全米で多発している「クリーピー・クラウン」事件

数か月前から米国では、ニュースで「クリーピー・クラウン(不気味なピエロ)」の事件が頻発していいます。

これは、「ピエロの格好をした人物が、女性や子供たちををナイフや銃で脅して薮の中に連れ去る」という話が徐々にSNSで拡散したことで全米に広まり、ティーンエイジャーらが、面白がってピエロの格好やマスクを着けて、実際に子どもや一般市民を脅したりという模倣犯が各地で多発し始めました。毎日逮捕者も出ている状態だそうです。

ホワイトハウスも「クリーピークラウン」に対するワーニングを発令しました。

愛犬との散歩中に襲われる

オクラホマ州に住むテイラー・ランドンさんと愛犬ジョジョはこの「クリーピー・クラウン」との不快な事件に巻き込まれてしまいました。

ランドンさんがブラック・ラブラドールの愛犬ジョジョと2016年10月6日深夜にタルサ公園を散歩している時に、突然、ジョジョが吠えだし振り返ると、木陰から「クリーピー・クラウン」の恰好をした人物が出てきてランドンさんに襲いかかってきたそうです。

出典 http://okcfox.com

ブラック・ラブラドールのジョジョ

愛犬がピエロの飛びかかり守ってくれた

ピエロは、何も言葉を発することなく襲いかかってきたため、ランドンさんは反撃するしかなかったそうです。

「ピエロが私に襲いかかってきたと同時にジョジョが飛びかかりました。それでピエロがひるんだ隙に私たちはその場を走って逃げました。振り返るとピエロは私たちに向かってゆっくりと歩いて近寄ってきていたのでそれを見て、私はジョジョを連れて必死で逃げました。」

ピエロの恰好をして何がしたいのか?

運よくランドンさんとジョジョは怪我をすることなく、ピエロから逃げ出すことができましたが、この付近では現在、警戒態勢がしかれています。

「いったい彼らは(クリーピー・ピエロの模倣犯たち)何がしたいのか、私には理解できない」と公園の近くに住む別の男性は、ランドンさんの事件の取材に来た取材陣のインタビューに答えています。

現在、全米でこのような不可解な「クリーピー・クラウン」事件が多発しています。

1970年代の「キラー・クラウン」の存在

「クリーピー・クラウン」といえば、1972年~1978年の間に少年たち33名に対して性的暴行を加えた上で殺害し、全米を震撼させ「キラー・クラウン」と呼ばれたジョン・ゲイシー連続殺人事件を連想させます。

犯人のジョン・ゲイシーは、パーティなどでピエロに扮して子供たちを楽しませたりとチャリティ活動を積極的に行っていた地元では模範市民として有名な資産家でした。

後に彼が起こした事件は、『ジョン・ゲイシー』として2003年に映画化されました。(日本では未公開)

クリーピー・クラウンによる刺殺事件も発生

9月には、ペンシルバニア州で、本当にクリーピー・クラウンの恰好をした人物によって16歳の少年がナイフで刺されて命を落とすというケースも出ています。

現在、米国ではホワイトハウスも注意喚起を出すくらい深刻な問題となっています。

これによって、今月(10月)末のハロウィーンに向けての、ピエロマスクや衣装を売ることを自粛する動きも出始めています。

「クリーピー・クラウン」が反撃され襲われる事態も

逆に「クリーピー・クラウン」の恰好をして、ふざけて人々を脅かそうとした男性が、バッドで反撃され半殺しの目に遭う事件も発生しています。

「クリーピー・クラウン」が3人の男性からバッドで殴られ負傷する

最後に

現在、米国では「クリーピー・クラウン」での悪ふざけや犯罪が多発しており、そのうち銃で撃たれて死亡するような事件も起きかねない状態となっています。

今年のハロウィーンでは、毎年人気になるピエロの恰好はこんな状況下では、身の安全を考えれば絶対してはならないでしょう。

米国ではピエロによる事件が昔から繰り返し起きています。

現在、サーカスやイベントなどでピエロを本職とする人々は迷惑極まりない事態となっています。

本来、ピエロは子供たちに愛されるべき存在なのに、このように悪用されてしまうことは悲しい現実です。

参考資料

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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