妹と45年ぶりに涙の再会

4人の子供を持つ61歳のギル・フロックハートさんは、1971年以来会っていなかった妹のヘレンさん(59歳)と再会できて大喜びでした。

ヘレンさんは45年前にオーストラリアに家族とともに移住。その後、ずっと会うことはありませんでした。

そのヘレンさんがギルさんに会うためイギリスへ飛びました。そして、姉妹は涙の再会を果たしました。

出典 http://www.mirror.co.uk

姉のギルさん

不倫

長い間、夢にまで見た妹との再会を果たしたギルさん。その喜びはつかの間のぬか喜びとなってしまいました。

あろうことか、ギルさんの夫カーソンさん(66歳)と妹のヘレンさんが不倫を始めたのです。

ギルさんは、妹と再会をしてしまったばかりに、夫を盗られてしまいました。

出典 http://www.mirror.co.uk

夫のカーソンさんと妹のヘレンさん 2人はすぐに不倫に走りました。

既に婚約まで

そして、2人はヘレンさんが住んでいたオーストラリアへと駆け落ちしてしました。

現在、2人はパース近郊に住んでいて、親戚の話では、既に婚約指輪を交わしており、結婚をほのめかしているそうです。

ギルさんは、まだ離婚書類にサインしていません。

ギルさんの気持ち

「私はカーソンと離婚するつもりはありません。おそらく私たちは地面に埋められるまで夫婦でいることでしょう。」とギルさん。

「私たちは遺言を作っています。そして、死んだら一緒の棺桶に入ることを約束しています。私は妹のヘレンのことを長い間ずっと会いたいと願っていました。彼女と再会できたら、きっと彼女は私たち家族に幸せをもたらしてくれると思っていたのです。」

胸が張り裂けそうになる

「でも、妹はすぐに私の夫と不倫をし、私から夫を奪っていきました。そして彼らは今、太陽の下で堂々と”幸せな暮らしを送っている”と周囲に公言しています。私は、胸が張り裂けそうになります。

私は彼女を苦しめてやりたい気分です。でも、彼女だけがしたことではありません。私の夫も同罪です。彼らは私の人生を台無しにしてくれました。」とギルは言いました。

45年前のこと

1971年3月、ギルさんは、16歳の時にカーソンさんと結婚しました。その時すでに妊娠していました。隣には14歳の妹ヘレンさんがいました。

「カーソンは、私に君が妊娠していようがいまいが僕は君を愛しているから結婚するのだと言ってくれました。」とギルさんが結婚当時のことを語りました。

その結婚式の数日後に、ギルさんの両親は妹のヘレンさんを連れてオーストラリアに移住しました。他に12歳と10歳の弟も一緒に行きました。

家族が遠く離れてしまい、当時とても寂しかったそうです。でも、ギルさんには、夫のカーソンさんとお腹の赤ちゃん、新しい家族が傍にいてくれたことで救われたそうです。

出典 http://www.mirror.co.uk

ギルさんの結婚式当日の写真 左前の端の白いコートの女性が花嫁のギルさん。(当時はミニスカートが流行っていました。)右前の端の赤い服の女性が妹のヘレンさん。夫のカーソンさんは、ギルさんの右後ろでギルさんの肩に手をかけている男性。

家族

ギルさん夫婦は、結婚式の9か月後にイギリスのカルンに家を購入しました。カーソンさんはクリスマスツリーを育てている森で働いていました。2人は4人の子供を授かりました。

2人の子供たちの年齢は、現在、45歳、41歳と40歳(双子)です。全員、娘さんです。

「私たち夫婦はとても幸せな結婚生活を送っていました。私たちは女の子たちを授かりました。カーソンはとても良い夫でした。彼は毎日、私に愛していると言ってました。そして私の手に毎日、優しくキスしてくれていました。私の妹と再会するまでは…」

