新しいアメリカ大統領の誕生

日本時間の11月9日午後に結果が発表されたアメリカ大統領選挙は、ドナルド・トランプ氏の勝利で幕を閉じました。日本でも民放やネットで速報や特集が組まれており、情報が混同したのか中には途中経過で「ヒラリー圧勝」という表現をした局もあったようですが、結果的にはトランプ氏の圧勝に終わったようです。

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見事、次期アメリカ大統領の座を掴んだドナルド・トランプ氏(70歳)

ヒラリー・クリントンが落選したのは何故?

ところで、日本ではかなり早い段階からトランプ氏叩きのような報道を見かけていました。英語に限らず、海外の言語を訳す場合には表現や選択する言葉によっていろいろイメージ操作はできるものです。海外映画の字幕なども翻訳者によってかなり変わりますよね?

そんな、乱暴で粗野な人物であるという表現上での印象操作は感じつつも、トランプ氏の発言や公約はよく見れば正論もある一方でストレートなものが目立ち、聞く人によっては乱暴と感じるものが多いのは確かです。そのせいか、トランプ氏当選に対する疑問の声や報道が目につきやすいですね。

では、何故アメリカ国民はヒラリー・クリントンにNOを突きつけたのでしょうか?日本のマスコミではあまり報じていないようで公平さに欠ける感がありますが、クリントン氏の黒い噂が敗北の起因として大きいという見方がされています。

ヒラリーの黒い噂とは?

世界中の主要な地域でのテロなど過激な活動で知られるISIS(イスラム国)を作ったのはヒラリー・クリントンとオバマ米大統領であるという疑惑があり、実際にFBIによって捜査が実行されていました。

これは、今回のアメリカ大統領選の中でドナルド・トランプ氏が発言した内容がそもそものきっかけとなったようで後日「あれは皮肉だ」との発言もしています。例のメール問題に絡み捜査したFBIは、この件に関しての事実は確認できないとして捜査を中断、訴追もしないという見解を発表していました。

[ワシントン/マイアミビーチ(米フロリダ州) 11日 ロイター] -米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は、オバマ米大統領と民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏が過激派組織「イスラム国(IS)」の「共同創設者」と発言した。

出典 http://jp.reuters.com

※トランプ氏による発言(ロイター)

完全には払拭できない疑惑

しかし、ヒラリー・クリントンのメールに関して新たに確認されたことで、10月の下旬に入ってから再びFBIによる捜査の再開が発表されています。ヒラリー・クリントンはISIS(イスラム国)へ武器を売っていたという話も出ており、さまざまな疑惑は今も完全に払拭できているわけではないようです。

この捜査も一旦は終了しており詳細は分かりませんが、実際には重要な証拠が確認されているのかも知れません。こうした疑惑も含め、アメリカ国内ではヒラリーに対して“信用できない”という印象が大きくなったようですね。

トランプ氏は発言以外に政治経験がないということも叩かれる理由になっていましたが、ヒラリー・クリントンのこの疑惑の方が恐ろし過ぎます。普通に考えたら一国の大統領にしたい人物ではないと判断されるのが妥当です。

米連邦捜査局(FBI)は28日、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用サーバー問題を見直すと発表した。別件で入手したメールが関係するかもしれないという。これに対してクリントン氏は、訴追に相当しないとFBIが7月に下した判断に影響はないと自信を示した。11月8日投開票の大統領選まで11日。
クリントン氏はジェイムズ・コーミーFBI長官に、新しい捜査の内容を米国民につまびらかに説明するよう求めた。
クリントン氏が米国務長官時代に公務メールを私用サーバーで扱っていた問題で、FBIはすでに機密情報を含むメールも私用サーバーを経由していたと確認。コーミー長官は7月、クリントン氏とスタッフの行動は「きわめて不注意」だったものの訴追には相当しないと発表していた。
しかしコーミー長官は28日、連邦議会に対して書簡で、捜査員が発見した「別件に関する」メールが「(メール問題の)捜査に関係する様子」のため、メール問題を「見直す」と説明した。

出典 http://www.bbc.com

※ヒラリー・クリントン捜査再開報道(BBC)

