子育てをするにあたって、

親と言う物は誰でも子供が可愛いと思う所から始まります。

けれども

すぐさま子供は自我が目覚め

小さいながらもイヤイヤをする様になります。

欲しい物を取ろうとしますし

イヤな事は愚図ったり泣き叫んで嫌がります。


当然の事ですが

赤ちゃんは何が良くて何が悪いのかを知りません。

それこそ真っ白な状態で産まれて来るんです。


そう考えれば

今現在の我が子をどんな色に染めているのか

自分の子育てを振り返って見る事が出来ます。


よく

『これはこの子の個性だから』

とか

『気が付いたらこんな子になってた』

とか聞くんですが

言い換えれば

『親の私が悪いんじゃ無いのよ。
悪いのは子の子自身なの!!』

と言っている訳です。


真っ白なキャンバスの状態で生まれて来た我が子が

勝手に自分でこんな色に染まったんで有って

自分に責任は無いと言う訳です。


一昔や二昔前なら

そりゃあ親が掛かりっきりにならなくても

向こう三軒両隣の

オジチャンやオバチャンが面倒見てくれたりしていたものです。


ところが

隣近所との付き合いが無いお宅は激増している上に

舅姑との付き合いもソコソコしかせず

実親とはイイ部分しか付き合わないと言う

いわゆる自己中子育てをする親が大部分です。


自己中と言うと語弊がありますが

いわゆる誰からもアドバイスを聞く事が無く

聞いた所で実行せず

耳の痛い事を言う奴とは縁を切り

自分の価値観のみで子育てをする親が増えている訳です。


勿論

価値観の同じ者同士は引き合う事になり

同じ価値観の者同士で群れる訳です。

子育て本などには

『ノビノビ子育て・楽々子育て』

なんかが書かれてあり

それこそ言い換えれば手抜き子育てにも関わらず

それがイマドキの子育ての主流と言わんばかりになっています。


けれどもですね

例えば『無洗米』ですが

皆さんご存知の様に

洗わなくてもイイお米ですが、

忙しい主婦にはとても便利な商品です。

『食洗機』も同じですね。


ところが

米の洗い方を知ってて無洗米を使っている方と

食器の洗い方を知ってて食洗機を使っている方がほとんどだと思いますが

今の子供達の中には

米を砥ぐと言う事を知らない子供は実在します。

おまけに

食器の洗い方を知らない子供も実在します。


住まいの配置の問題も有りますが

親が台所で何をしているのかが

解らない子供も実在する訳で

料理が全部出来上がったところで呼ばれて

『ハイ、これ持っていってね~』

になる訳です。


実際に

餅つき大会なんかやりまして

お箸やお椀を貸し出したとしますよね?

『自分で洗ってから持って来てね』

と言うと

蛇口から水をジャージャー流して

お椀やお箸をチャチャ~ッと流水に当てているだけの子はとても多いんです。


それは学年関係なく

高学年の子でもかなりの数いらっしゃいます。

『何やってんの?』

って聞くと

『( ̄ェ ̄;) へッ?』

って状態で

『そんなん洗ってる事にならんやん』

って言うと

『∑( ̄◇||||)エッ?? そうなん??』

と返って来ます。

洗った事が無い訳です。

『こうやって洗うのよ』

と言うと、なんて答えると思います?

