記事提供:favclip

いま海外では、ある写真家によるプロジェクトが注目を集めています。

それは、“元ギャングたち”のポートレイトを撮影した後、彼らの顔や体に刻まれたタトゥーを写真編集ソフト「Photoshop」で消去し、タトゥーのアリ・ナシの写真を一緒に掲載する「スキンディープ」と呼ばれるものです。

彼らの“ストーリー”を知るきっかけになって欲しい…

発案者のスティーブン・バートンさんは、あるドキュメンタリー映画のなかでタトゥー除去のプロセスを見た際にこの試みを思いついたのだとか。

そして、「タトゥーのアリ・ナシの写真を同時に提示することで、被写体になっている“元ギャングの人たち”に対して一般の人が興味を持ってくれるのでは?」と考え、プロジェクトをスタートしたそうです。

以下が、「スキンディープ」で撮影された写真です。

被写体になったある男性は、タトゥーが消えた自分の写真を見た後、あまりの変化ぶりに驚き、今までの人生を振り返りながら静かに涙をこぼしたのだとか…。

その光景を目の当たりしたスティーブンさんは、「この1枚の写真には深いストーリーがある」と確信したそうです。

そしてスティーブンさんは、「スキンディープ」を通じて以下のことを社会に向けて発信しています。

「ギャングは、虐待と自暴自棄から生まれる。社会は、元ギャングたちのストーリーを知らないまま決断を下す傾向にある。この写真をきっかけに彼らについて知り、みんなに考えてもらいたい」

なお現在は、クラウドファウンディングを使い、「スキンディープ」の作品を写真集にして出版する費用が募られています。写真集で得られた収益は、元ギャングたちの更生のために寄付されるそうです。

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