ペットの犬が食べられちゃった!

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韓国でペットとして飼われている犬が、食べられてしまったという事件が起きました。近所に住む老人たちが食べたという衝撃ニュースが世間をザワつかせています。

その老人たちに食べられてしまった犬というのは、「オールド・イングリッシュ・シープドッグ」という大型犬(写真はイメージですが、その種類の犬です)。もちろんペットとして飼う犬です。

9月26日、ペットの犬である「ハート」という名前の犬が行方不明に。市内バスの監視カメラを解析してはみたものの、証拠を得ることはできませんでした。

しかし2日後の28日、正午に老人ら4人がその犬を1トントラックに乗せて食べたことが発覚したのです。

この犬「ハート」は、28日の11時30分まで生きていたことが目撃されていましたので、その30分間に老人らによって犯行が行われたようです。

※写真の赤丸が「ハート」だと思われます。

警察は、その老人4人の内3人に「嘘発見器」を使用し調査しました。

その「嘘発見器」での調査内容は、

生きている犬を殺して食べたか

というものだったそうです。

その結果、2人は「真実」、1人は「判読不可」という判定に。「嘘」という判定はでなかったものの、調査の結果が交錯しているため捜査に影響が出ているとか。

生きている犬を食べた」場合。
動物保護法が適応され、


そして、「死んでいる犬を食べた」場合。
占有離脱物横領罪が適応されるのだとか。

動物保護法とは、

動物の虐待等の防止について定めた法律

出典 https://ja.wikipedia.org

では聞きなれない、もう一つの占有離脱物横領罪とは…

占有離脱物横領罪(せんゆうりだつぶつおうりょうざい)。
とても難しそうな名前ですが、実は身近な犯罪なんです。
例えば、落し物や捨ててある物を拾って自分のものにしてしまうということも、この罪が問題になります。
一般市民が日常生活を送っていて身近に遭遇しうる犯罪といえるでしょう。

出典 http://trendersnet.com

その論争が、「生きている犬を食べたのか」「死んでいる犬を食べたのか」に焦点があてられていることは、非常に悲しいですが、それが裁判というもの。動物保護法が適用されるのか、占有離脱物横領罪が適用されるのか…。「ハート」の飼い主としては、いたたまれない思いでしょう。

「ハート」の飼い主の女性(33)の主張によると、9月26日に行方不明となり、28日正午に老人ら4人によって捕まえられて、公民館で生きている状態のハートを鈍器で殴って殺し、食べたというもの。

一方、老人らの内3人は嘘発見器での調査の際、「生きた犬を殺して食べていない」と主張しているそう。

証拠のカメラ等が残っていないようですし、それぞれの主張も異なっていることから、捜査が混乱しているのもうなずけます。

犬を飼っていて犬好きの筆者としても、この事件を知ったときは、心をえぐられる思いでした。

いまだ続く「犬」の食文化

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それぞれの国には、さまざまな珍しい「食文化」というものが存在します。その国にとっては当たり前のことでも、他国では非常に珍しかったり、ちょっとグロテスクだったり…。

実は、韓国ではいまだに「犬」を食べる習慣が残っているそうです。

恐ろしいことに、毎年、250万匹~300万匹のイヌが食用として殺されているといいます。

出典 http://www.sankei.com

※韓国内の数値です。

日本ではほとんど報じられていないようですが、韓国での「犬」を食べる恐ろしい習慣が潜んでいることに対して、欧米が大激怒しているのだとか。確かに欧米では、日本と同じく、犬はペットとして家族も同然。一緒に車に乗ったり、ドッグランで遊んだり、可愛がられている姿はよく見かけるものです。

今年4月の電子版「デーリー・メール」や「ニューヨーク・デーリー・ニューズ」等では、4月27日にアメリカの動物愛護団体「ヒューメイン・ソサエティ・インターナショナル(HSI)」が、韓国ソウル原州(ウォンジュ)市の犬肉生産ファームに出向き、そこで飼われていた171匹の犬を保護したと報じています。さらにこのファームを閉鎖させたという発表もしています。

ファームで飼われていた犬というのは、我々日本人にも聞きなれたような種類ばかり…。

救出されたイヌはゴールデン・レトリバーやシベリアン・ハスキー、ロットワイラー(ドイツが原産の牧羊犬)、日本の土佐犬、韓国原産の珍島犬(ちんどけん)で、成犬から子犬まで様々でしたが、どれも汚い檻(おり)の中という劣悪な環境下で飼われており、既に多くが食用肉となるために殺されていた

出典 http://www.sankei.com

この助け出したという「HSI」が行う仕組みというのは、そこで飼育している犬の頭数に応じて、「HSI」がファーム側に最大で6万ドル(日本円で約640万円)の補助金を支払い、ファーム側はそれを元手に農業に転業するそうです。

ただやみくもに保護して閉鎖させるという訳ではなく、経営者らにもその後の道を提供しているのです。

HSIが今の時期に活動を活発化させたのには訳があります。韓国では毎年、7月~8月にかけて、暑気払い&滋養強壮を目的に犬肉をたらふく食べるという「Bok Nal(ボクナル=犬肉スープ祭)」が催され、そこで年間の犬肉消費量の60%~80%、つまり100万匹以上が、みんなのスープになるため殺されてしまうため、何としてもこの祭りより前に救出する必要があったのです。

出典 http://www.sankei.com

食文化とはいえ、社会問題化している

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韓国や北朝鮮など、朝鮮半島では、犬の肉「狗肉」は新石器時代から食用とされています。それはそれは長い歴史があるのです。そして、その文化はいまだ盛んに続いているそうです。先ほど記載したような「犬を食べる」お祭りが存在していますので、そういった食文化を他国がどう受け入れたり、反発したりするのか、難しいところでもあります。

犬を食べる習慣のない国からは、ずっと問題視され批判を浴び続けています。韓国で大きなイベント(オリンピックやワールドカップ等)あるたびに、他国が韓国政府にやめるよう要請してきましたが、拒否され続けているようです。

ソウル市内だけでもそうとうの数の飲食店で狗肉が使用されているようで、違法にはなっているようですが、調査によると衛生管理がなっておらず、社会問題にもなっています。

もちろん冒頭で挙げた、ペットとして飼われている犬を殺して食べてしまうなどというようなことは犯罪ですが、その国に長きに渡って定着している「食文化」を他国が排除してしまうのはどうなのかという難しい問題があります。

我々日本人からすると、「犬=ペット」という見方がほとんどですので、反対する者が大多数でしょう。韓国での今回の事件も、食文化として根付いているがゆえに起こってしまったのかもしれません。

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