アメリカ合衆国大統領選挙が今月8日に実施され、世間の予想を覆して共和党のドナルド・トランプ氏が勝利しました。

でも、あの選挙は「選挙人」を選んだ選挙であり、大統領がまだ正式に決まったわけではないのです。

2016年12月19日に、選挙人による投票が行われます。

これによって、次期大統領が正式に選ばれることになるのです。

この開票は2017年1月6日になります。

その結果、次期大統領が決定し、同月20日に就任します。

ではなぜ、世界中で「トランプ氏勝利」「次期大統領はドナルド・トランプ氏に」と報道されているのでしょうか?

アメリカ合衆国の選挙人の数は合計538人。この538人の選挙人が各州に配分されています。

11月8日は、過半数270人上の選挙人の確保を目指して選挙選が繰り広げられました。その過半数にトランプ派の選挙人が達し、クリントン派の選挙人数を打ち破ったため、トランプ氏が次期大統領になると報道されています。

では、まだ最終的な選挙人による大統領選挙が行われていないのに、既にトランプ次期大統領という言葉がアメリカ及び世界中で報道されているのかと不思議になりますよね?

もしも、トランプ派と呼ばれている選挙人が、12月9日の大統領選挙で裏切って、クリントン氏に投票したら?そういうことも実際起こりうることなのです。

実際過去に、選挙人が裏切って対立候補に投票した実例もあるそうです。

 実は、裏切りを防止するために選挙人団は自分の候補に投票することを誓約していることがほとんど。そして裏切った選挙人に対しては罰金を課す州が半数近くあります。
ただ裏切った選挙人の票が無効になる州は3つしかなく、それ以外の州では裏切った人物の票もカウントされます。(中略)

 1948年から2004年までの選挙で裏切った選挙人はわずか9人。(中略)
 
今回の選挙ではトランプ氏が選挙人を290人獲得しています。過半数は270人なので結果が覆るには21人の造反が必要になります。

出典 http://www.sabarism.net

サバリズム より

ですが、過去、選挙人の裏切りによって11月のアメリカ市民による選挙結果が覆ったことは1度もありません。

なので、今回もそんなことはないと思い込まれているのです。

だから、もうアメリカ合衆国の次期大統領は、ドナルド・トランプ氏だと報道されていますし、多くのアメリカ市民、そして世界中の人々がそう思っています。

でも、今回の大統領選はかなり異例でした。殆どの人たちがクリントン氏の勝利を信じていました。実際投票数ではクリントン氏が勝っていました。

まさかの事態が最後に起きてしまったのです。

そんなあり得ないことが起きてしまった選挙だったので、12月9日の選挙人による大統領選の本当の意味での最終選挙でも、まさかの事態が起きることが絶対にないとは言い切れないのです。

現在、トランプ派の選挙人に対して必死の説得が行われているとかいないとか…。

「トランプは私たちの大統領ではない!」というデモも盛んに行われています。それもまだ意味があるのです。まだ、覆る可能性は残されているのです。

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さくらまい (Mai Sakura) このユーザーの他の記事を見る

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日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。
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