「何とかね、国鉄の汽車をさ、残したいんよ。国鉄のあの色は、どんな新しい電車にも負けん。」

国鉄車両と聞いて、すぐにどんなものか思い浮かべることができる人は少ないのではないでしょうか。1966年、昭和41年に製造された車両が今、解体の危機に陥っているのです。

1. キハ2004号とは

キハ2004号は1966年、国鉄設計に準じて製造されたディーゼルカーです。この車両は今からちょうど50年前に生まれました。キハ2004号は、全国各地で準急として活躍した車両の色「準急色」。現在では全国どこを探しても他にはない、ただ1両の車両です。

1966年といえば、ビートルズが来日した年。そして、今では知らない人はいない長寿番組「笑点」が生まれた年でもあります。この頃、「新三種の神器(カラーテレビ、カー、クーラー)」という言葉が流行しました。

2. 刻々と迫るキハ2004号解体の危機!

2015年12月に現役を引退したキハ2004号。茨城県ひたちなか海浜鉄道での役目を終えました。同社では行政の補助金で新型車を導入したため、本望ではなくても解体せざるを得ない状況です。

3. まだ生きている!キハ2004号を輸送せよ

キハ2004号は50年もの仕事を終えたあとも、現在では非常に珍しい「国鉄型エンジンDMH17C」が動く状態。この年代の車両でここまでエンジンの動作状態が良いものは稀だということ。キハ2004号はまだ心臓が動いているのです!

キハ2004号の保存を願う支援者から提供された動画

出典 YouTube

キハ2004号の心臓音が聴こえます。

そこで、このキハ2004号を九州の福岡県に譲渡するプロジェクトが始動。
かつて九州を走っていた「ひかり」号に似ていることから平成筑豊鉄道でキハ2004号を走らせ、かつての風景を取り戻せたら……。

出典 https://readyfor.jp

別府湾をゆくキハ55・26によるひかり号(一部加工修正しています)/撮影 奈良崎博保

4. これがキハ2004号動態保存・輸送プロジェクトの全貌だ!

こちらがまるで映画のようなキハ2004号動態保存・輸送プロジェクトの詳細です!

輸送費:460万円
輸送にかかる期間:1週間

那珂湊→東京 陸送
東京→新門司 フェリー
新門司→金田 陸送

その他リターンなどの費用含め:800万円
輸送予定日:クラウドファンデイングによる資金確保後すぐに着手

まるで我が子のようなキハ2004号

出典 https://www.facebook.com

50年もの間愛され続けた国鉄車両が、海を渡り、九州で息を吹き返します。
鉄道会社が異なることで手続きが煩雑となり、より多くの金額が必要になってしまうため、鉄道路線を使って輸送する「甲種輸送」は行えません。キハ2004号を生き返らせるためには、どうしてもフェリーに積み込み、陸を専用の車両で運ぶしかないのです。

5. あと72時間!「1万円を、450人」 「5000円を、900人」で助かる命

あと72時間でクラウドファンデイングサービスREADYFORでの資金調達が達成しなければ、キハ2004号を福岡県まで輸送することができず車両は解体されてしまいます。

このままでは、心臓が動いている車両を引き取ることができずにただ解体を見守らなければなりません。これまでキハ2004号を守ろうと必死に広報活動を続けてきたキハ2004号を守る会の平成筑豊鉄道OB・前田忠さん。
映画のような大輸送プロジェクトをぜひ応援したいですね!

平成筑豊鉄道OBの前田忠さん

出典 https://readyfor.jp

必死の広報活動

出典 https://readyfor.jp

この記事を書いたユーザー

Readyfor このユーザーの他の記事を見る

日本最初・最大のクラウドファンディングサービスです。いろいろな想いのあふれるプロジェクトがたくさんあります。感動体験、お得情報をお知らせできればと思っています。

得意ジャンル
  • マネー
  • 動物
  • 海外旅行
  • 国内旅行
  • おでかけ
  • グルメ
  • 美容、健康
  • ファッション
  • キャリア
  • おもしろ
  • 社会問題
  • 育児
  • カルチャー
  • エンタメ
  • 感動

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス