わたしの夫、また義両親は発達障害を持っており、日頃「え?!なんでこんなことするの(言うの)?!ということが頻繁にあります。

腹が立つこともしばしばですが、純粋に「なんで、そうなるの!?」と思うことも多く、不思議だなあと思います。
例をあげると、義母は人によく思われたい気持ちが強いのか、会う人会う人によって意見が180度変わってしまうのですが、その義母とランチに行った時のこと、いきなり唐突に義妹とその息子(義母にとっては娘と孫)の悪口を言い始められ(今までわたしは娘をかわいいと思ったことがないとか)、すごく戸惑いました。
今思うと、「ほんとの娘よりあなたがかわいいのよ」と言いたかったのかもしれませんが、理由や説明なくだったので「え!?」と思いました。

発達障害を持つ夫は失敗することをとても恐れています

失敗を恐れる気持ちは誰にでもあることですが、発達障害を持つ方の失敗への恐れは我々の持つ恐れをはるかに上回るくらいの恐怖なのです。

わたしたちにとっては「そんなの気にすることじゃないよ」ということでも、発達障害を持つ方にとっては深刻だったりします。
わたしの夫で例えると、ドライブ中にナビを見損なって道を間違えたとします。「たかだか2分の遅れだし、すぐ戻れば問題ないじゃん」って話なのですが、夫にとっては「道を間違えた」ということが辛く、Uターンして戻ると間違えを認めることになると思うのか、頑なに間違った道のまま別のルートを探したがります。別のルートがなく、戻らざるを得ないときは戻りますが、その後は1日そわそわと挙動不審な動きをします。

そんな夫に最近離婚話を切り出されました。。驚くほど些細なことが原因で。

原因はため息がでるくらい些細なことでした。
夫にコンビニへお使いを頼んだところ、頼んだものと違うものを買ってきたので、「違うよ?」と言った。ただ、それだけです(笑)

発達障害を持つ夫は自分の行動を正されるのが苦手です

発達障害を持つ夫は、理想の自分と現実の自分の違いを受け入れることができません
そのため、自分をスーパーマンか何かだと思い込んでいて、何でもできる気でいるのです。
なので、間違いを指摘されたり、注意されたりして、自分が間違いを認識するのがとてつもなく怖いのです。

キャパシティが低いのを本能的にわかっているからか、辛いことからは全力で逃げます

自分が間違ったことを指摘されて、パニックになった夫は、全力でわたしのせいにしようとしましたが、メールでお願いしたためしっかり証拠が残っていたため、どうしていいかわからず、さらにパニックになりました。
正直わたしからしたら、どっちでもよかったんですが、彼の中ではとても深刻だったようです。
自分が間違ったことを認めたくない(謝りたくない)ために、「もう離婚する!こんな男と一緒にいたらお前が不幸になる(←自分が離婚したいのではなく、わたしのために離婚してあげると言いたい)」と言い出しました。

この離婚話、このときはわたしも本気にして、「え!?ちょっと待ってよ、こんな理由で離婚話とかないでしょ!?」と説得しました(7時間にわたる話し合い。。)が、よくよく話を聞くと本人の中でどうも同情を買って謝るのを回避しようとしているような感じがあり、これに7時間もかけたのかと思うとガックリ力が抜けました。

1度あることは、2度ある、2度あることは何回でも!!

この離婚話一度やって上手く逃げられたと思ったのか、この1カ月ですでに4回目。。。
発達障害を持つ方に多い気がするのですが、どこまで相手に甘えられるか試し、一度でも上手くいくとどんどんエスカレートします。
毎回本当にくだらないことで離婚話をされると正直疲れます。(夫は発達障害の特性で寝たら全てリセットされるため、次の日の朝になると普通に「おはよう♪」と爽やかに話しかけてきます)

軽はずみな離婚話をやめてもらうために、次、軽はずみに離婚話をしたら本当に離婚!養育費倍増にして貰います!

と、言い渡し誓約書書いてもらいました。
発達障害を持つ方への対処法としてよいのかはわかりませんが、うちの夫には効果があるみたいで、これを書いてもらってからは離婚話にはなっていません。

発達障害のせいで、見通しが立ちにくく、自分の今の行動で近い未来困ったことになるというのが想像できません。

発達障害を持つ方の多くが、後先考えない言動や行動をしたりするのはずっと衝動が抑えられないからだと思っていましたが(実際、そういうときもあるようですが)、夫を見ていると、それだけではなく、今のことしか考えられないからというのがあるみたいです。

わたしたちは普段、何か行動や言動を起こす時、無意識に、その行動や言動がよい行動か悪い行動か、またそれを行った時の自分や周りへの影響を考えます。そして、その行動や言動をするかどうかを決めます。

でも、夫の場合はよい行動か悪い行動かまでは考えますが、それを行った時の自分や周りへの影響は考えられません。考えられないというか、よい方向に行くと思い込みます(それが100パーセント悪い方向に行くようなことでも。)
そのため、衝動的、短絡的に言動や行動をしてしまうみたいです。

過ちを犯してしまった発達障害を持つ方がよく、「そうなるとは思わなかった」、「○○するつもりはなかった」といったことを供述しているのは、上記のような特性が関係しているのかもしれません。

周りから見ると夫のような行動、言動はワガママ、自己中だと思われがち(実際そうではあるのですが)、本人はやめたくても、自分の理性でとめることはできません。夫の行動や言動は脳内コンピュータがオートでやってしまいます。事前にわたしが失敗しそうなことに気づいて止めようとしても、なかなか止められません(二、三回説明を繰り返してようやく我にかえります)。

もし、職場や学校などあなたの周りに発達障害の方がいて、短絡的行動や言動で困ったら、冷静に何度か説明をするといいかもしれません。
いつも、説明しているのにできない場合、その際は、毎回同じことであっても本人の記憶は書き換わっている可能性があるので、1から細かく説明することをお勧めします。

発達障害は様々な特性が組み合わさっているため、全ての方に夫と同じ対応がいいとは限りません。

発達障害を持つ夫と考えが交わることはなかなかありません。
本来は平行線で交わることはないのかもしれませんが、少しづつでも近づいていき最後は一緒にいてよかったねと思えるようにしたいと思っています。

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大学で障害児教育を学び、児童デイサービスに勤めていました。結婚後夫が発達障害を持つとわかり、「よっしゃ!学んだこといかせる♪」と思ったのもつかの間、思いもよらなかった、知らなかったことのオンパレード、てんやわんやの毎日(笑)
娘が生まれてさらにてんやわんや!
てんやわんやしながらも、不思議な夫と楽しく暮らせる方法を模索中です。
夫の発達障害のことを中心に、関西のグルメ情報などを載せられたらと思っています。

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