出典 https://nortonsafe.search.ask.com

1977年 カーソンさんと娘たち 彼は良き夫であり、良き父親でした。

突然、妹から電話が

2014年9月、突然、妹のヘレンさんから電話がかかってきて、ギルさんは大喜びしました。ヘレンさんはブドウ園の経営者と結婚したばかりでした。

そのわずか2週間後にヘレンさんはパースからイギリスへとギルさんに会いにやってきました。

「私たちは毎日、一緒に談笑し、とても幸せでした。それはまるで長い間離れていたことが嘘だったかのような気分にもさせてくれました。オーストラリアに残っているヘレンの夫は彼女に毎日電話をかけてきていました。私たち夫婦も妹夫婦もとても幸せだったのです。」とギルさん。

出典 http://www.mirror.co.uk

ヘレンさん(左)と再会したギルさん(右)

悪い兆候

でも、後から考えれば、すでにその時、悪い兆候があったそうです。

ある日、ヘレンさんはギルさんにこう言いました。「お姉さんは本当に素敵な家庭を持っていてうらやましい。それが私の人生だったらいいのにと。そして彼女の人生はこれまで最悪だったと言いました。誰も自分ことを理解してくれていないと。」

しかし、彼女がけしてギルさんには、言わなかったことがあります。それは、”やっと彼女の事を理解してくれ、肩にすがって泣ける相手を見つけた”ということです。それがギルさんの夫のカーソンさんだったのです。

ヘレンさんはオーストラリアに戻りました。その後、ギルさんと連絡を取り合っていました。そして、2015年3月に、彼女は再びイギリスを訪れました。

出典 http://www.mirror.co.uk

ギルさん(左)とヘレンさん(真ん中)は、姉妹の再会をとても楽しみました。

疑惑

しかし、ヘレンさんはその時はギルさんの家には止まらず、10マイル(約16㎞)離れたロイヤル・ウットン・バセットのコテージを借りました。

当時、カーソンさんは、ヘレンさんが寒いだろうからと暖炉をつけるために、毎日、そのコテージに通っていました。

「最初、私はカーソンは親切でやっているのだろうと思っていました。でも、ヘレンは私がコテージを訪れるのを避けていたようでした。私たち夫婦はそれまでいつも一緒に行動していたのに、その時は違ってました。それで疑いを持ち始めました。」とギルさん。

最初の再会時にすでに…

ギルさんと40歳になる娘さんは、カーソンさんのことを不審に感じはじめ、娘さんが父親の携帯電話やコンピューターを調べてみました。

そして娘さんは、驚きの事実を突き止めました。

それは、ギルさんが最初にイギリスを訪れた時からすでに始まっていたのです。その時に2人はすでに性的関係を持っていました。

ヘレンさんがオーストラリアに戻る前日の夜、家族会議が開かれました。

追究

「家族みんなが娘の家に集まり、娘の一人がヘレンとカーソンに問いただしました。”いったい2人の間で何が起きているのか?”と。私は沈黙していました。でも、娘は”お父さんのツイッター、フェイスブックのメッセージ、そしてe-mailもすべてチェックしました。お父さんはヘレンと体の関係を持っていますよね?”と言いました。

カーソンはそれらをきっぱりと否定しました。そして、私を娘の家から引きずり出してタクシーを呼び、それに一緒に乗りました。彼は一言も喋りませんでした。ただ、その場から離れたかったみたいです。私たち夫婦はそのまま家に戻りました。」

翌日、カーソンさんはギルさんに「愛している」と言いました。そしてこれまでのヘレンさんとの件をすべて否定し「少し愚かだった」と言いました。

夫を許した妻

「それで私は夫を信じました。これで、すべて元のようにうまくいくと信じたのです。」

でも、カーソンさんはギルさんに、訊きました。「ヘレンをヒースロー空港まで送っていいかい?」と。

「さっさと私の人生から彼女を追い出して!」とギルさんは、答えました。

(それでカーソンさんがヘレンさんを空港まで送ったのかどうかは記述がありません。)

入院

その数週間後、ギルさんはインフルエンザのような症状にかかり入院を余儀なくされました。

カーソンさんは、毎日、お見舞いに来てくれたそうですが、あまり長く滞在することはありませんでした。

「後で判ったのですが、その時、彼は仕事を1週間休んでいました。彼はその理由として上司に、私の看病をするためと言ったそうです。

しかし、彼は殆ど私とは一緒にいませんでした。彼はヘレンとずっと話をしていたことを確信しています。彼が病院にいる間も、彼は私の見えない所で、ずっと誰かとタブレットで話をしていたのを目撃した人たちがいました。みんな、私と話していると思ったそうです。」とギルさん。

