カリフォルニア州ロサンゼルスのホームレスの中で最も目を惹いているのは、Ceola Waddell Jr. さん(59歳)です。

何故、彼が人々の目を惹いているのかと言えば、彼はホームレスなのに、トイレ2つ、リビングルーム、ベッドルーム、ゲストルーム、冷凍庫などを所有して、高速道路のガード下とはとても思えない暮らしぶりをしているからです。

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彼が住んでいるのは、高速道路の下です。写真左上に光っているのは、信号機です。

彼はロサンゼルス南部地区のコロシアム付近の高速道路下に住んでいます。彼はここを”パラダイス・レーン”と呼んでいます。

11月初旬に、彼のファンが彼のリッチな暮らしぶりを紹介する動画を撮影、フェイスブックに投稿して大変話題となっています。

フェイスブックでの動画の再生回数は、現時点で158万回となっています。イイね!の数は7,900件を超え、シェアは35,000件以上となっています。またコメントも430件以上書き込まれています。

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同じ動画(コピー)がYouTubeにも投稿されています。こちらの再生回数は現時点で559回となっています。

フェイスブックに寄せられたこの動画に対するコメントのいくつかをご紹介します。

「これは本物ですか?確か、警察がすでにバラバラにしたとニュースでみたのですが…。」それに対して他の人のやり取り「昨日、そこに行ってみたけど、このままだったよ!彼はそこにいたよ!」「そうですか!それはグッドニュースです。ありがとう!」

「これは素晴らしですね!幸せを感じます!」「もし、これが本当なら彼には凄い才能がある!ビッグスマイル!」「これが本物だなんて信じられない!」「実際に行って確認したい!」「彼は税金を支払っていないトランプ氏と同じだね。」などなど、彼の事を称賛、批判、賛否両論です。

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家具だけでなく、食べ物も豊富です!

動画で彼が紹介していますが、彼はゲスト用のスペースと、テントを別のホームレスに1日$10(約1,100円)、1週間なら$25(約2,790円)で貸しているそうです。また、時々ホットドッグなどを作って販売したりしています。*彼はホットドッグスタンドを拾ってきています。

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彼が所有しているテントまたはゲストルームは1日$10、1週間なら$25で他のホームレスに貸しているそうです。

しかし、当局は安全上に問題があるとして、これまで彼のこの住処を2度撤去しています。動画で紹介されている彼の住処は、再び彼によって作り直されたものです。撤去されても、何度でも作り直すそうです。

また、先日は、「食品が腐っている」「爆発物がある」として、衛生局によって彼が所有していた冷蔵庫が撤去されたそうです。

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彼は何度撤去されても、作り直している。

Waddellさんは、「私は、人々がホームレスは段ボールで暮らしていると信じ込んでいることを打ち消したいのです。」

現在、郡と市がホームレスのための住宅を建設するために、多額の予算を取り付けています。でも、建設にはいろんな手続きが必要で、家が完成するまでに約10年はかかることでしょう。

ロサンゼルスのホームレス問題は、かなり深刻になっています。そのため、1年前、新しい市長がホームレス問題に対して非常事態宣言を発令しました。それによって、ホームレスのための住宅建設を実施することになったのですが、実現するためには、いくつもの問題をクリアにしなければならないため、とても時間がかかってしまいます。

Waddellさんは、仮設住宅を含むホームレスに対する市のサービスを拒否しているそうです。

「Waddellさんの行っている行為に対しては、この地域の近隣住民やロサンゼルス警察、衛生局などから、公衆の安全と衛生上の懸念が大きくなっています」と市の広報担当者、アンジェリーナ・D・バレンシア氏は語っています。

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彼のここでの暮らしぶりは、近隣付近住民などからは、煙たがられています。

先日、Waddellさんは、ピストルを持つ2人の強盗たちにベッドを盗られそうになったそうです。

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ホームレスをしていても強盗に襲われることもあります。

Waddellさんは、テネシー州メンフィス在住中の14歳の時からホームレスになったそうです。彼は8人兄弟姉妹の7番目として生まれました。母親はアルコール中毒だったと言います。

彼は1983年にロスに来る前には、衣類のセールスマンとして働いていたのですが、その仕事が合わないと感じ、バーで歌うソウルシンガーになりました。10年間、彼はガールフレンドと一緒に住んでいましたが、彼女は死んでしまいました。その後の彼の人生は、下り坂だったそうです。路上生活と週単位のホテルを行ったり来たりの生活で、6か月前にここにたどり着いたそうです。

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彼にとっては、ここはパラダイス。

彼は今、フェイスブックで紹介されたことで、大変有名になっています。

それを見た人たちは、「彼にはインテリアデザイナーとしての才能があるのではないだろうか?」と言い出しているそうです。

それに対してWaddellさんは、「他の人と同じで、有名になったことを楽しんでるよ!」と笑っています。

通りがかった子供の1人が「家がまるごとここにあるよ!」と叫んだそうです。通行人の中には、Waddellさんに励ましの声を投げかけてくれる人たちもいるそうです。

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「私はみんなのように、ただ、生きたいと思っているだけです。」と彼は最後に言いました。

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さくらまい (Mai Sakura) このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。
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