犬を迎える、育てる為に必要な14ガイドーガイドその① 施設の犬「 保護犬編 」前編

出典筆者撮影

前回の記事では犬を迎えるなら保護犬を、
買うなら単犬種ブリーダーから迎えよう!!とお伝え致しました。

世界中には何百万もの犬が家を持たず、
その中の多くは現在、保護施設で2つの選択肢を待っています。

暖かい家族のいる家か・・・・・死か・・・・・

多くの人は保護犬と聞くとなんだか悪いイメージを持ちますが、
ここではその悪いイメージを5つに分け、訂正していきたいと思います。


①・・・・・・犬に問題があるから保護施設にいる。

皆さんは保護施設にいる理由を犬に問題があるからと思っていませんか?
それは大きな間違いです。
この間違った常識は、犬が保護施設にたどり着く理由が誤解されているからなのです。

保護施設にたどり着く理由・・・殆どの方はその理由を、
野良犬だったから、警察に捕獲されたから、攻撃的だったから、逃走癖があるから、
情緒不安定だったから、獰猛だったから・・・・と、そう思うことでしょう。

世間一般には保護施設の犬は皆、何かしらの癖を持っている!!と思われがちですが、
実は保護施設にたどり着く理由は、犬の行動にはまったく関係がありません。
人の身勝手さと人の不甲斐なさが原因なのです。

その一つとして、経済的な理由、引っ越しや結婚、妊娠、想像よりも大きくなったからとか、最悪は飽きたから、などの人の身勝手さ・・・

そしてもう一つが人の不甲斐なさ、期待と現実のギャップです。

小さくかわいらしいゴールデンレトリバーの仔犬が、活発で力強い成犬に育ってしまった時、愛くるしい愛玩犬をかわいいからと甘やかし、ルールも境界も制限も決めずに育てた結果、コントロールがきかずに支配的な犬になってしまった場合。

人の身勝手さと不甲斐なさの責任を保護施設にいる犬は背負っているだけなのです。


②・・・・・・彼らの過去を知ることができない。

保護施設にいる犬の過去を知ることが出来ないという事は事実です。

しかしそんなことは関係がありません。
犬も自分の過去を知ることが出来ません。

特に愛してくれる良いリーダー達にかこまれて暮らす家なら尚更です。
犬は過去を振り返りません。

だから人も犬の過去がどうであれ、そんなことは考えるべきではありません。
犬の過去を話す保護施設もあるようですが、そんなことは必要なことではありません。
なぜなら人は過去をくよくよ考える生き物だからです。
人から虐待を受けた、車から投げ捨てられた、劣悪な環境から保護された、
精神的なダメージを負った、など色々とあるが、それは過去の出来事です。

犬は今を生きています。

犬の過去が問題となるのは、人がいつまでも保護施設に来る前の事を
くよくよと考えている時のみです。
犬はその出来事が起こらなくなった瞬間にそれを忘れます。
そして人も昔のトラウマに関連する切っ掛けを作らないことで、
犬が過去を忘れる手助けが出来るのです。

                                  後編へ続く


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千葉県旭市在住、関東圏内を中心に日英家庭犬しつけインストラクターとして活動しています。
超大型犬から小型犬まで、仔犬から成犬までどんな問題、お悩みでも対処しています。
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