失業手当って?

その言葉はよく聞きますが、具体的にはどういったものなのかご存知ですか?

在職中に支払っている雇用保険の「求職者給付」制度の一つです。

では…「求職者給付」とは?
失業された方が安定した生活を送りながら再就職のための求職活動を支援するための給付のことです。
この求職者給付には、以下のように3つの種類があります。
 ①一般被保険者に対する「基本手当」
 ②高年齢継続被保険者に対する「高年齢求職者給付金」
 ③短期雇用特例被保険者に対する「特例一時金」

①の基本手当が、「失業手当」といわれているものです。

失業手当の受給資格って?

雇用保険の被保険者が離職して、次の①及び②のいずれにもあてはまると、一般被保険者については基本手当(失業手当)が支給されます。

①ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力によっても、職業に就くことができない「失業の状態」にあること。
したがって、次のような状態にあるときは、基本手当を受けることができません
・病気やけがのため、すぐには就職できないとき
・妊娠・出産・育児のため、すぐには就職できないとき
・定年などで退職して、しばらく休養しようと思っているとき
・結婚などにより家事に専念し、すぐに就職することができないとき

②離職の日以前2年間に、被保険者期間(※補足)が通算して12か月以上あること。
ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合でも可。
 ※補足被保険者期間とは、雇用保険の被保険者であった期間のうち、離職日から
  1か月ごとに区切っていた期間に賃金支払いの基礎となった日数が11日以上ある
  月を1か月と計算します。

どれくらいの期間もらえるの?

失業手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、
・受給資格に係る離職の日の年齢、
・雇用保険の被保険者であった期間
・離職の理由など
から決定されます。
その期間は、90日~360日の間です。

特に倒産・解雇等により再就職の準備をする時間的余裕なく離職を余儀なくされた受給資格者(特定受給資格者)や特定受給資格者以外の者であって期間の定めのある労働契約が更新されなかったこと、その他やむを得ない理由により離職した者(特定理由離職者)については一般の離職者に比べ手厚い給付日数となる場合があります。

いくらぐらいもらえるの?

雇用保険で受給できる1日当たりの金額を「基本手当日額」といいます。
この「基本手当日額」は原則として離職した日の直前の6か月に毎月きまって支払われた賃金(つまり、賞与等は除きます。)の合計を180で割って算出した金額(これを「賃金日額」といいます。)のおよそ50~80%(60歳~64歳については45~80%)となっており、賃金の低い方ほど高い率となっています。
基本手当日額は年齢区分ごとにその上限額が定められており、現在は次のとおりです。

(平成28年8月1日現在)
  <年 齢>   <上限日額>
~30歳未満      :6,370円
30歳以上~45歳未満 :7,075円
45歳以上~60歳未満 :7,775円
60歳以上~65歳未満 :6,687円

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大学工学部を卒業後、メーカーの研究所に研究開発員として勤務。24年の研究員生活の中、臨床検査分野での特許登録10以上(国際特許を含めると20以上)を保持。特に獣医療へ注力する。その間に1人息子を出産、そして離婚を経て、現在シングルマザーに。メーカー員として世の中の役に立つことがしたかったが、社歴を増すにつれて、研究の現場から離れ管理職としての比重が大きくなりすぎた今年4月を機に、医療系の学会運営をメインに行うイベント会社にディレクターとして転職。23歳下の同期入社(女子)と毎日、仕事や先輩のことを愚痴りながらも、全く新しい職種に奮闘中。
唯一の楽しみは、美味しいお店開拓。京都市内の新規オープン店から老舗店まで、週に5回は外食しています。ただし、イマイチと思ったお店はブログには掲載しない配慮も忘れません。
シングルの気軽さで、京都市内のイベントなどにも多く参加し、京都ライフを満喫しています。1人息子(19歳)とネコさん(12歳:おばあちゃん)との生活で感じる困ったことや悩みも共有したいと思います。

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