『Σ(- -ノ)ノ エェ!? 手で洗うん!?』

って驚くんです。

その上

『水で???冷たいやん!!無理!!』

って言う子まで居ます。


別に金持ちのお坊ちゃんやお嬢ちゃんじゃ無いんですよ。

普通のご家庭のお子さんです。

スポンジを渡しても使い方が解らなかったり

お椀1個に洗剤をダバダバと使う子も居たり

要領良く

洗っている子の横に行って

ちゃっかりと洗って貰っている子も居ます。

要領がイイのか図々しいのかって話ですけどね。


水を使うにも関わらず、

だいたい8割の子供が袖をまくりません。

袖に水がダラダラになって初めて気が付き

あぁぁぁ、どーしよー…、って感じです。


袖をまくったらイイのにって言うと

『そんなん最初に言うてよー!』

とキレてます。


ぶっちゃけ

袖が濡れたんでどうしてくれるんだって顔なんですよね。

知らんがなって話ですけど。

子供はいつまでも親とベッタリじゃなく

子供は子供で社会の中で生活する様になります。

いわゆる

子供を社会で育てようって言うのがそれです。


ところがドッコイ

昔と今との違いはですね

元々の基礎が出来ているかどうかが違う訳なんで

昔は基本的な生活の基礎が出来ている子を

社会に出すのが親の務めと言う考えでした。


そして

いくら親だと言っても完璧じゃ無いんで

足りない部分は

どーぞ、どーぞ叱ってやって下さいってスタンスでした。


ところがですね

あれもこれも教える事の無いままで

子供は社会に出て来ます。

親にしても

子供を連れて来て

『お願いしまーす!』

で終わりです。

お願いしますと言うだけまだマシですよね。

子供だけ出て来るのなんてザラですもん。


それでいて

社会に教えて貰えばイイからと

『1』どころか『0』の状態の子供も多く

中には『マイナス?』って状態のお子さんも居ます。

そのクセ

叱っても大人を怖いと思っていないし

叱られた所で屁でもないので聞きません。


更に

『ウチの子がなんか怒鳴られたって言うんですけど!!
何をそんなに怒鳴られなアカンのです!?』

と、

怒鳴り込んで来る保護者まで居ます。


そうなってしまえば

子供は社会で育てるじゃなく

社会は子供のご機嫌を取るだけの組織になってしまいます。


子供が走り回っていても

誰も注意しません。


誰も注意しない所を

低学年が見ている訳で

未就学児も見て学習する訳です。

『やってイイ事』だと、学習する訳です。


その状況を見ているのは子供だけでなく

当然親御さんたちも見ている訳で

『イマドキはこんな程度では叱らないんだぁ

と学習します。

ココまで書いたところで戻りますが、

お読みになった様に

子育てで大事な事は

将来社会に出る子供達の為には

如何に家庭で教育するかが大事なので有り

その先生である親が

どれほどの力量が有るのかで

子供の出来も分かれて来るのではないかと思います。



なにも

親の学歴や家柄やと言うのが『出来』なのではなく

子供をどう導いてあげるべきなのかに対して

如何に頑張れるかと言う事だと思います。


中卒であっても

親が子供に与える環境や人脈や

社会に対して向き合う姿勢などは

学歴では有りません。


ただ

これからの社会は皆さんもご存知の様に

中卒ではかなり厳しい状況は確かなので

出来る限り高校・大学・専門学校に行って欲しいのが正直な所ですから

学歴も子供の財産の一つとなって来ます。

子育てに大事な3つの事ですが

まず1つ目には

『知識=学力』

です。

お勉強だけでなく、

生活力もこの中に入ります。


何をどうすればイイのかや

こんな時にどうすればイイのかを判断出来る為には

知識は武器になります。


『学力』と一言で言ってしまうと

『=学校の勉強』になってしまいますが

知識とはお勉強のみならず

生きる上でとても役に立つ物であり

自分自身を助けてくれる物にもなります。


自分自身を守る物にもなり

学校で教えて貰うお勉強だけでは足りません。

知識=学力=技能と言う訳です。

そして2つ目は

『強い体』

です。

好き嫌い無く何でも食べられるようにし

強い体を作ります。

なにも

強い体と言うのは屈強な強靭な体と言う事では有りません。

ムキムキになる必要は当然ありません。


風邪を引き難くし

寝込む事無く

元気に毎日過ごす事はとても素晴らしい事ですよね。


元気に過ごすと言う事は

一朝一夕で出来る事では有りません。

これも日々の積み重ねで

強い体が作れる訳です。

そして最後の3つ目ですが

それは

『強い心』

です。


小さい頃と比べれば解る様に、

親がいつまでも子供の世界に入り込む事は出来ません。

子供は子供の社会の中で生きる訳です。

当然未熟な存在ですから

時として親が手助けしたりアドバイスする事も必要ですが

基本的に

子供は一人で立ち向かわなければならないのです。



どうしてもニッチモサッチモって時には

親御さんが手助けする事になるでしょうが

幼稚園にしろ学校にしろ

公園や公民館や児童館に遊びに行くのは

基本的には子供さん一人です。



自分の思いが通らない事も有りますし

相手に合わせないといけない場合も有ります。

納得の行かない場合も有れば

それこそ色んなタイプのお子さんと出会い

様々な経験をする訳です。


いちいち心が折れていたら

身が持ちません。


それに

