これまで会社を介して加入していた健康保険ですが、退職すると国民健康保険に新たに加入するか、任意継続という制度を利用するか、もしくは配偶者など家族の被扶養者となることです。
以下の記事に、「会社を辞めた次の日からやること①」として、その選択の基準や手続きについてまとめていますので、ご覧ください。

申請から保険証が届くまでの期間は?

申請からおおよそ2~3週間といわれています。
どうしてこんなに時間がかかるのでしょうか?

申請から保険証が届くまでの流れは?

出典 https://www.kyoukaikenpo.or.jp

これが申請書の紙の流れ、そして保険証が届くまでにあなたが退職した会社と協会けんぽが行う作業です。
①あなたが資格取得申出書を協会けんぽに提出します。
②申出書に不備がなく、加入資格が確認できた場合、協会けんぽは申出書を受け付けます。
これと同時並行で、
③あなたが保険証をあなたの会社に返却すると、被保険者資格喪失届を年金事務所に提出します。
④年金事務所は、この届に基づき資格喪失の処理を行います。

上記②の「申出書の受付」と、④の「喪失処理の完了」の両方が揃って初めて、協会けんぽは保険証の作成を開始します。

そして、
⑥保険証と初回の保険料納付書をあなたの自宅に送付する。

このような流れです。

ですので、
①の申出書の申請が遅れた(退職日から20日以内)
②のあなたの退職した会社の処理が滞っていた
上記の2つの場合、任意継続の保険証が届くのに時間がかかってしまいます。

申出書は本人が行うことですので、いつ出したのかは把握できますが、
あなたが退職した会社の処理は把握もコントロールもできません。

任意継続を行うと会社に伝えていた場合、会社は速やかに喪失処理を行うことを勧奨されていますので、申出書を提出して2週間経っても保険証が届かない場合は、一度、退職した会社に処理の進捗に関して問い合わせた方がいいでしょう。

また稀にGWなどの大型連休や年末年始・夏休み期間を挟む場合は、その期間も遅れると思っておいた方がいいでしょう。

しかし、体調不良や病気などでやむなく退職される場合も多いものです。
健康保険証がない状態が2~3週間続くことは、不安だと思います。

ですので、申出書の提出は速やかに行った方がいいですね。

さらに保険証が届くまで医療機関にかかれないのか?というと、そうではありません。
医療費全額を自己負担で支払うことになりますが、医療機関での受診は可能です。
保険証が届いた後、「療養費支給申請書」、領収書、診療内容を記載した証明書を協会けんぽに提出すれば、自己負担分を超える額について、払い戻しがされます。

次回「会社を辞めた次の日からやること③」では、この療養費支給申請の流れをご説明します。

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大学工学部を卒業後、メーカーの研究所に研究開発員として勤務。24年の研究員生活の中、臨床検査分野での特許登録10以上(国際特許を含めると20以上)を保持。特に獣医療へ注力する。その間に1人息子を出産、そして離婚を経て、現在シングルマザーに。メーカー員として世の中の役に立つことがしたかったが、社歴を増すにつれて、研究の現場から離れ管理職としての比重が大きくなりすぎた今年4月を機に、医療系の学会運営をメインに行うイベント会社にディレクターとして転職。23歳下の同期入社(女子)と毎日、仕事や先輩のことを愚痴りながらも、全く新しい職種に奮闘中。
唯一の楽しみは、美味しいお店開拓。京都市内の新規オープン店から老舗店まで、週に5回は外食しています。ただし、イマイチと思ったお店はブログには掲載しない配慮も忘れません。
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