秋も深まり、吹く風も冷たく感じられるようになりました。道を歩いていると、甘い香りが漂っているのを感じている人もいるはず。
この時期、金木犀がいっせいに花を咲かせ、強い特有の香りを放っています。

金木犀の花

出典2016/10/22 大津市皇子が丘公園にて筆者撮影

強い香りの秘密は?

独特の強い香りは主に4つの成分によるものです。
β-イオノン、リナロール、y-デカラクトン、リナロールオキシドなど。
この香りを利用して、お酒に漬け込んだり(桂花陳酒)、お茶に混ぜたり(桂花茶)、香味料(桂花醤)に仕立てたり。
各家庭の庭に金木犀が植えられていることが多いですが、むかし汲み取り式便所が主流であった頃、芳香剤の代わりにしていたためです。

金木犀の香りを蝶が嫌う

モンシロチョウ

出典2016/09/03 大津市内で筆者撮影

花の香りは昆虫を呼ぶためにあります。昆虫を呼ぶことで、受粉に利用するのです。しかし、金木犀の香りをモンシロチョウをはじめ蝶の仲間は嫌います。
香りの成分を構成しているy-デカラクトンを蝶が嫌うようです。
金木犀の香りを好むのは蛾やアブなどの一部の昆虫だけ。そのため蛾が主に活動する夜間に香りが強くなるようです。

金木犀にはオス株、メス株があり、日本にはオスが多い

金木犀の株

出典2016/10/22 大津市皇子が丘公園にて筆者撮影

金木犀は雌雄異株で、日本にはオス株が多く植えられているようで、メス株が少ないようです。花を多く付け、香りが強いオス株のみが全国に拡がったためでしょう。

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自称フォトライター。琵琶湖のほとり大津に住んでいます。滋賀、京都を中心に活動しています。自然観察、史跡巡り、映画鑑賞、音楽鑑賞、デジ物関係の5つのBlogを運営中。
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