秋田県「学力テスト1位」って本当?

文部科学省が2007年に43年ぶりに「学力テスト」を実施し、以後8年連続1位を記録した秋田県。秋田県の塾の件数は2014年の調査では、47都道府県中32位となっており、実際に塾に通ってる子どもの数も2015年の調査で、47都道府県中47位といずれも低いことがわかりますね。なんで秋田県は連続で1位を取り続けられるのでしょう?実は、筆者も秋田県出身です。そんな私が驚かれた学生の頃の話について少しだけお話しましょう。

国の学習塾は55,037軒で、小中高校生徒1000人あたり4.10軒。最も多いのは和歌山県で5.85軒。以下、徳島県、香川県、愛媛県、兵庫県と続いている。一方、最も学習塾が少ないのは岩手県で小中高校生徒1000人あたり2.52軒。この他、山形県、青森県、熊本県、北海道などで塾が少ない。

出典 http://todo-ran.com

塾は都心部に多いというのはどうやら私たちの偏見だったのですね。

秋田の子どもたちは...

 とにかく早く寝る子が多いのです。私が小学校に入学してから「低学年(1,2,3年生)は夜の8時には寝ましょう。高学年(4,5,6年生)は夜の9時までには寝ましょう。」という決まり文句をよく耳にしていました。入学してから、夏休みや冬休みのたびにこういった内容が書かれた保健だよりが配布されていました。実際、家庭でも母に夜の8時、9時を過ぎても起きているときなんかは「早く寝なさい!」と怒られていました。
 また、「朝ごはんをしっかり食べる」ということも保健だよりでよく書かれていたことの一つです。筆者も朝はしっかり食べ、学校に登校していました。
 早く起きる子が多いのも本当です。なぜなら、ほとんどの学校で集団登校を実施しており、学校に歩いて登校する子が多く、そのためには早く起きなくては同じ登校班のみんなに迷惑をかけるからです。私も学校まで片道50分弱の道のりのために早起きをしていました。

 そして何よりも自然が豊かな秋田県。外で元気に走りまわる子が多いのもまたその秘密の一つなのかもしれません。実は、秋田県は「体力テスト」でも全国トップレベルだということが記録されています。外で走り回る、木に登る、など自然を生かした遊びがその根本にあるのかもしれませんね。筆者も小学生の頃木登りに精を出していました。

秋田の学校の不思議

 私が自分の学生生活が少し変わってるってことに気付いたのは高校を卒業してすぐ、友人に学生時代のことを話した時でした。筆者は、「家庭学習(自由学習)ノート」というものを小学2年生の頃に始めました。2年生になり先生から「自由学習ノートを毎日2ページやること」が宿題でした。しかし、内容は自由で、自分で問題作るもあり、作文を書くも、計算、漢字をやるもよし、とにかく2ページ思いのままにノートを書いて提出しました。学年が上がるにつれ、ページ数も増えていきましたが、決して嫌いな宿題ではなく、むしろ楽しみながら取り組んでいました。
 
「1つの授業に先生が2人いました。」多くの科目で先生が二人いたことを記憶しています。時には、一クラス10数人程度で授業をして、生徒の意志で自分のレベルにあったクラスに行き授業を受けていました。また、そのっクラスでもさらにできる子できない子がでてくるのは仕方のないことなのですが、できる子ができない子に問題の解き方を教えるというような習慣もありました。
 
「先生が教えてくれました」というのも、勉強に関してはすべて学校の先生が教えてくれてました。なぜなら、私の住む地域には塾が存在せず、学校の先生方がわかるまで付き合ってくれてたことを覚えています。中学の頃、担当教科をとわず先生なら誰彼構わず質問に行っていました。休憩時間、放課後など中三の頃は、教室と職員室の間を駆け回っていたものです。

 「朝学習時間」というものが存在しました。それはたったの10~15分のみです。漢字ミニテストや、簡単な計算問題、読書などがメインで行われていて、中学校に入ってからは新聞に要約などもしていたと思います。短いからこそ集中して行えるのもこの朝学習の魅力です。

これらを友人に話すと驚かれたことに、私も驚きました。少人数学習や、自主学習などそれが当たり前だと思っていたんですね。

おしつけはやる気を半減することも...

もちろん秋田県もすべての子どもがこれを実践してるわけではありません。子どもにや時代の変化とともに変わっていると思います。勉強が嫌いな子がいるのもまた事実です。やる気は無理やり起こすものではありません。子どもたちが自由に学習する環境を作ってあげることがだいじなのです。

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知り合いが誰もいない環境を求めて高校卒業後に韓国に留学。現在、韓国で大学に在学中。

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