幼稚園や小学校どころか

今後子供が生きて行く上では

それこそ様々な価値観の方とも出会い付き合って行く訳ですから

大きくなればなるほど

自力でなんとか打ち勝たなければならなくなります。

小さい頃は何でも『お母さ~~ん』で良かったでしょうが

親と一緒に居ない時間に起こった事は

自分で解決しなくてはならなくなって来ます。


様々な価値観や常識の子供達の中で生活する様になるのですから

当然自分もその中で

他人と違った価値観と常識を持ち合わせている存在で有る場合も有ります。



強い心と言うのを

いささか勘違いなさる親御さんも時には居て

強情だとか自分勝手だとか

自己主張が激しいだとかを

『ウチの子は根性が有る!』

なんて思っていたりするのですが

それは言わずと知れた

我が儘なだけです。



困難に立ち向かい

へこたれない心を持ち、

自分だけでなく周りにも思いやりを持つ事こそが

『心を育てる』と言うのだと思います。

私たちはゲームの中でキャラを作っている訳ではなく

生きた人間を産み育て

また

その産み育てた人間が社会に出て行き

人と触れ合いまた人を産み育て

社会を作って行くと言う現実を考えれば

私たち親自身が

『人(ひと)』と言う物を作った責任が

どれほどの物なのかと言うのが解ります。



今、私たち親の中にも

『わからへ~ん♪出来へ~~ん♪』

を恥ずかしい事だと思っていない方が多くなり

むしろ

出来る様に努力するなんて事を言うと

『エエ格好しい!!何様!?』

何て事を、

大人ですら言う世の中になって来ています。


親ですら

出来るだけ手抜きをしたい

出来る限りやりたくないと

楽をする事ばかり考えている訳で

それでいて子供には

『ちゃんとやりなさいよ!
何でこうやってズルするかね!?
日頃からキチーンとしてたらイイねんやんか!』

なんて言う訳です。


子供が一番身近で

いわば子供が一番安心して信用するのが

生まれてからズッと育ててくれている親なんですから、

親のする事は全て正しい!

親の言う事は全て正しい!

として成長する訳です。



親が子供の一番の手本で有り

子供にアドバイス出来る

名アドバイザーにならなければならないのだと言う事が解る訳で

親自身が子育てを通して

日々成長しなければならないのだとも解って頂けると思います。

そしてですね

以上3つの事ですが

『知識=学力=技能』



『強い体』



『強い心』

と言いましたが

順番を換えるとですね

『心・技・体』

になるんです。

お気付きになりましたか?



『心・技・体』の言葉通り

心を育てるのが一番大事ですが

最後に来ている『体』を考えると

『健全な肉体に健全な精神が宿る』

と言う言葉が有る様に

精神と肉体とは

共にバランス良く育てて行く物だと解ります。


そして

中に有る『技=技能』

私たちが社会を生きる

本当の意味で『技(わざ)』となってくれるのだと思います。

子供が小さい内は

『小さいから』と周りも同じ様に言ってはくれるでしょう。

けれども

子供はすぐに大きくなるんです。


子供の進路で考えると

早ければ高校卒業後、就職を選ぶかも知れませんし、

専門学校に進んでもハタチ

大学に進んでも22歳で社会に出ます。

子供の希望によっては

18年間で社会に送り出さなければならない訳で

私の息子の友人には

中学卒業時点でパイロットになりたいと

親元をはるか離れた完全寮生活の学校に進学しました。


当時親御さんも

『こんなに早く手離すなんて思ってもみなかった』

とおっしゃっていたくらいです。

今5歳のお子さんでしたら、18歳まで後13年しかありません。

今小2で8歳でしたら、後10年しかありません。

今5年生で11歳なら、後7年しかないんです。


長い人生の中の僅かな間しか子育ては出来ません。

それも

その僅かな期間で

子供自身の人生の基本を育んでやらなければならないんです。


子供が大きくなるに連れ

手が掛からなくなって来ますよね?

それは

手が掛からなくなって来ただけ

目を掛けなければならない

気を掛けなければならなくなったと言う事なんです。




非行少年の親御さんとお話しすると

手が掛からなくなるのと同時に

目も気も掛けなくなり

道が曲がって来たと思った途端に

手も目も気も掛ける様になります。

鬱陶しいったらありゃしない。

まぁ、

元々手も目も気も掛けずの親御さんも居る訳ですが

手を離すのなら

手を離せる様に育ててるのかって話しなんです。

小学校に上がったから

中学校に上がったから

だからもうほっといても大丈夫

なんじゃ無いんですよね。

大丈夫になる様に育てて初めて大丈夫なんです。


小さい頃には手を掛け目を掛け気を掛けて育てて

大きくなるに連れ

徐々に手が離れた分

目を掛け気を掛けて育てます。



その内に

行動範囲も広くなり

目を掛ける事が少なくなった分

気に掛ける様になります。

親は一生親ですから

気に掛けなくなる事は無いでしょうけど

子供が将来社会に羽ばたく時には

自信を持って

背中を見送ってあげられる親になりたいものだと思います。


その為にも

自信が持てる親として

『心・技・体』の子育て

私たち親自身も日々の成長を心して

送りたいと思います。

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