出典 http://www.dailymail.co.uk

パンダって白と黒じゃないの?そんな声が聞こえてきそうな、世界的にとても貴重な茶色いパンダ。名前は、Qizai(チーザイ)7歳。中国・陝西省(せんせいしょう)にあるパンダの自然保護区で暮らしています。

毎日、ボールで遊んだり、飼育員さんと遊んだり、マイペースな性格ですくすく成長しています。元気なチーザイですが、保護された時は衰弱して命の危険があったといいます。

「可愛い!」と声に出してしまいそうな顔です。パンダってモフモフなんですが、茶色いパンダ、益々柔らかく優しい印象を受けますね。さて、チーザイが、この自然保護区に来たきっかけ、それは、山奥で一人ぼっちのところを、たまたま通り掛かった自然調査員が見つけてくれたから。生後2ヶ月とみられ付近に仲間のパンダは見当たらず、母親に見捨てられたものと想像されます。

一般的にパンダの赤ちゃんが自分の力で歩き回ることが出来るのは、生後3ヶ月からと言われています。離乳するのは生後9ヶ月。生まれたばかりのチーザイ、発見された時点でかなり衰弱しており、そのままだと確実に死に至るとの判断で保護区にやってきました。

ショックなことなのですが、母親パンダの育児放棄は珍しくありません。例えば2頭生まれた場合、もともと、お母さんパンダは「2頭とも育てる気がない」そうなのです。元気でよく動く赤ちゃんパンダを育て、体の弱い子どもは放置されたままだったり、時にはお母さんパンダの下敷きになり死んでしまうことも有ります。

パンダだけでなく野生動物の世界では、複数生まれた子どもに対し体の弱い個体などは、見捨てられることが多々有ります。残酷なようですが、種族の命を繋ぐことを優先させる本能が備わっています。以前、ライオンの体の弱いライオンの子どもがすぐに死んしまいました。親は、他の捕食者に匂いなどできずかれない為その亡骸を食べるという場面がテレビでも放映されました。

出典 http://www.dailymail.co.uk

保護区に来たチーザイ、与えられたミルクを飲み、体調管理をしてもらいスクスク成長。しかし、思わぬ試練がチーザイを襲います。

保護区の仲間に受け入れてもらえない…いじめられてしまったのです。その原因として考えられているのが、他のパンダに比べ良く言えばマイペース、悪く言えば、鈍い…。動きもマイペース、食事もマイペース、何をしてもマイペース…うっかりしていると、他のパンダに笹を盗まれたり、置いていかれたり。保護区の中も中々、激しいんですね。

しかし、めげないチーザイ。根性があります!過酷な試練もマイペースに乗り越え、今や世界に1頭しかいない立派な茶色い男パンダになりました!

出典 http://www.dailymail.co.uk

立派な男パンダですが、この丸っこいフォルムはとてもキュート(笑)

出典 http://www.dailymail.co.uk

現在、チーザイは7歳、体重も標準の100キロ超え、1日20キロ以上の笹を食べ続けているそう。変わらないのはマイペースな性格だけ!

そして、この茶色いパンダは世界的にも貴重な存在。遺伝子の突然変異が考えられています。その原因を追求するためにも、今、チーザイのお嫁さん探しが始まっている模様。来年には可愛いお嫁さんを貰う予定になっています。赤ちゃんの誕生を期待されているのですが、その子育ても多分、マイペースなのでは(笑)

また、遺伝子の突然変異といえばアルビノとその真逆であるメラニズムが有名ですよね。

アルビノ(albino)は、動物学においては、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損 により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体である。

出典 https://ja.wikipedia.org

分かりやすく言えば、生き物特有の「色」を持たない生き物。よく真っ白な動物が話題になりますよね。正確には、疾患それ自体はアルビニズム (albinism) といいます。

出典 http://blog.goo.ne.jp

扇型に広げた羽の鮮やかさが大きな特徴の孔雀も色を失い真っ白に。ただ、白一色だけの孔雀なのですが、これはこれで神々しくもありとても美しいですね。先天的なメラニンの欠乏により体毛や皮膚、何もかもが真っ白!

そして、メラニズムとは…

出典 http://www.techeblog.com

先天的に皮膚や髪のメラニン色素が過度に増加し、黒くなる現象のことです。黒いライオンかっこよすぎ!

アルビノと真逆の存在のメラニズム。真っ黒なのですが、威風堂々とした姿はこれはこれで神々しくもあります。

出典 YouTube

アルビノでもなく、メラニズムでもないチーザイ。悲しい過去はあったのですが、広い山の中でたまたま通り掛かった自然調査員と遭遇する強運の持ち主。これからも逞しく育って欲しいですね。今日も、飼育員さんの愛情をいっぱい貰いながら元気にスクスクと成長中。来年は、お嫁さん。幸せな日々がチーザイを待ち受けているようです。

オススメ記事も合わせてどうぞ♪

この記事を書いたユーザー

パトリシア このユーザーの他の記事を見る

主にスポットライトで書かせて頂いています。
ありがとうございます。
Twitterアカウント開設しました。
よろしくお願い致します。

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • 動物
  • ライフハック
  • おでかけ
  • グルメ
  • 料理
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス