記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
最近VRコンテンツで、専用のゴーグルをつけて何人かの女性にデートへ誘われる映像を流すと、自分の脳波から好みの女性を選んでくれる恋愛SLGが話題になっていますね。

現実世界でも、人は恋愛感情を持つと脳波にさまざまな影響を与えるそうですが、それによって私たちの心身に何が起きるのでしょうか。

そこで今回は「恋すると脳で何が?」と題し、恋愛中の脳波に何が起きているのか医師に解説をしていただきました。

脳波で好みの女性を特定してくれるVR

数名の女性からデートに誘われる映像を脳波センサーを装備したVRゴーグルで視聴して、それぞれの女性から誘われた時のユーザーの脳波を分析し、最も好みの女性を選んで話が進んでいくというコンテンツが開発されたことが話題になっています。

自分では積極的に何らかの意思表示をしなくても、脳波の変化から対象に対する興味や行為の度合いを読み取ってくれるという仕組みです。

脳波の種類

アルファー波
8~13ヘルツの脳波で、安静にした時に現れる波。気持ちが穏やかで集中しているときに現れる。

ベータ波
13~30ヘルツの脳波で、活発に活動しているときの波で、緊張したり不安が強い時にも現れる。

データ波
0.5~4ヘルツの脳波で、眠っているときに現れるゆっくりな波。

シータ波
4~7ヘルツの脳波で、眠りに落ちるときに現れるといわれている。

ガンマ波
30~80ヘルツの高速の波で、未知の部分が多いといわれている。

恋愛中の脳波はどのように心身に影響する?

メンタル面
相手といてよい感情が持てれば、リラックスしたり会話に集中したりする脳波が現れます。

肉体面
こちらも、一緒にいるだけで疲れたり眠気が襲ってくる場合と、快適に感じる場合とでは出ている脳波が異なってきますね。

恋愛対象を判断する時の脳のメカニズム

判断時間

海外の大学の研究によると、わずか0.5秒と言われています。

角回の働き

視覚的に相手を見た時に活性化することが確認されており、過去の経験からのイメージなどにより好き嫌いを判断するのに関連しているのではないかと考えられます。

腹側被蓋野の働き

恋愛中の男女に恋人の写真を見せると、食欲や口渇などより本能的、原始的な部分にかかわる腹側被蓋野と呼ばれる部分が活性化するといわれており、恋愛がより本能に近いものであることを示唆していると考えられます。

脳波が大きく影響すること

勉強

うまく心と体をリラックスさせた状態に持っていけると、集中力が高まり効率よく勉強が行えると考えられます。

また、シータ波も記憶力の向上に良いそうです。逆にベータ波がおおいとイライラして集中できなくなることが多いです。

家事をバリバリしたい

ベータ波で活動的に行う、あるいはアルファ波でリラックスして行う場合もあります。

睡眠

なかなか睡眠に必要な脳波のパターンに入れないと、入眠困難などの原因になることがあります。

医師からのアドバイス

脳波はよく知られているようでいて、未知の領域も多い不思議なものです。

専用の機器をつけるだけで、相手に対する好悪の情まで読み取られてしまうなんて、本当に不思議だと思いませんか?

(監修:Doctors Me 医師)

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