因果応報のこの世界

現在我々が住んでいる、この制限だらけで何事も面倒なことばかりの不便な世の中は、自己の行いに関してもまた、制限付きの何とももどかしい面倒な仕組みが我々を支配している。

他人に対して迷惑を掛ければ、いずれ巡り巡って、いつかは必ず自己の身に迷惑を被る仕組みになっているし、他人に親切にすれば、いずれそれも自分の身に帰ってくる。

一見、仏教などの宗教の話のように聞こえるが、その実ただ単に現世の仕組みが働いているに過ぎない。
そう、『 自分が他に与えるものが、自分に返ってくる 』だけのことである。

企業にも因果応報は同じように受ける仕組みになっている。

先日、長年利用している ある巨大スーパーの運営する、ネットスーパーの運営手法にどうにも我慢出来なくなって『 改善要望 』のクレームの電話を掛けた。
普段は他人のことや、まして企業の方針、ネットスーパーのサイトの運営方法にいちいち口を挿むこともしないし、何事にも『 我関せず。誰が何をしようが好きにすればいい。』と余計なお節介もしない方なのだが、そのスーパーのネットでの注文作業が、極端に非効率的で、無駄な広告を見せられ、注文時の時間のロスがあまりにも気になって仕方が無く、わざわざナビダイヤルで無駄な金額を払わなければならなかったが、かれこれ20分にも及ぶクレームの電話を掛けることとなってしまった。

モンスタークレーマーみたいに思われたくないし

私も以前に、様々な接客業を何度も経験しており、もちろん顧客からのクレームも嫌という程対応してきた。店頭などでの相対しての直接のクレームはもちろん、電話でのクレームも、何度も対応してきた。理にかなわない要求をされたり、なぜこんな些細なことにこんなにも激怒するのだろうというような客もいれば、理不尽なことをことさら当然のように言い放つバカな人間どもの相手もしてきた。つい先日、関西のどこかの駅員が、クレームの対応に耐え切れなくなって、制服を脱ぎ捨てて線路に飛び降りたニュースを観たが、心中お察し申し上げるとともに、その駅員に暇つぶしでクレームを付けた複数の馬鹿共にも、いずれは因果応報によって無理難題のクレームを受けなければならない状況が一刻も早く訪れることも願うばかりである。それにこれもつい最近の話だが、どこぞのアナウンサー上がりの生意気な男が、何の罪もない病人のことを誹謗中傷し、ネットの住人や世間の人々からのバッシングを受け、挙句の果てに自らの番組を降板させられるという話も風の噂に聞いている。この男も以前から、他人への暴言の多いいけ好かない嫌な野郎だったので、まさに自業自得の因果応報のようでザマァみろである。とまぁ、そんなこんなで、自分から理不尽な要求を他人に押し付けたり、理にかなわないことを他人に対して偉そうに口にするのは、頭の悪い恥ずかしい奴のすることなので、そういったモンスタークレーマー達の頭のオカシイ連中と一緒にされたくないので、よっぽど酷い仕打ちを受けた時でもなければ、クレームの電話など掛けないようにしている。

良かれと思ってやっていることが客に迷惑を掛けている


物を売る店や会社は、当然売り上げを上げたい。だから宣伝もするし、時に商品の値上げをしなけらばならないこともあるし、より高い金額の商品を顧客にアピールしなければならないことも多々あるだろう。
また、客がよりスムーズにネットスーパーを利用できるように、サイトの使い勝手を改良しようとすることもあるだろう。

だが、それが顧客にとっても、また企業にとっても正しく改善されればいいのだが、いかんせん顧客に負担をかけ、また企業の業績悪化のツケを顧客に擦り付けようとする、えげつないやり方をしていることが目に見えていれば、当然クレームを付けなければならなくなってしまうだろう。

5~6年以上も前から、ずっとその巨大ネットスーパーで便利に買い物をしてきたが、近年ネットスーパーの便利さが一般の主婦達にも認知され、一気に顧客数が増えてしまった頃から、歯車が狂い始めて来てしまったようだ。

以前は使い易かったネットスーパーのサイトでの買い物も、いちいち15分ごとに強制的にログアウトさせられ、更にログイン時にはまた初めから下らないまったく興味のかけらも無い無駄な広告をしつこく見せられ、更に通常の買い物をしようとしても、いちいちその無駄でゲスな広告画面の最下部まで観なければ通常の買い物をするログインボタンが表示されない。

顧客数の増加に伴って様々な顧客のニーズにこたえようと、取り扱う商品アイテムを増やしてしまった結果、サイトの動作もどんどん重く遅くなり、本当に欲しい商品をそぎ落とされてしまい不要な商品を扱いそれに無駄に時間と容量を取られて、買い物にかかる時間が無駄にかかるようになってしまった。

また、このところのその企業の業績悪化に伴った、オリジナル商品の価格を値上げし、値上げしてはいなくとも顧客に分かりづらいようにこっそりと内容量をへらしてしまう。
そういった狡いやり方に堪忍袋の尾が切れて、長年使いなれたネットスーパーの、そういった不具合ともいえる内容を、その企業へ電話して、そういった企業の不備を淡々と、電話を受け付けた女性に語ったのである。
そういったクレームの電話の応対に慣れているのか、相手の受付女性も私の話を真摯に受け止め、この内容の話を必ず上の者に改善要望として話しますと約束してくれて、こちらも納得して電話を切った。

まぁ、いくら電話口の受付女性が私の話に賛同してくれたとしても、その上司がどの程度理解し、納得の上ネットスーパーの運営方法を改善してくれるのかが今後の見物である。

これからいつまで待っても、私の改善要望が実を結ばなければ、その女性の上司への進言も上司のエゴに負けてしまったということになるだろう。

その時はまぁ、それはそれでも一向にかまわない。

いくら長年使い続けた、便利に買い物出来ていたネットスーパーも、顧客が使いづらいままそのまま放置していれば、それはその巨大スーパーが『 どうぞお客様、気に入らなければ他のお店でお買い物されたらいかがですか? 』と言っているようなものである。

そのスーパーチェーンの店で買い物し続ける義理など一切ないのだし、他にネットスーパーもあるし、買い物手段はいくらでもある。
何なら協同組合なら、若しかしたらもっと便利で快適に買い物できるかもしれない。




社員教育なんて無駄でしかない

いくら、一生懸命社員教育をして、お腹の前で仰々しく手を組んで、90度のお辞儀を丁寧にして、口角を上げてにこやかに笑顔をひきつらせながら接客しても、どれほど商品知識を勉強して接客態度を磨いても、
商品ディスプレーをキチンとし、売り場の掃除を行い高い商品を陳列していても、
客は結局、商品がいかに安く手に入れられ、存分に満足のいく商品を大量に在庫し、品切れの無いたっぷりの容量のお買い得な商品をいかにスムーズに自分が買い物して手に入れられるかの方が大切なのである。


思うように売れなければ、それは企業側が顧客に負担を強いているあかしだという事だ。だからいつまでたっても、一度悪化した業績は回復しない。

巨大化してしまって、身動きの取れないI社は、いつまでたってもE社やS社に勝てることはできないだろう。

それは男女関係も似ている。
いくら頭脳明晰な美男美女でも、いくら清潔感漂うおしゃれな異性でも、結局お金持ちの自分に一生懸命大量の貢物をしてくれる異性に目が眩んでしまうのと同じことだ。

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