[ワシントン 28日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は28日、米大統領選民主党候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用メールを使用していた問題に絡み、新たに浮上した電子メールについてFBIが捜査を再開する方針を明らかにした。

       中略

コミー長官は上下院の共和党の主要委員会委員長らに充てた書簡で、「別件に絡み、FBIは捜査に関連すると思われる電子メールの存在を知った」と説明した。新たな調査が終了するまでの時間は特定できないとしている。これ以上の詳細は明らかにしていない。
米紙ニューヨーク・タイムズは、新たな電子メールは、クリントン氏の側近であるフーマ・アベディン氏とアベディン氏の夫、アンソニー・ウィーナー氏が所有する電子機器をFBIが押収した際に発見されたと報じた。
クリントン氏の陣営は現時点で、コメントの要請に応じていない。
遊説先で捜査再開のニュースを知った対抗馬のドナルド・トランプ共和党候補は「クリントン氏がオーバルオフィス(大統領執務室)に犯罪計画を持ち込むのを許してはならない」と述べ、早速反撃に出ている。トランプ氏はかねてから、私用メール問題を根拠に、クリントン氏には大統領になる資格がないと主張している。

出典 http://jp.reuters.com

※ヒラリー・クリントンの捜査再開の報道(ロイター)

【ワシントン=吉野直也】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前米国務長官(69)の私用メール問題をめぐり、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、再捜査の結果を明らかにした。7月の訴追を求めない方針に変わりはないと米議会に書簡で伝えた。8日投開票の大統領選の情勢に大きな影響を与えたFBIの再捜査は事実上、終わった。クリントン氏の追い風になる可能性もある。

6日、米オハイオ州クリーブランドでの集会で演説するクリントン氏(AP=共同)
 FBIは10月28日に再捜査の方針を公表していた。FBIの最終的な捜査結果は8日の投開票日まで間に合わないとみられていた。共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)はミシガン州での演説で「8日間で65万ものメールを調べることはできない。クリントン氏は最も腐敗した大統領候補だ」と批判した。クリントン陣営は米メディアに「コミー氏が7月の結論を改めて認めたと知って喜んでいる」と歓迎した。

出典 http://www.nikkei.com

※捜査を再開するも訴追は求めない形で終了と発表(日本経済新聞)

事実は新政権誕生後に明確に?

他にも、ヒラリーにはさまざまな黒い噂が浮上しており、どこまでが真実なのか量りかねますが、逮捕が近いとの情報もネットでは多く見られます。

今後も捜査が続行される可能性は皆無とは言えないのではないでしょうか。日本のテレビではあまり報道はされないかと思いますが、ネットで細かくチェックしていけば真相を知ることはできそうですね。

いずれにしても、捜査が再び続行して事実が解明され犯罪者として裁かれるのか、疑惑で終わるのかは次の新政権誕生後になるのではないでしょうか。

新しい政権はどうなるか期待してみましょう

さて、次のアメリカ大統領に決定したドナルド・トランプ氏は日本に対しても過激な発言が多く、中でも日本に駐留する米軍に対しての費用のすべてを負担して欲しいというような内容は賛否両論のようです。

費用の負担ができない場合は撤退するといった内容も含んでおり、乱暴だという見方もありますが、本来は自国の防衛は自国でまかなうのが独立国家であり、ある意味正論とも言えます。日本を独立した対等の国として見ていると取る人もいますし、確かに自国での防衛を考える時期に来ているのかも知れません。日本も本来そういう国であったからです。

まださまざまな噂やイメージも一人歩きしていますが、トランプ氏に決まった以上は腹を決めて、新しい政権の行方とそこから影響される日本の今後に明るい期待を持ってみませんか?

この記事を書いたユーザー

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音楽業界を経て、フリーのデザイナー兼ライターを生業にしております。ポジティブに解決したトラブルや実体験ネタを中心に書いています。8歳下の夫と愛犬の気ままな3人暮らし。音楽好きのゴシック好きの和服好き。オカルトも大好きでございます。好きな作家は芥川龍之介、詩人は中原中也☆

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