今年、日本では例年より多く台風が上陸し、各地に大きな被害をもたらしています。先日はアメリカを大型ハリケーン「マシュー」が襲いました。

被害があったフロリダ州から遠く離れたネブラスカ州に住む孫が、警察や消防ではなく、ある意外なところに連絡しておばあちゃんの安否を確認したというニュースが話題になっています。

出典 http://www.afpbb.com

米フロリダ州セントオーガスティンで、大型ハリケーン「マシュー」が通過する中、強風が吹きつける冠水した道路(2016年10月7日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle

ハイチで400人以上の死者を出した大型ハリケーン「マシュー(Matthew)」は7日、米南東部沿岸に大きな被害を与え、フロリダ(Florida)州で4人が死亡した。
 周辺地域は強風と豪雨、海水による道路の水没などの被害が出ており、避難命令や外出禁止令が数百万人に出され、100万人以上が停電の影響を受けている。

出典 http://www.afpbb.com

ハリケーンが上陸した日、ネブラスカ州に住むエリック・オルセン(Eric Olsen)さんは、心配そうにニュースを観ていました。なぜなら、オルセンさんの祖母クレア(Claire)さんがフロリダ州パームコーストで一人暮らしをしているからです。

電話回線が不通になってしまい、家族はクレアさんの無事を確認することができないまま不安な時間を過ごして居ました。

連絡が取れなくなってから、3日目、オルセンさんは警察に連絡を入れました。しかし、そのとき警察には問い合わせが殺到していて、クレアさんの安否を確認することができなかったのです。

オルセンさんは、考えました。「どうしたらおばあちゃんの無事が確認できるだろう」

オルセンさんが電話をした相手は、なんとおばあちゃんが住む町の宅配ピザ屋さんでした。

安否確認のためにピザ屋さん?ことの顛末はこう、まずオルセンさんは、「ぺパロ二ピザ」を1枚電話で注文しました。

配達員にわかるようにピザの箱の上にはメッセージを貼ってもらうように指示しました。
「おばあちゃんの家に到着したらこの番号に電話をするように」

いったい何がどうなっているのかさっぱりわからない配達員の男性タイラー(Tyler)さんは戸惑いましたが、指示通り家に着くと箱に書かれたオルセンさんの番号に電話をしました。

左がピザを配達したタイラーさん。右がクレアおばあちゃん。

最初は自分はピザなど注文していないのだから、ドアの前に居るのは詐欺師かもしれないと思ったおばあちゃんはドアを開けませんでした。
「ピザを注文していません」とドア越しに答えるおばあちゃんにタイラーさんは、こう言いました。
「お孫さんが注文されたのですよ」

ドアを開けたおばあちゃんにタイラーさんは電話を手渡しました。

「2日間も連絡が取れなくて本当に心配したよ。そろそろお腹ぺこぺこなんじゃない?」

この時のおばあちゃんの驚いた顔をタイラーさんは忘れることができないと話しています。

おばあちゃんと連絡が取れなくなったとき、警察以外に脳裏に浮かんだのはなぜかパパジョーンズ(Papa John’s)ピザでした。彼らは本当に素晴らしかった。なにしろ電話をして30分以内にはおばあちゃんの家に行ってくれたんだからね。本当にありがとう、感謝しています。パームコーストのパパジョーンズ最高!

出典 https://www.facebook.com

ハッピーエンドで良かったですね!

しかし、宅配ピザ屋にお願いすることを思いついたとは、予想外でびっくりです。オルセンさんのおばあちゃんを想う気持ちがすばらしいアイデアを生んだのでしょう。

あの時配達されたぺパロ二ピザは、今まで食べたどんなピザよりも、比べ物にならないほど美味しかったに違いありません。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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