結婚すると、彼氏と彼女だった今までとは違い、家族となります。一気に相手との距離も縮まる気がするという人も少なくないのではないでしょうか?職業によっては、結婚と同時に仕事を辞める女性もいるかもしれません。しかし近年は、共働き世帯が急増しているので、「寿退職」という言葉も珍しくなりましたね。結婚生活においてもお金は必ず必要になるものなので、収入が多いにこしたことはありません。

そんな中、「夫婦別家計」というワードが注目を浴びています。

収入は個々で管理する

6割以上が家庭内でお金を別々に管理共働きの夫婦のお金の管理方法を聞いたところ「費用項目ごとに負担。夫婦別口座で管理」している人が36.8%、「夫婦共通のお財布(口座)を用意して家計を管理」している人が28.4%と、全体の65.2%が家庭内でお金を別々に管理していることがわかりました。

出典 http://wotopi.jp

専業主婦が多かった時代には、夫の給料を妻が管理し、お小遣いを渡す・・という家計管理も多く見られました。しかし共働き家庭では、夫にも妻にも収入がありますので、「お小遣い」という制度をとっている家庭は少ないようです。

費目ごとに負担というのは家賃・光熱費は夫、食費や雑費は妻・・という風に、月にかかる生活費を費目分けして負担する方法ですね。一方、夫婦共通の財布(口座)を作るというのは、月に生活費は○万円と決めて、2人で決めた額を出し合い、残りは個々で管理するという方法です。

毎月必要な金額を出し合った後、残った分をそれぞれで貯金したり、お小遣いにしたり・・という流れのようですね。

相手の貯金額を知らない人3割

相手の貯金額に関して把握している人は13.8%で、大体の額は把握しているが、正確な額はわからないという人は40.4%、全く把握していない人は33%という結果になりました。

出典 http://wotopi.jp

夫婦間の貯金というと、マイホームの為の資金や、将来の子どもの教育費、老後の資金など使い方は様々です。貯金が全くないという家庭も珍しいですが、この結果にはびっくり。「我が家の総貯蓄額を把握していない」という人がなんと3割以上いたんです。

夫婦2人なら、何の為の貯蓄かも定まっていない場合もあるかもしれませんが・・子どもがいたり、マイホーム購入を考えている夫婦にとって、貯蓄額を知らないというのはなかなか問題なのでは・・と思ってしまう人もいますよね。

半数以上は不満を持っていない

「お金の管理について不満を持っている点は?」との質問に「不満はない」と回答した人は56.7%でした。

出典 http://wotopi.jp

夫婦別々にお金を管理していると答えた人の半数以上は、この現状に不満はないと答えています。一方、不満があると答えたのはその逆の4割ほど。

不満の原因は・・?

一方で、43.3%の「不満がある」という人に不満の理由を聞いたところ「相手がお金のことを教えてくれない」が最も多く、続いて「相手のお給料、ボーナスが少ない」(10.3%)、「お小遣い額が少ない」(9.3%)があがりました。

出典 http://wotopi.jp

相手がお金のことを教えてくれないという不満理由が一番多かったようですね。これは相手が、「隠してはいない。聞かれたら答える」というスタンスではなく、「貯金額は教えたくない」という考えなのが気になります。夫婦は元々は他人ですが、結婚すると一番身近な家族。結婚してからの収入に関しては、「夫婦の共有財産」として2人のお金と扱われます。それを知らない、もしくは教えたくないと考えるのは、今の日本の制度においては少しずれているような気もしますね。

また、男女で収入に差がある場合、給料の額などに不満が出てくることも。「夫が妻よりも収入が低い」「夫よりも収入が低いのに負担が大きすぎてお小遣いが少ない」など、女性側からの不満も多いのではないでしょうか。
逆に「妻の収入が少なすぎる」「夫だからといって家計費の負担が多すぎる」などの不満もありそうです。

夫婦別家計ってなんで?という人も

専業主婦が多かった時代は、ほとんどの家庭で主婦である妻が家計管理を担っていたんだとか。それも主婦の仕事のうちってことなんでしょうか?日本では実際に今でもこの考え方を持っている人は多いんです。それは男女関係なく。そして「稼いだお金は家に入れる」ことを結婚するということだと感じる人も多いようですね。

一概に「結婚したらお小遣いせいにすべき!」とまでは言いませんが、「相手の収入・貯金を知らない」というのは、これから生活する上でリスクを伴います。

知らないことのリスクは?

「お金の話」ってなかなかシビアなので、しなくて済むならしたくないという人も多いかと思います。しかし、相手の貯金も、正確な給料やボーナスの額も知らないで生活していると、どんなリスクがあるのでしょうか?

まずは「働けなくなった場合に生活出来なくなるリスク」ですね。妻は妊娠・出産で働けない期間が出てくることも考えられますし、夫もいつ病気や事故に遭うかわからないですよね。産休・育休が取れるのか、傷病手当はいつまでもらえるかなど、会社の制度も見直しが必要かもしれませんね。

いざ、マイホーム購入や子どもが生まれた時に、「これ以上生活費は増やせない」と言われて、日々の生活が苦しくなる・・なんてことも。夫婦2人のうちによく話し合うことが重要です。

夫婦喧嘩の火種にもなる

いくら使っているかはお互いに知らず、「夫(妻)が貯金しているだろう」とお気楽に考えていたため、蓋を開けたら貯蓄は2人合わせてもわずか90万円。

出典 http://president.jp

また、こんな事例もあります。「相手が貯金しているから大丈夫」なんて思っていたら、お互いに貯金なんて全然なかった・・なんてことも。知らないことをいいことに、自分に都合のいい想像をしてしまったが故の悲しい結果ですね。

相手の貯金額を知らない場合、「自分は貯金があるけど相手には貯金がない」という状況もあり得ます。そうなると、夫婦喧嘩に発展すること間違いなし。相手の方が額が少ないなどの不満も出てきそうです。

共働き夫婦の増加により、お財布が別な夫婦はいまや珍しくありません。しかし、相手の給与明細も知らない、お金について話し合わない、というのは危険。子供ができて妻が働けない、家を買う、といったタイミングで確実にモメます。

出典 https://r25.jp

なんと、夫婦で別家計にしている家庭は「離婚リスク高い夫婦の特徴」として挙げられる程。驚きですよね。夫婦として次のステップに進むたびに、お金のことでけんかするなんていやですよね。

どう管理するのが一番?

お金の管理について半数以上が「不満はない」と回答しましたが、調査を実施した同社は「何にどれくらい使ったのか、という情報がわからないと、生活する上で『お金が足りなくなる』といったリスクの有無を判断できません」とし「金銭のことに関しては『見える化』が必要」とまとめています。

出典 http://wotopi.jp

家計の管理って、難しいですよね。毎月同じ出費ではありませんし、家族構成が変わったりするとまた予算立てから始めなくてはいけません。不満はないと答えた人が多かったものの、不満があると答えた人の不満理由はいささか深刻な問題ではないかと感じます。

結婚してから稼いだお金は「家族のお金」と考え、毎月きちんと「見える化」することが重要なようですね。夫婦別家計や、夫か妻どちらかに任せっきりもNG!

また、お金が必要になってからでは遅い場合もあるので、「家族計画」として家や子どものことも交えて、夫婦2人の間、できれば結婚前に話し合うのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

共働きが増えてきた今、夫婦別家計が増えるというのもうなずけます。しかし、筆者はその管理方法は、今の日本の制度や日本人の考え方には合っていないような気がするのです。夫婦はあくまで支え合っていく存在なので、どちらかに負担が多くなるのもおかしな話ですし、夫婦で稼いだお金の流れを知らないというのは、これから先の未来に不便だと感じることも増えると思います。

夫婦だからこそ、したくないお金の話もきちんと話し合い、お互いに把握し合うことが大事なのではないでしょうか?

この記事を書いたユーザー

caco* このユーザーの他の記事を見る

spotlight公式プラチナライターになりました!
2015年1月生まれの男の子と、2016年10月生まれの女の子のママです!
ブログでは育児日記を中心に更新中*

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • 育児
  • 暮らし
  • 恋愛
  • ファッション
  • コラム

権利侵害申告はこちら