世界共通の悪習、転じて悪臭

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時代は21世紀を迎えようと、立小便は古今東西、共通の悪しき習慣である様子。
ヨーロッパもその例に漏れず、麗しい景観とは裏腹に、尿臭の否めない街も未だ存在しています。

ハンブルクにも蔓延する放尿被害

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中世から自由都市として栄華を極めたドイツのハンブルク。
この街もその例外ではなく、特に歓楽街を擁するザンクト・パウリ地区では、酔っ払いによる立小便の酷さが突出していたのだとか。
住民たちも、悪臭や衛生状態、景観の悪さなどから、これには随分と迷惑を被っていたものの、度重なる禁止令や警告も功を奏さず。
そこで、このほど地区を挙げて画期的な試みが施行されました。

それは・・・

超撥水性素材の塗布!

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究極の撥水性をもつ特殊素材を地区中の壁に塗布したのです。
つまりこれにより、該当する壁に放尿すれば、即座に自分に跳ね返ってくることに!

では、詳しい様子を動画で見ていきましょう。

ザンクト・パウリの放尿し返される壁

出典 YouTube

音声はドイツ語ですが、住民の困惑する様子、そして立小便が跳ね返ってくるメカニズム等は凡そわかっていただけたかと思います。
特殊撥水素材でコーティングされている壁のには、通常「立小便禁止!おしっこを掛け返しますよ」との警告が表示されていますが、中には標識のないダミー壁も混じっているため、注意が必要。

ヨーロッパ各地でも続々と登場

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この革新的な試みにより、立小便をはじめ、スプレーによる壁の落書被害等の清掃費・維持管理費が半分に抑えられたことから、オーストリアやチェコなど近隣のヨーロッパ諸国でも、導入する街が増えつつあるそうです。

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男性のみなさま、ヨーロッパ旅行の際にはくれぐれもご注意くださいね!

この記事を書いたユーザー

ライジンガー真樹 このユーザーの他の記事を見る

ウィーン在住のトラベルライター・コラムニスト。国際基督教大学(ICU)卒。外資系広告代理店のメディアプランナーから欧州系エアラインの客室乗務員へと転職し、ウィーンへ移住。現在はオーストリア人と結婚し、子育ての傍らAll About、citrus、地球の歩き方、Spotlight、by-sなどで執筆中。

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