故郷を持たない「ジプシー」の人々

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独自のライフスタイルで生きるジプシーと呼ばれる人たちがいます。彼らはジプシーだけでコミュニティを作り、ジプシーとして生まれて来た子供は、教育を受けたり受けなかったりする場合も。あるいは、他の子供たちと同じ公立の学校には行かせずジプシーコミュニティの中で教育を受ける子供たちも存在します、

ジプシーは、お金がなくてあちこちを移民のように転々としているというマイナスなイメージもありますが、コミュニティがしっかりしていれば一つの集落の中で暮らしている住民と何らかわりなく、内輪で挙げる結婚式などは特にド派手なことでも知られています。

ドレスにゴールドをまとった花嫁

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このほど、スロバキアの19歳のジプシーの女性が同じくジプシーの男性と結婚したことが英紙で報じられました。

ドレスも、乗る馬車も、またその装飾も、そしてウエディングの会場もとにかく全てをド派手にする風習があるジプシーたち。彼らのウエディングの予算は平均2万ポンド(約260万円)なのだそうですが、このエヴカさんとルーカスさんのウエディングには、エヴカさんのドレスだけで17万5千ポンド(約2300万円)の費用がかかったそう。

ジプシーウエディングは、1日ではなく4日間に渡りそのお祝いをするということで、エヴカさんの衣装はどの日も豪華絢爛。指にもかまぼこ板のようなゴールドのリングがはめられ、ゴールドをあしらったドレスや、お札を付けたドレスまでも披露しました。

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なかなか迫力のあるお札ドレスです…。

このお札は、ゲストたちからの祝福の「祝い金」なのだそうですが、花嫁のドレスにベタベタと貼るという習慣は、他国の文化ならではのものでしょう。そんな花嫁のドレスに付けられた何枚もの札を、花婿のルーカスさんはビジネスライクに数えていたというのですから、文化を知らない人が見ていても面白そうなウエディングだったのではないでしょうか。

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結婚式の総費用としては30,375ポンド(約400万円)ということで、平均総額を上回っていますが、やはり今回一番高かったのはやはりエヴカさんのドレスでした。

Romaniと呼ばれるこのジプシーたちは、スロバキアではハンガリー人に次いで多い、少数民族なんだそうです。ところ変われば文化も変わるというのはこのことで、なかなか日本では見られないウエディングの様子を垣間見るのも、実に興味深いことですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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