人は誰しもが良心を持っていると思いますか?
何か罪を犯せば、必ず反省する、というのは真実でしょうか?
もし誰かを傷つけても平気な顔をしている人がいたら、あなたはどうしますか?

原作は伊岡瞬さんの『代償』

主人公は奥山圭輔。
弁護士として働く彼に、ある犯罪者から私選弁護士になってほしいと依頼を受けます。
その犯罪者とは、彼が両親を亡くした後、引き取られた家の同級生で安藤達也という男です。
彼はその男に苦しめられた過去がありました。
達也に弁護をするよう言いくるめられ、このまま牢獄の中にいてほしいと願いながらも弁護しなければいけない圭輔。
彼は追い詰められ、無理矢理過去と向き合わなければいけなくなります。

原作では二部構成になっています。
圭輔が両親を亡くしてから、達也とその母親と暮らした中学時代を書いた第一部。
その後、圭輔は二人とは縁を切り弁護士となって、達也の弁護を引き受けることになった第二部。
正直、第一部に描かれている描写はおぞましく、読みたくなくなるほどの気持ちの悪さです。
それが一転、第二部になるとスピード感が出てきます。
達也が捕まった事件について追いながら、彼の余罪が追及されていきます。
自分では手を下さずに、誰かに罪を着せてきた男。
犯罪を楽しんで、一切の反省をしない男。
そんな悪人は一体、どんな代償をはらうことになるのでしょう。

ドラマの主演は小栗旬さん

ドラマで圭輔を演じるのは小栗旬さんです。
個人的に思うのは、どちらかというと小栗旬さんの悪人姿の方が見てみたかった。
追い詰められていく、人のいい男を演じている姿は想像がつきません。
今回のドラマで新たな魅力発見につながるのか、それもみどころと言えるかもしれません。

圭輔の先輩弁護士である真琴さんが婚約者と表記されていることから、原作とは若干設定の異なる部分があると推測できます。
第二部を主として、第一部は細切れに思い出の描写として出てくるだけなのかもしれません。
どんな構成になるのでしょう。

ドラマはHuluにて11月18日より独占配信の予定。
初回のみ第1話、第2話の同時配信、その後は毎週金曜の配信となるようです。

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