フェイスブックに投稿されたある動画が、現在、世界中の人々の物議を醸しだしています。

イギリスのサザントレインのファーストクラスのシートをめぐり、車内で論争が起きてしました。それは、その様子を撮影した動画でした。

1人の年配の女性がファーストクラスの自分の席の隣が空いていたので、そこにカバンを置いていました。すると、赤ん坊を抱っこした若い女性が、年配の女性に対して、「その席に座りたいので、カバンを床に置いてください。」と頼みました。

すると、年配の女性は「あなたはファーストクラスの乗車券を持っているのですか?」と尋ねました。

若い女性は「いいえ、私はファーストクラスの乗車券は持っていません。ですが、この席は優先席です。」と主張し、年配の女性の隣の席に腰かけました。

リンク先に撮影された動画があります。

年配の女性は、「ここはファーストクラスです。ファーストクラスの乗車券がないのであれば、あなたはここに座ることはできません。」と若い女性に言いました。

若い女性は「私はあなたにバックを床に置くように丁寧に言いました。私は赤ん坊を抱えて入ます。あなたはそんな私を尊重しなければなりません。」

すると年配の女性は「あなたこそ年配者を尊重するべきです。ここに座っている人たちはちゃんとそれなりのお金を払っています。」と言い返したのです。

しかし、若い女性は、「この席は”優先席”です。」と一歩も譲りません。

すると年配の女性は「私の隣で赤ん坊が泣き叫ぶことは望みません。」と強めの口調で言い返します。

この時、赤ん坊はおしゃぶりをしゃぶっているだけで、一言も声をあげていませんでした。

これに対して若い女性は「彼は泣き叫んだりしていませんし、あなたよりお行儀がいいですよ。」と言い返します。

2人の女性の言い合いが続く中、他の乗客たちも口をはさみ始めました。

その意見は、真っ二つに分かれています。

”彼女はファーストクラスの乗車券を持っていないのだから、ここにいるべきじゃない”という年配女性と同じ意見と、

”彼女は赤ん坊を抱えているのだから、優先席に座る権利がある”という若い女性に同意する意見です。

その間も、彼女は「この席は優先席です。私のような人が座る席なのです。」と主張し続けています。

フェイスブックのオリジナルの動画は2016年12月10日に投稿されて以来、14日の時点で623,197回も再生されています。シェアも4,796件されています。

この動画の投稿者の男性は、年配女性の意見に賛成している方でした。

動画を撮影した男性に対して「あなたは彼女に席をゆずるべきだったわ。」とコメントも入っていますが、「彼女はごたごた言ってないで、ファーストクラスの乗車券を持っていないんだから、彼女が持っているセカンドクラスの席に移動すべきだよ!」というコメントもあり、「信じられない作法だこと!」とどちらに対してなのかわからないコメントなどの投稿があります。

*現在、この男性のフェイスブックは、閲覧不可になっています。メディアで取り上げたので、アクセスが集中しすぎたのかもしれません。

メディアもイギリスだけでなく世界中でこの動画について取り上げています。

メディアがサザントレインの広報課にこの件について、”どちらの意見が正しいのか?”と質問したところ、

「私たちの優先席は、ファーストクラスと一般のクラスと両方で利用可能となっています。障害を持つ人々、妊婦、高齢の乗客、または幼児を連れている人々によって、より多くの人々が優先席を必要とされる場合はどちらを使用しても構わないようにしています。」とした反面で、

「ファーストクラスの優先席を利用する人は、ファーストクラスに特別な事情が生じない限り、ファーストクラスの乗車券を持っているはずです。」と言い直されています。

優先席はそれを必要とする対象者なら、どちらのクラスを使っても構わないと言いながら、ファーストクラスの優先席を使う人はファーストクラスの乗車券を持っているはずと、結局あいまいな表現をされました。

つまり、この動画の女性たちのどちらが正しいのかをはっきりとさせることは避けられたのです。

ファーストクラスでも”優先席なら、対象となる人は誰でも使えるはず”と主張した若い女性が正しいのか?

あるいは、”ファーストクラスの乗車券を持っていないのなら、ファーストクラスの優先席には座るべきではない”と主張した年配の女性が正しいのか?

それは、サザントレインがはっきりと答えを出すべきところだったのかもしれませんが、それを敢えて避けられたため、人々の論争は続きました。

メディアも、「どっちが正しいのか?」とテーマを投げかけた報道をしているところが多いような気がしました。

最終的に、ファーストクラスの同じ車両に乗り合わせていたある男性がこの若い女性に対して、「僕の席に座ればいいよ。」と自分の席を譲りました。

若い女性は「ありがとうございます。助かります。あなたはとても優しいのね。」とお礼を言って素直にその男性の席に移りました。

そこで動画は終わっています。

この件に関して、あきらかに正しい発言をしたと判るのは…

若い女性に自分の席を譲った男性の「僕の席に座ればいいよ。」の一言だけだったと筆者は感じました。

どんな状況でも、譲り合いの精神が大切ですね。


さて、この件、あなたはどう感じられましたか?

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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