カロリー控えめ、もしくはカロリーゼロのダイエットコーラはカロリーだけに焦点があてられて作られています。

でも、ダイエット飲料で置いてきぼりにされているそれらに使われている人工甘味料。それらが太りやすい原因を作ってしまうのではないかと考えられています。

このほど、マサチューセッツ総合病院(MGH)の科学者たちが、マウスを使った実験を行いました。

ダイエットコーラに含まれている人工甘味料の1つ、”アスパルテーム”を含んだ餌だけを与えたマウスと、それを含まない餌だけを与えたマウスでは、それを含んだ餌を食べ続けたマウスの方が太ったという結果が出ました。

アスパルテームはアミノ酸が結合することで合成できる人口甘味料で、ショ糖(砂糖)の約200倍の甘みを持ち、代謝されてもアミノ酸に分解されほとんどカロリーにならないとして、多くの食品で積極的に使用されています。

しかし、今回のマウスの実験で生じた結果から、MGHの科学者たちは、アスパルテーム分解の産物である”フェニルアラニン”が、肥満を防ぐ酵素を妨害するのではないかと考えています。

フェニルアラニンには精神を高揚させて活力を生み出す作用があるのですが、血圧を上昇させる作用があるため、過剰に摂取してしまうと高血圧を招き、心臓病などのリスクを高める恐れがあります。

MGHのRichard Hodinは、「アスパルテームのような砂糖代用品は、体重減少を促進し、メタボリックシンドロームの発生率を低下させるように設計されていますが、臨床的および疫学的研究によって、これらの製品がうまく機能していないと考えています。」と語っています。

「さらに、アスパルテームは腸内アルカリホスファターゼ(IAP)と呼ばれる消化管酵素を阻害することが判明しました。これは以前に示されたことで、肥満、糖尿病、メタボリックシンドロームを防ぐことができます。アスパルテームは砂糖に代わるものでも、IAPの有益な側面をブロックするため、アスパルテームが機能しないのだと考えています。」

かなり以前から、ダイエットコーラについては逆に太るのではないか?と様々な議論が行われていました。

また、それに使われている人工甘味料が不健康なのではないか?とも言われていました。

正直なところ、はっきりと断定したことは発表されていません。いろいろ発表されても、今回も含めて「だと思う」「考えられる」にとどまっています。

ダイエット飲料に頼りすぎて、それを飲んでいるから大丈夫だと飲みすぎたり、食べ過ぎたりすることもまた太る要因となっていることは否定できないと思われます。

ちなみに筆者が米国在住中に感じたことですが…

アメリカではダイエットコーラが飛ぶように売れています。売られているのも、日本のような小さなボトルサイズではありません。それもありますが、たいていの家庭の冷蔵庫に入っているのはドデカボトル(2ℓ=2,000ml)です。

それを一人でラッパ飲みしているのをよく見かけていました。そしてそのサイズをラッパ飲みしている人はたいていがかなり肥満体系の人たちでした。

その傍らに食べているのは、特大サイズのフライドポテトやポテトチップス(これも巨大袋サイズ)ダブルベーコンチーズバーガー、ピザ(ホールサイズ)やドーナツ(6個入りは当たり前)などなどです。

すべては申し上げませんが、それがどういうことなのか?わかりますよね…。

この記事を書いたユーザー

さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。

得意ジャンル
  • 話題
  • 動物
  • 社会問題
  • 美容、健康
  • コラム
  • 感動
  • ニュース

権利侵害申告はこちら