母親に、どういう事情があったのでしょうか。産んだばかりの子供をユーカリの木の側の地中20cmの深さに生き埋めにしただけでなく、その赤ちゃんには14回も刺された傷跡がありました。

今年2月に森の中で発見された男児

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今年の2月、タイ東北部のコーンケーンという人里離れた地域で地中から何やら泣き声がするのを6頭の牛を連れた女性(53歳)が聞き留めました。

その女性は、牛に草を食べさせようとそのエリアに入ったのですが、赤ちゃんのような泣き声がすることに気付き声の方に近付くと、そこから小さな足が出ていたために女性は驚愕し、慌てて素手で穴を掘りました。

頭を逆さまにして生き埋めになっていた

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その赤ちゃんは生まれて間もなく埋められたのだと女性は気付きました。そして家族に救助を依頼。赤ちゃんは穴から取り出されたものの、ナイフで傷つけられたと見られる痕が無数についていました。

急きょ病院で男児の治療が行われた

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医師によると、生き埋めになっていたことで土が男児が刺された無数の刺し傷の出血を防いだのではということでした。

後に42歳の母親が逮捕された

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警察の捜査で、地元の42歳の母親が殺人未遂と保護責任者遺棄罪で逮捕されました。酷い傷を負い絶対絶命と思われていた男児ですが、その後病院で奇跡的な回復を見せました。

そして現在、8か月目になると見られるこの男児には「アイディン」という名前が付けられました。発見した女性は「最初、誰かがペットを生き埋めにしたのかと思いました」と地元メディアに語りました。この女性と彼女の夫の救出のおかげで、九死に一生を得たアイディン君。この回復は奇跡としかいいようがないと医師も驚いているそう。

タイは、東南アジアの中でも10代の妊娠率が最も高い国として知られています。今回、アイディン君の母親は42歳であることが判明していますが、2011年にもバンコクのある自社の敷地内から、違法で中絶を受けた2000体以上もの胎児の遺体が発見されたことが英紙『Mirror』でも報じられています。

法的には中絶は許されてはいないタイですが、隠れてするという人が後を絶たず、もはや一般化されている様子。赤ちゃんの命がリスペクトされないという現実が、今回のアイディン君のような悲しい事件を引き起こしてしまったのではないかと考えずにはいられません。

アイディン君は、とっても元気にすくすく成長中

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アイディン君は、今は元気にすくすく孤児院で育っています。そして何より嬉しいことに、アイディン君の新しい家が決まりました。スウェーデン夫妻がアイディン君を養子にし、近々、アイディン君は新しい家族のもとで人生を送ることになるそうです。

実の母親から受けた惨い仕打ちはとても辛かったことでしょう。でも、幼いアイディン君の記憶には残らないことが唯一の救いだったのではないでしょうか。これからは、育ての親の元で元気に成長して幸せになって欲しいですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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