バチュラー・パーティ

独身男性たちが集まって行うバチュラー・パーティは、世間からは、”野郎どものパーティ”として、はめをはずして悪ふざけするものだと思われていますが、あるグループの森の中でのそのパーティは思わぬ展開を迎えることになります。

バチュラー・パーティーとは

結婚式を控えた新郎が、独身最後の夜を楽しむために男友達だけで集まって開くパーティのことです。

ちなみに新婦が行う独身最後の夜を楽しむ女友達とのパーティーのことは、バチェロレット・パーティと呼びます。

日本語では「独身さよならパーティー」とか「独身お別れパーティー」と呼びます。パーティーは一晩だけで終わることもありますが、何日も続けられることもあります。

思わぬ訪問者

ミシガン州ビックスバーグ在住のミッチェル・クラドックさんと彼の7人の友人たちは、テネシー州の森の中のキャビン(小屋)でビールを飲みながら、クラドックさんの独身最後の夜を楽しんでいました。

そんなパーティの翌朝、彼らが朝食を作っていると、ある特別な女性がドアの前に現れました。

出典 https://www.thedodo.com

思わぬ女性の訪問者

「私たちがベーコンを焼いていると、いつの間にか玄関のドアの所に1匹の雌犬が座ってこっちを見ていたんです。」と新郎の友人の1人、トレバー・ジェニングスさんは語りました。

野良犬

「私たちは外に出て、犬を触りました。彼女はとても痩せていて、肋骨が見えていました。どうやら、ゴミをあさって生きていたようです。彼女に水を与えたら、夢中で飲んでいました。彼女は明らかに子犬を産んだ母親でした。でも、もうお乳は出ていないようだったので、たぶん子犬たちも大きくなっていると思いました。」とジェニングスさん。

”ビールファンド”が”子犬ファンド”に

バチュラー・パーティはその後も続きました。彼らは買い出しに町に行き、キャビンに戻ってくると、あの犬がいつも待っていたそうです。

「彼女は本当に可愛い犬でした。私たちが信用できると感じた彼女は、私たちに対してとても友好的で、私たちを見るとしっぽを振って喜んでくれました。」と新郎になるクラドッグさんは言いました。

「私たちはいつもお金を出し合って、ビールや食料を買いに行ってたのですが、3日目からは、子犬ファンド(基金)としてお金をみんなで出し合っていました。」

子犬たち

「私たちは買い出しに行くたびにドッグフードを購入して、彼女に与え続けていました。そしてある日、気がついたのです。彼女は、森の中のある一定のスポットを守っていることに。

 私たちはもしかしたらと思い、そこを探索してみました。すると、茂みの中から子犬が顔を出していたのを発見したのです。それで子犬たちすべてをキャビンに連れて帰りました。子犬たちは7匹いました。私たちは母犬を”アニー”と名付けました。」

変化

その後、彼らのバチュラー・パーティには変化が生じました。

子犬のための買い出し

彼らは子犬たちのベッドづくりのために、彼らが持ってきた物をかき集めました。

そして子犬たちに必要な物を買いに行きました。

初めてのシャワー

「私たちは、子犬たちすべてを洗いました。彼らの体はとても汚れていました。そしてノミだらけでした。」とジェニングスさんは言いました。

愛犬に

彼らは、子犬たちを森に戻す気はさらさらありませんでした。

彼らはそれぞれ、子犬たちを分配し、家族のもとへと連れて帰りました。

アニーのその後

母犬のアニーとその子犬1匹は、新郎の祖父の家に引き取られました。

ご近所さん

「私たちは全員、近所に住んでいます。たいてい週末には一緒に過ごしています。なので、彼らは皆、別々の家に引き取られたとしても、頻繁に会うことができる環境です。」とジェニングスさん。

ジェニングスさんは、オスの子犬1匹を引き取り、”ガンナー”と命名したそうです。

出典 https://www.facebook.com

ガンナー

8人の男たちと8匹の犬

「まさか私たちが過ごした1週間の森のキャビンでのバチュラー・パーティで犬たちの親子を保護するとは考えてもみませんでした。偶然なのですが、パーティに参加していたのは、8人の独身男性でした。そして私たちが保護したのは、母犬のアニーも含めて子犬7匹の合計8匹の犬たちでした。これはもうミシガン州に犬たちを連れて帰る運命だったのでしょうね。」とジェニングスさんは語りました。

出典 https://www.thedodo.com

ミシガン州の彼らの家に連れて帰った子犬たちは、彼らの家族に喜んで迎え入もらったみたいですね。

犬好き

彼らは、果たして皆、犬好きだったのでしょうか?それを最後にインタビューされたところ、「私は犬好きです。そして私たちバチュラー・パーティに参加した男たち全員がすでに犬を飼っていました。ただ私だけが初めて飼う犬となりました。」とジェニングスさんは言いました。

そして最後に「私たちのバチュラー・パーティは大成功でした!」と言い残しました。

参考資料

最後に

母犬のアニーは、美味しそうなベーコンを焼くにおいにつられて彼らのキャビンを覗いたのでしょうが、結果は、彼女の家族を助けることになりましたね。あのまま森で子犬たちが過ごしていたら、たぶん生き残ることは難しかったことでしょう。

しかし、8人の独身男性たちに8匹の犬とは、やはりこれは運命だったのだと感じますね。しかも、皆が犬好きだったということですから…

彼らがすべての犬たちを手分けして引き取ったというのは、素晴らしいことでした。いつでも母子が会える距離にいれるわけですから、これは、早々ないラッキーな事でした。アニーや相当な強運の持ち主なのかもしれません。たぶん、アニーは生涯を通じて、すべての我が子たちに会えるわけですから。

この心優しい8人の男性たちと、その家族たちに、本当に感謝です!!

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さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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