啓発です。

クソ上司問題

ほかの「過労死」や「過労自殺」、「長時間労働」で、私が強く印象に残っているケースが2つあります。

1つは、10年前の2006年、人事労務の雑誌で、ある弁護士の講演を取材したときに知ったものです。

その弁護士はほかの弁護士らとともに、1990年代半ばから、三菱重工業の長崎研究所で起きた労働事件(実質的には、「過労死事件」)を扱っていたのです。

長崎研究所室長の男性社員が、1990年代の半ばに、脳に重い障害を負ったのです。

その原因は、「過重労働が原因」として、三菱重工業に謝罪と損害賠償を求めていた労災事件でした。最終的に、三菱重工はこれに応じ、和解合意が成立したのです。

弁護士から話を聞くほどに、上司たちは、この社員に激しいいじめをしていたように私には思えたのです。男性社員は、学歴・職歴とも超トップレベルでした。すさまじいほどにエリートなのです。

出典電通の「過労自殺」議論で、抜け落ちていること(4/10ページ):nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

電通の「過労自殺」議論で、抜け落ちていること(4/10ページ):nikkei BPnet〈日経BPネット〉

フリーランスのぼくからすると、一緒に働く人を選ぶのは、基本中の基本です。

「何をやるかよりも、誰とやるか」みたいなことばがありますが、あれは実感レベルで言っても正しいんです。

「上司を選ぶことができない」というのは、工場労働時代の名残なんでしょう

ひとりの人間が製造ラインで作れる商品の量は、誰が上司になっても変わりませんよね。

だから、経営的に考えて、部下が上司を選ぶ意味がない。いい上司の下についたところで、作れる商品の量が10倍になるわけはありません。

でも、知識労働は違います。

いい上司の下でなら、部下は100倍のパフォーマンスを発揮することができます。

だから、経営的に見て、部下は上司を選ぶべきなんです。

この力学を理解している人はまだまだ少ないようです。

が、今後は当たり前のものとして理解されていくようになるでしょう。「クソ上司」と「いい上司」では、明らかに部下のパフォーマンスに差が出るわけですから。

小さな会社で、上司を選ぼう

今は過渡期です。古い会社にいるとろくなことはありませんよ。

大企業のクソ上司で消耗しているみなさんには、ぼくはベンチャー企業・中小企業への転職をおすすめします。小さな会社なら、少なくとも社長は自分で選べますからね。

ヘッドハンティングサイトの「Switch.」あたり使うと、いい会社からお声がかかるかもしれないのでぜひ。Facebookベースなので、一瞬で登録できます。

これからの時代は、「ともに働く人」を選ぶのが重要なんです。会社の知名度や事業内容なんかよりも、そっちの方を会社選びの軸にすべきだと思いますね。

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