「黒石よされ」とは?

起源は、山岳宗教が盛んであった500年から600年前で

盆踊りの時の男女の恋の掛け合い唄であったといわれています

黒石の盆踊りが盛んになったのは、天明の頃(約200年前)

境形右衛門(さかいぎょうえもん)という家老がいて、付近の農村から城下町に人を集める

商工振興対策として力を入れてからだといわれています

そして、幕末の頃黒石の盆踊りは「分銅組若者日記」によると

「つつみ・太鼓・三味線その数知らず」とあり、その盛況さがうかがわれます

現在黒石よされは、市街地を中心に約3千人余の

踊り子たちが流し踊り、乱舞を繰り広げております

出典 http://kuroishi.or.jp

問題となった「黒石よされ写真コンテスト」とは?

出典 http://kuroishi.or.jp

このお祭りにおいて毎年開催される写真コンテストです。

その受賞作品の被写体は中学生でした。

基本的に人物が写っていた場合、本人の許可があれば掲載・公表といったものには問題がありません。

仮にその対象が未成年者だとした場合であったとして、親権者(両親等)の許可を得れば特に問題ありません(特に公序良俗に反する内容でもない限り)

今回のケースは地域の伝統行事で踊っている写真です。無論問題はないでしょう。そこまではよかったのですが・・・

内定後、作品に写った津軽手踊りを舞う少女は自殺した浪岡中学校2年の女子生徒=青森市=と分かり、内部から「波風を立てない方がいい」など異論が出て、再協議したという。
 市長賞にいったん内定した写真は8月15日に撮影。生徒は同25日に亡くなった。撮影者の男性=青森市=は生徒と面識はなく、亡くなる前に応募したという。
 実行委は内定した今月11日、被写体の踊り手が所属する団体に連絡した際、この生徒と把握。「関係者の承諾があれば良い」と考え、撮影者や遺族に事情を説明し、授賞や写真公表の快諾を得ていた。
 しかし、13日夜、実行委の担当者や審査員らの再協議の結果、内定取り消しを決めた。翌14日、事務方が撮影者に受賞の辞退を要請し、了承を得た。遺族にも経緯を説明した。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

問題は、その被写体の中学生が「既に亡くなっていた」ということです。

もし親の立場だとすればどうでしょうか?

「亡くなった我が子を思い出すようで辛い」
「出来れば見たくない」
「そっとしておいてほしい」

そういう気持ちがあったとしても不思議ではないですよね。

これだけ読むと何となく賛否両論の話題にも感じられます。

即ち、

【賛成派】
・自殺した中学生を見世物にする意図があったわけじゃない
・テーマは「伝統行事」であって「いじめ」ではない
・遺族の承諾だってきちんと得ている
・自分の子供の「生きた証」が伝わるのは良い事ではないか?

【反対派】
・(写真公表は)快諾というよりも「無下に断れない」だけでは?
・撮影者に(被写体を見世物にする)意図がなくても、周囲が騒ぐはず
・亡くなった子の姿を嫌でも見せられるような状況になると遺族にとっては辛いのでは?

結果、主催者である黒石市の判断としては、

「第三者の判断として、掲載しない方がよいと判断しました」

一見すると遺族に心情に配慮した、いわゆる「親心」のようにも見えなくもありません。

が、しかし「被写体の中学生」に衝撃の事実が・・・

Licensed by gettyimages ®

おそらく想像された方も多いと思います。

「中学生が何で自殺なんかするんだ?」
「もしかしていじめか何かか?」

そうです。そうなんです。

いじめ

です。それも極めて悪質な、

いじめによる自殺です。

「浪岡中学校2年の女子生徒 自殺」で検索すると・・・

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内定後、作品に写った津軽手踊りを舞う少女は自殺した浪岡中学校2年の女子生徒=青森市=と分かり、内部から「波風を立てない方がいい」など異論が出て、再協議したという。
 市長賞にいったん内定した写真は8月15日に撮影。生徒は同25日に亡くなった。撮影者の男性=青森市=は生徒と面識はなく、亡くなる前に応募したという。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

「プライバシーの侵害では?」

と仰る方がいらっしゃるかもしれないので、念のため情報元を。

冒頭のニュース記事と同じ引用元です。

当然ですが、ここまで詳細に書かれていればネット上でも事件の詳細が明らかにされています。

次々に明かされるいじめの真実

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これは事件が発覚した当時、ワイドショー等でも大きく取り上げられました。

今も動画サイト、あるいは動画のキャプチャ等がネット上に多く存在致しますが、著作権の都合上、敢えて引用は控えさえていただきます。

それでも興味のある方はご自身で調べて頂ければと思います。

実際に放映された内容を一部、抜粋させていただきますと、

・トイレで暴力を振るわれていた
・持ち物がゴミ箱に捨てられていた
・答案用紙をゴミ箱に貼られた
・お金を取られたりしていた
・万引きをしないと殴られた
・部屋をめちゃくちゃにされた
・自殺の練習をさせられていた

学校側の対応は一見、十分になされていたようにも思えるが・・・

青森市の浪岡中学校2年の女子生徒(13)が自殺した問題はこれまでに、遺族の主張や1日の市教育委員会の会見から、女子生徒が昨年から断続的に無料通信アプリLINE(ライン)で嫌がらせを受けていた可能性が浮かび上がった。父親(38)は取材に「今年5月に転校を検討したが、断念した。ネットで娘の悪口やうわさが転校先にも伝われば、逃げ場がないと感じた」と明かした。

出典 http://www.toonippo.co.jp

一見すると最終的な自殺原因は、現在よりもむしろ先の問題。

「転校してもいじめが続くのではないか?」

そういった不安が原因だったようにも読めます。

が、しかし、

スマホに残された遺書

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学校生活も散々だし、それでストレスたまって起立性なったのに、仮病とかいう人が沢山いて、説明しても、あまり信じてくれなかった。
 1、2年の時で●の噂流したりそれを信じたりいじめてきたやつら、自分でわかると思います。もう、二度といじめたりしないでください。
 (中略)
 家族へ。先立つ不幸を許してください。もう無理です。特別虐待があったわけでもない(中略)

出典 http://www.sankei.com

※ ●は加害生徒の名前と思われるもの。

この遺書の内容を見る限り、(いじめ問題に対して)学校側はあまり真剣に取り組んでないみたいですよね・・・

※参考 起立性(起立性調整障害)とは?

出典 YouTube

詳細に説明をされている方がいらっしゃったので、参考にしていただけますと幸いです。

彼も亡くなられた被害者の方と同様、周囲の偏見に苦労されているようです。

それは本当に「遺族への配慮」なのか?

コンテストの主催者である市の言い分は「遺族への配慮」だといいます。

一見すると「美談」のように聞こえなくもありません。

しかし被写体本人が自殺に至った経緯を見る限り、果たして本当にそうなのでしょうか?

将来ある中学生が自ら命を絶ったこと。

家族に謝罪を述べるだけでなく、いじめの加害者に同情すらして命を絶ったこと。

それを本当に思い出したくないのは、実は遺族ではなくて、

学校や市(教育委員会)

ではないのか?

実はいじめ問題を放置していたことがバレるんじゃないか・・

即ち、

臭いものには蓋をしてしまえ

そんな思惑が透けて見えるのですが。

皆さんはどう思われますか?

追記

その後、この取消の反響は非常に大きかったようで、撮影者に対し、あらためて賞の授与がされたとのことでした。

撮影者に加え、ご遺族の方々。そして何よりも亡くなられた被写体ご本人のご冥福を、この場を借りてお祈り申し上げます。

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