障害者の性格が出来上がるまで。

産また時から障害があった人もいれば、
人生の途中から障害が出来、日常が不便になってしまう人もいると思います。

私がここで今日書く事は、人生の途中から障害が生じてしまった人の事について
私の感じた事を書きます。


障害者を可哀想だという発想のくくりで見る人がいます。
そして、障害者自身が、自分は悲劇の人生の中にいると思っている人がいる。

ちなみに私の障害の核は、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)から始まったものばかりで、
他者の目に見える障害者ではありません。

社会で仕事をしていても、自分が精神に障害があるという事を
隠して生活している人がどれ程多いのかという事を
私自身も含めて実感しています。

でも、身体に障害のある方はどうでしょうか?
大抵の方は、隠す事も、隠す必要もなく一生懸命に生活されているでは
ありませんか。


残念ながらごく最近、私は、可哀想な身体の障害者の方に出会いました。
そして、
身体障害者になってしまった人への考え方は大きく変わってしまいました。

一緒に食事をどうしても食べたいとおっしゃったので、
私には支払えない事をお伝えしたら、
「食後のコーヒー代だけ出してくれればいいから。」と言われました。

正直、この時点でも何度めかの絶句です。

その方は車イスを使われている方でしたが、大抵の事は自分で出来るので
日本の各地へ旅行へ行ったり、海外へも何度も一人で行くような活動的な方でした。

終電が近くなってしまい、慌ててその方の帰る路線の駅を駅構内中を探し、エレベーターのある場所を探し回り、そこまで誘導するような形で、私は走ってご一緒しました。

まず、その時に気付いた事がありました。
駅員さんにも、私にも、
手伝ってもらっても、「ありがとう」の一言も無かった事。

「これで電車にさえ乗れたら大丈夫ですよね?」とお聞きしたら、
「できれば、一緒に今からこのまま家まで来てもらいたい」と言われました。

唐突すぎて、私の終電もなくなってしまう事や明日の予定がある事などを
伝えました。
その方の返答は「朝、帰ればどうですか」という答えでした。

これについての返事は、障害者以前の問題で、
人として、どうなのか?と感じて、直感的にお断りしました。

障害者である事をその方は得意としていると感じました。
何を言っても、何をしても許されると。
だから、手伝ってもらった人に「ありがとう」が自然に出ない人なのだと。

その方は19歳の時に、自損事故で身体に障害が残ったそうです。
お母様とそりが合わず、お会いになっていないとの事。
お父様の遺産で、都内へ出てきてマンションを購入したそうです。

自適悠々ですが、とても寂しい人生で可哀想な方だと思いました。

どこへ行っても身体の障害がある事を武器のごとく全面に出していたら、
誰もが離れて行ってしまうという事を気づかないまま、何十年も過ごされているのです。

私のように、他者の目には見えない障害があると、
他人や、周囲の人の事ばかり気にして過ごしています。
自分を1番に考えるという習慣がありません。
ある意味、私みたいな障害者も孤独で可哀想な人生なのかもしれません。

ただ、私は、今回その人に会って、
障害者になってしまったから出来上がる性格も、あるのだと思いました。

自分中心に、周囲がいつも気を使ってくれたり助けてくれる環境。
海外の旅が好きなのも、きっと行く先々で、手助けしてくれる人に出会うからでは
ないでしょうか?

自分は、税金を多く払う必要もなく、みんなが払う税金を使って
毎日ヘルパーさんが来て、家の事、身体の介助、何でも助けてくれる。と。
交通費にも優遇がある
この会話を笑顔で話す事自体に驚きを隠せませんでした。

私には、叱咤激励してくれる子供がいます。
一緒に笑ったり泣いたりしてくれる友達もいると信じています。

心の貧乏。

この方は、典型的な心の貧乏な方だと思いました。
障害者になってから、性格が変わったのか、それ以前から他人を思いやれる
性格では無かったのかもしれません。

私は、身体に障害のある方と普段、お話をする機会が今まで1度もありませんでした。
精神に障害のある方とは、自分自身が障害があるから機会はありましたが、
元々が純粋なのに、歪んでしまった性格の人が多くいると感じる事があります。
だから、
私は、無意識に適度に距離をおこうとします。
なぜなら、目に見えない障害のある方は心の中も見えないからです。

身体障害者であっても、精神障害者であっても、
まず、人として
多くの人に支えられているという感謝の気持ちを忘れない事が大事だと 
強く感じます。
周囲の人への言葉が自然に出るような環境は、自分で作れますように。
           「ありがとう」

この記事を書いたユーザー

ecoplace このユーザーの他の記事を見る

シングルペアレンツとして、子育ても終わり自分の時間をたっぷり持てるようになりました。
世界や世の中、社会で起きている事に敏感に反応するのは、DV生活から海外へ逃げた勇気が持てたからかもしれません。

ここには、私の幼少期から今に至るまでに経験したり観たり聴いたりした事を、
社会へのメッセージとして書き綴っていきたいと考えています。

得意ジャンル
  • 動物
  • 海外旅行
  • 国内旅行
  • おでかけ
  • グルメ
  • 料理
  • テレビ
  • 恋愛
  • 美容、健康
  • ファッション
  • キャリア
  • ニュース
  • 話題
  • 社会問題
  • インターネット
  • ライフハック
  • 広告
  • 育児
  • 暮らし
  • カルチャー
  • エンタメ
  • 感動
  • コラム

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス