期間限定と言う誘惑の言葉

日本人の多くが『 期間限定商品 』という響きに弱いことは誰もが知っているだろう。

期間限定の、今しか食べられない美味しい物をいち早く食べたがり、期間限定の超レアな商品を手に入れて、自分の他の誰も( 実際は自分の廻りのごく身近な知り合いの中だけの極めて狭い範囲のことなのに気が付かずに )自己満足に浸りたいという愚かな欲求を満たすために嬉々として期間限定の商品に手を伸ばしたがる。


何故わざわざ期間を区切るのか?

期間限定の商品を売り出せば、その商品を販売している期間だけはまさに『 期間限定 』で売り上げが通常の期間よりも飛躍的に伸びるだろう。

だが、その大盛況の売り上げをずっと維持する為に、なぜその期間限定の販売期間を延ばそうとしないのだろうか?

もちろん、人はいつか飽きが来るのだから、その商品の売り上げも次第に堕ちて行き、店全体の売り上げにも貢献しなくなることは分かり切ってはいるが、それでもほんのちょっとの期間に区切って売るよりは、トータルの販売金額は伸びるはずである。

まして、その本来は期間限定で、販売期間を継続した商品の売り上げが落ちてくれば、また目新しい新商品を作ればいい事なのに、店側はなぜそんな分かり切ったことを実行しないのだろうと不思議で仕方がない。


材料が貴重?コストが赤字?

もし、期間限定の商品を売り出す時に、その商品の材料がとても貴重で手に入らないことも、また原価が高いのに、赤字を覚悟の上でお得な金額で販売しないと消費者に見向きもされないこともありうる。

それにしても、もしそういった理由の商品ならば、消費者側もありがたく思わなければならないだろうが、何か月おきか何年おきに期間限定と偽って何度も同じ商品を販売できるのならば、もはやそれは『 エセの価値を謳った期間限定商品 』だと言わざるを得ない。

販売元もちゃんと材料を確保でき、コストも売り上げに見合う様な利益が出せるのならば、消費者に無駄な期待感をうそぶいていないで、ちゃんと通常商品・定番商品として、いつも滞ることなく販売してほしいものである。

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