この時期、主婦の頭を悩ますのが年末までの段取り。特にワーママさんは、年末までの休日の数をカウントダウンして、年賀状に、クリスマスに、お正月の準備に…と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

悩むといえばなんといっても大掃除!子供が小さいこともあって、もう何年もまともに大掃除ができていない我が家…。気候のいいこの時期に始めるのがコツ、と何かで読んだことがあるけれど、いざ大掃除となると問題なのが「捨てられない」自分。捨てようと思っても、“もったいないお化け”が脳裏をかすめます。

しかし、息子に「もったいないお化けが出るよ~!」と言っても「なにそれ?もったいないばあさんなら知ってるよ。保育園に絵本があるから」と返答が。それもそのはず、“もったいないお化け”は1982年に電通が製作、公共広告機構(現ACジャパン)のテレビCMとして流されていたもの。ちなみに「もったいないばあさん(真珠まりこ・講談社)」は2004年刊行、ベストセラーとなりシリーズ化されている子供たちに人気の絵本。時代を超えて「もったいない」は受け継がれているようです。

意外と浅い?「捨てる」文化

70歳を超す父は、技術屋だったこともあり、壊れた掃除機や自転車でも直して使おうとする「捨てない」派。このように物を大切にする文化が日本では美徳とされてきたように思いますが、いつから「捨てる」がクローズアップされるようになってきたのでしょうか。

ミリオンセラーの『「捨てる!」技術』(宝島社新書・辰巳渚著)が出版されたのが2000年。この本を読んだ影響も大きいとされる近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)は2011年に刊行、世界42か国以上で翻訳出版され、シリーズ累計600万部を超す世界的ベストセラーとなっています。

「捨てる」派の代表、「断捨離」は2010年頃からブームになり、同年の新語・流行語大賞にノミネート。2009年出版の『新・片づけ術 断捨離』(マガジンハウス・やましたひでこ著)もベストセラーになっています。

そもそも「もたない」という選択肢

一方で昨年あたりから注目を集めているのが「もたない」人たち。「ミニマリスト(最低限のもので暮らす人)」は、2015年の新語・流行語大賞にノミネートされています。「もたない」といえば、2015年の大ベストセラー「フランス人は10着しか服を持たない」(大和書房・ジェニファー・L・スコット著)。2016年上半期も単行本の実用書部門ベストセラーランキング(日販調べ)で続編とともにランクインしていることから「もたない」ブームはまだ続く? 
 「人生は取捨選択の繰り返し」と昔、友人に言われたことがありますが、「捨てる」「捨てない」「持つ」「持たない」の悩みも、永遠に続くのでしょうね。

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