すっかり日本に浸透したハロウィンです。この時期になると至る所で仮装をした人たちを見かけるようになりました。実は驚くことに江戸時代にもハロウィンのような仮装を楽しむ光景があったのです。

タコや魚に扮装して踊ってる!

出典 http://heaaart.com

何やら楽しげに、タコやふぐなどに扮装して踊っているのです!

大根になり切る人まで!

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赤の上下(下着でしょうか?)から白い大根が顔を出しています。色のコントラストも大根というアイデアも斬新ですよね。


天保8年(西暦1837年)、大塩平八郎の乱が大阪で起きました。そして、大塩平八郎の乱による大火で大阪天満宮が同年に全焼しました。そして翌年の天保9年天満宮再建のための砂持(すなもち)というものが行われました。
※砂持というのは、氏子などが川から得た砂を運び、社地を整える神事です。

この期間民衆はお祭り騒ぎでした。身分を問わず異形で踊りだしたそうです。その騒ぎが評判になり、諸国からは見物人が集まり、さらに大盛況となったそうです。


タケノコの仮装も!

なんともシュールなタケノコの姿です。

親孝行な人物の物語を24編集めた「二十四孝」の中に孟宗という人物のお話があります。「雪中の筍」という物語で、年老いた母の為に雪深い山の中で、天に祈ると筍を見つける事が出来た、というお話です。秀吉公は母親の大政所様を大切にされた方ですからこの出し物が出たのでしょう。

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旧暦7月26日に行われる月見のことをいいます。この夜の月光には、阿弥陀(あみだ)・観音(かんのん)・勢至(せいし)の三尊の姿が現れ、拝むと幸運になるという信仰がありました。

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お月見の行事のひとつだったのです。

現代の仮装はキャラクターやゾンビなど人間の仮装が主流ですよね。そんな中、物に扮するひともいるんです!

現代版のタコの仮装

ピンクが可愛い!

バナナ~!

江戸時代にバナナはなかったけれど、もしあったら仮装の対象だったかも!?

ピーナッツ!

なんて可愛いんでしょう!サイズもピッタリ!

やはり現代はゲーム機になっちゃう!

クオリティ高いです!

江戸時代に、こんな斬新なコスチュームを楽しんでいたとは知りませんでした。五穀豊穣を祈る踊りであったことから食べ物に扮したのですね。何かに変身して楽しむという願望は時代を越えて共通のようです。

ハロウィンとは、もともとは古代ケルト人のお祭りです。秋の収穫を祝うお祭りであり、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いもありました。 「亡くなった人の魂がこの世に帰ってくる」と言われているので、江戸時代で仮装したひとたちもこの世に帰って一緒に現代のハロウィンに参加しているかもしれませんね。

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東京が好きで、昭和が好きで、古い日本のドラマも好きで、カフェが好き。
忘れられかけている遠い記憶のことを掘り起こしています。

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