工場見学といえば、子どもの学習のために、学校の遠足や家族連れで行くというイメージがあるのではないでしょうか。しかし最近は、大人も楽しめる工場見学が増えてきています。ここでは、全国に数多くある人気のスポットのうち4つを紹介します。

ロケーションも秀逸! サントリー白州蒸留所(長野県)

 JR小淵沢駅からタクシーや無料シャトルバスで10分ほどの場所にあるのは、サントリーの白州蒸溜所です。ここは、周囲を信州の森に囲まれた緑豊かな場所です。所内では、人気のシングルモルトウイスキー「白州」を存分に体感できるツアーを連日開催しています(有料・前日までに要予約)。原材料である大麦や麦芽の実物が展示されていて、発酵や蒸留の現場や貯蔵庫を見学することができます。最後はできあがった構成原酒(非売品)を試飲することもできます。そして、ハイボールをよりおいしく飲むための作り方や、ウイスキーの豆知識なども教えてもらえます。原料からできあがるまで一連の流れを体感できるツアーとなっています。

 また、蒸溜所内にはバードサンクチュアリという野鳥に触れ合える場所が設けられており、酔い覚ましに森の中を散策するのもいいでしょう。工場や博物館、ショップ、レストランなど、すべての施設が要予約ですので注意してください。

見学も試飲も充実 キリンビール横浜工場(神奈川県)

 都心から近いところでビールの魅力を堪能できるのが、キリンビール横浜工場で行われている見学ツアーです。原料である麦芽やホップの実物は、触るだけでなく、香りを確認して食べることができるなど、五感を使うツアーとなっています。CMでおなじみの「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」の飲み比べもできます。もちろん最後はできたてビールの試飲もあります。場内にはレストランもあり、種類が豊富なビールや、肉料理やポテトなどのフードも充実しています。

 京浜急行・生麦駅やJR新子安駅から徒歩で行けるため、気軽に足を運ぶことができます。夏休み期間は特に予約が集中するので、サイトで予約状況をチェックしましょう。

メルヘンの世界が広がる 石屋製菓「白い恋人パーク」(北海道)

 チョコラングドシャ『白い恋人』でおなじみの石屋製菓が運営しているお菓子のテーマパークです。園内にはヨーロッパ調の石造りの建物が並び、1年を通して観光客や家族連れで賑わっています。工場見学では、白い恋人ができるまでの製造ラインを公開しており、焼きたてのクッキーにチョコレートを挟む様子や、冷却して個別に包装する様子など一連の工程を見学できます。

 館内は貴族の邸宅のような豪華な内装で、ライトアップされた噴水もあります。チョコレートの作り方やチョコドリンクを飲んでいたヨーロッパの器の展示もあり、チョコレート博物館のようです。製造ラインの見学は600円で事前予約は不要です。

沖縄らしさ満載 御菓子御殿(沖縄県)

 「御菓子御殿」は会社の名前で、沖縄みやげで有名な『紅いもタルト』の製造元です。県内に10店舗を展開し、読谷本店と恩納店、国際通り松尾店と名護店に工場が併設されています。見学できる工程は店舗ごとに異なりますが、タルト生地に紅いもの餡がしぼられていく様子や、焼き釜の中に入っていくところを見ることができます。タルトのほかにも、9年連続モンドセレクションの金賞を受賞している『塩胡麻ちんすこう』や『ヤンバルクイナまんじゅう』、『ガオガオ恐竜まんじゅう』の製造工程を公開している店舗もあります。

 見学した後はできたての紅いもタルトを味わうことができ、生地のサクサク感や香ばしさなどがいつも食べているものとは違うと評判です。恩納店では、その紅いもタルトを8個税込1,540円(2016年8月時点)で手作りする体験もできます。

身近なものを深く知ることができる

 全国のおいしく楽しめる工場見学のスポットを4つ紹介しました。ものづくりの現場を体験することができ、できたてのお酒やお菓子を堪能できる工場見学は他にもたくさんあります。是非、自分の好みにあうプログラムを探してみてはいかがでしょうか。

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