発熱するケースがほとんどとのこと。

MRI検査を受けられないこともある
旧式のMRIの場合、特に限定的な色に対して磁気が反応する場合があるそうです。

保険に入れないこともある
保険会社の方針によるところが大きいのですが、稀に断られる場合もあるそうです。外資系の保険会社の方が寛大のようです。

大衆浴場・温泉・プール・サウナなどに入れない
ワンポイントタトゥーでも入場NGにするところが増えています。

このようなリスク、デメリット的な事項は、信頼できるお店であればあるほど先に説明してくれます。ちなみに、タトゥーを入れて後悔したら消すことも可能です。

必ず血液検査を!

冒頭で“C・ロナウドは献血するためにタトゥーは入れない”という話しをしました。「自分は献血しないし関係ないからタトゥーを入れる」と、いう人がいるかもしれませんが論点はそこではありません。

言いたいのは、【タトゥーを入れたら血液検査をしよう】ということ。もしかしたら、万が一、ウィルスに感染していないと言い切れません。感染していたらあなたは確実に病に苦しみます。

もしも感染していたら、あなたを介して、友人や家族、愛する人にまで感染させてしまう危険性だってあるわけです。また、あなたの親族などが事故に遭って近親者からの輸血が必要となっても助けられないかもしれません。血液検査は重要です。

C・ロナウドの血が駆けめぐる

事故や病気で血液が必要な子どもと、ロナウドの血液の種が一致していたら、その子にはロナウドの血が注がれたかもしれません。“僕の体にロナウドの血が流れているかも!”
それを知った子にどれだけの勇気と希望が湧くでしょう。スーパーヒーローは弱った体を強くするため永遠活躍し続けるのです。

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