隔年開催となるINTERMOT(インターモト)が10月5日〜9日の期間、ドイツ・ケルン市にて開催されました。いわゆるケルンショーと呼ばれる世界最大のバイクショーであり、これの開催に合わせてVespaが次期フラッグシップモデルを発表してきました。さっそくどんなモデルなのかを見ていくことにしましょう!

出典画像提供:ピアッジオ本国広報

回のケルンショーでベスパは新型GTSを披露しています。この新型GTSですが、パッと見た印象は従来のモデルとの差がさほど見当たりません。そもそもGTSとはベスパのフラッグシップモデルとして、125cc〜300ccまで排気量バリエーションを揃えていました。ところが今回発表された新型GTSは125ccと150ccだったりします。ベスパに詳しい人なら「え? 250ccは? 300ccはどうしたの?」となりますよね。

出典画像提供:ピアッジオ本国広報

アッジオ本国広報の発表となりますが「新型パワーユニットであるi-getエンジンを搭載し、125ccと150ccのエンジンサイズによるベスパの旗艦である」とのことです。具体的なデリバリー開始時期などには触れず、他の排気量バリエーションの設定があるかどうかにも触れていません。ただし"125ccと150ccのエンジンサイズによるベスパの旗艦"としていますから、次期フラッグシップはエンジンキャパシティを下げて登場することが予想されます。
また内容的には水冷4バルブ・i-getエンジン、Euro4対応、RISS(レギュレータインバータースタート&ストップシステム)などがトピックとなり、リモコンキーも装備されるとのこと。

ろそろモデルとしての寿命が近いと噂され続けてきたGTSだけに、「ボディの大型化×350ccユニットの搭載もあり得るのでは!?」といった想像をかきたてていたワケですが、どうやらそういったことにはならないようです。これは私見ですが、今やベスパのような立ち位置のスクーターは欧米よりもアジア圏での販売数が大きく上回っています。そうなるとアジア圏のマーケットを意識したサイズ&排気量が不可欠なのではないでしょうか。
まあそれでも今後、この新型GTSに排気量バリエーションが増えていく可能性だってあるでしょうし、さらに魅力あるフラッグシップモデルの登場だってあるかもしれません。とりあえずは発表されたばかりの新型GTSについて、続報を待ちたいところです。11月になればベスパのお膝元であるイタリアでEICMA……いわゆるミラノショーが開催となりますから、より具体的な情報が発表されると思いますので。

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Buono/隅本辰哉 このユーザーの他の記事を見る

二輪ジャーナリストとしてバイク&スクーター雑誌を中心として活動中。主に新旧スクーターに関する記事が専門。 とくにベスパを得意としていてベスパ関連書物などの出版もしています。なのでベスパを軸にスクーターやバイクのこと、ときには取材で出かけた食や遊びや旅のことまで書き記していきたいと考えています。

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