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女性のみなさん、ご自身の生理の周期を把握していますか? 妊娠を希望するかただけでなく希望しないかたも、生理があるかたは、妊娠の可能性がある日を目安として知っておくことは大切です。
今回は生理周期でわかる、妊娠しやすい日の目安について、医師に聞いてきた話をお伝えします。

「排卵日」はどうやって予測できる?

妊娠する可能性、つまり受精のタイミングは「排卵日」に深く関わっています。いくつかの方法により、生理周期の中で排卵日がいつなのか、ある程度予想ができます。

・基礎体温
具体的な排卵日のタイミングを知る方法として、基礎体温の記録があります。毎日、基礎体温を測ってグラフ化すると、おおよその排卵のタイミングがわかります。

・排卵痛
「排卵痛」という、普段感じないような腹痛がする排卵時の症状によって、排卵日を意識するかたもいます。

・生理初日の14日前
生理周期が規則正しい人の場合は「生理になる予定日の14日前が排卵日」という原則も参考になります。
ただし、排卵日が毎回、必ずぴったり同じ周期で来るとは限りません。多くのかたが、生理が遅れた経験があると思いますが、これは排卵日が遅れた場合がほとんどです。ですから、この原則も、確実なものではないということだけは、覚えておきましょう。

妊娠の可能性が高まる時期は?

排卵するということは、受精ができる、妊娠の可能が高まるタイミングということになります。つまり、妊娠を望まない場合は、このタイミングでは性行為を避ける必要があります。

また、生理不順のあるかたは、排卵予定日の前後も注意が必要です。さらに、妊娠を望まないかたが性行為を避けるべきなのは1日だけでなく、ある程度の期間が必要です。この期間には、排卵した卵子と精子の寿命も関係してきます。

・精子の寿命
精子の寿命は平均2~3日といわれていますが、1週間ほどと長い場合もあります。

・卵子の寿命
卵子の寿命は、精子に比べて短く、約24時間です。

つまり、排卵後、卵子の寿命である24時間は、妊娠しやすいということです。
また、精子は数日間生きているので、性行為の翌日に排卵日が来た場合も、妊娠する可能性があります。

妊娠を望まない人が性行為を避けるべき期間は?

妊娠を望まないかたが、俗に妊娠しやすい日を「危険日」、また妊娠しない可能性が高い日を「安全日」などといいます。
これらの日がいつなのか知るためには、まず排卵日を把握することです。

基礎体温によって、低温期・高温期が読み取れれば、ある程度排卵日が把握できます。
排卵日から5日間は「危険日」と見たほうがいいでしょう。また、排卵の予定日より3日前からの注意をするとさらにいいでしょう。

「安全日」については、いつだと正確には伝えることは難しいと思います。女性の体はいつも安定しているわけではありません。
生理中や生理前後の数日間は妊娠の可能性はかなり低いですが、妊娠を望まない場合には、避妊を行うことが大前提です。

▶︎ 生理中のセックスが危険な4つの理由

最後に

妊娠を望むかた、望まれないかた、事情もそれぞれおありだと思います。
望まない妊娠からご自身の体を守るため、そして大切な命を育むために、基礎体温を測るなど、日頃からできることを行って排卵日など自分の体のことを知っておきましょう。

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