破綻

最終的に彼らの結婚生活は、その年の11月に破綻しました。

「カーソンは、ヘレンのことを認めてはいません。ただ、私に対してもう愛していないと言いました。ヘレンが登場する前から、私への愛の気持ちは冷めていたと言いました。私はこれほど傷ついたことはありません。」とギルさん。

2人のその後の情報

ギルさんは、ヘレンさんがすでに(ブドウ園経営の)夫と別れていることを知っていました。カーソンさんと自由に一緒に暮らせる身分になっていたことを知っていたのです。

その後、ギルさんはヘレンさんとカーソンさんについて、語ることはありませんでした。

しかし、先月、ギルさんの父親が亡くなり、彼女はオーストラリアに飛びました。そこで最後の衝撃的な事実を親戚から聞かされました。

「彼らは既に同じ家に住み、幸せに暮らしているそうです。カーソンは私と離婚はしていませんが、最近、ヘレンと婚約指輪を交わしたそうです。

そんなことを聞かされて、私の心は再び傷つきました。私には何も残されていないのに、彼らは新しい生活をスタートさせているのです。」

ギルさんは2人への連絡をとろうとして、失敗しました。でも、ギルさんはこう言います。「もし、2人と連絡がとれたなら、私は丁重に話します。」

出典 http://www.mirror.co.uk

ギルさん

ギルさんの今の気持ち

「私はヘレンのことをまだ愛しています。彼女は私の妹ですから。カーソンに関しては、もし、彼が2か月前に私の元へ戻ってきたら、私はすべてを許していたことでしょう。でも、今は違います。(ヘレンさんとカーソンさんを)互いに歓迎します。」と最後にギルさん。

ヘレンさんとカーソンさんに、この件に関して、ミラー編集部がコメントを求めましたが、ノーコメントでした。

出典元

最後に

最後のギルさんの言葉は英語では”They’re welcome to one another."となっていました。それを筆者は”(ヘレンさんとカーソンさんの両者を歓迎します)と訳したのですが、これはどう取ればよいのでしょうか?

"one another"というのは、”お互いに”という意味です。だから、そう訳すしかなかったのですが…本当にそういう意味なのかこの流れなので、とても疑問です。でも、妹のヘレンさんのこともまだ愛しているとあるので、言葉どうりの意味なのかもしれませんね。

英語は、時としていかようにもとれる言葉があり、間接的に物事を言いあらわすことができるので、このような話では、とても訳すのは難しいです。もし、この最後のギルさんの言葉について、違った解釈があれば、そこはご自分の考えで読んでください。同じ言葉でも、読む人の気持ちによって、違ってきますから。誤訳でない限りは、そこは人それぞれの解釈でよいかと思います。

しかし、凄いお話でしたね。人生、いろいろあります。特に密接関係が強い家族間では、本当に様々な感情が渦巻いてしまうものです。変な話、殺人事件で案外多いのが、家族間だそうです。愛と憎しみは紙一重ということなのだそうです。

また、姉のものを妹が欲しがるというのは、ありえることかもしれません。子供時代からおもちゃや服、果ては母親の取り合いをしていたように、その延長上に恋愛があるとしたら…う~ん…残念ながら、筆者には兄弟姉妹がいないので、そこはよくわかりませんが、今回のようなケースに関してはとても特殊なのでしょう。最悪な事件に、発展しなくてよかったです。

人間として、大事ことは、恋愛感情だけではありません。ギルさんにはそれが少し判りかけている気がします。でも、ヘレンさんとカーソンさんは残念ながら、恋愛が全ての人間にとどまっていらっしゃるようですね。もっと大事なことが人として、きっとあるはずなのですが…残念な気持ちになります。

この記事を書いたユーザー

さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • 動物
  • 美容、健康
  • 感動
  • コラム
  • ニュース

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス